アフィリエイト記事を書いて暫くすると、記事の検索順位は下がっていきます。Googleのアップデートで新しい記事や情報が上位に来るようになっているからです。
よく順位が下がったとか、検索圏外に飛ばされたなんて声が出て来ますが、これはGoogleがかなり頻繁にアップデートを繰り返しているから起きる現象になります。
凡そ1ヵ月ごとにアップデートを行うので、アフィリエイト記事の順位はその都度変化していきます。昔より頻度が上がっているので、上位表示のキープは大変になりました。
アフィリエイトは稼げなくなったという声は、Googleアップデートの仕様変化に対応出来なくなったというのと同じです。これを理解する重要性も増したと言えます。
今は権威性と専門性が重要なので、個人よりも企業や法人のアフィリエイトサイトが上位に来やすくなっています。これも上位を狙う難しさを生んでいる。
販売や紹介など、稼ぐ系のアフィリエイト記事の順位は常に上位に置きたいものです。順位を下げずに上げる為には、リライト作業を行う必要があります。
よくリライトしなさい!とアフィリエイトでは言われますが、これは今後も不変の真理を言い当てています。変化が早いネット空間で、リライトは切り離せないものです。
アフィリエイト記事のリライトはコツがあります。コツは方法やノウハウの全体もしくは一部を表します。知っている方が得をするイメージのものです。
アフィリエイトする上で、全くリライト作業をしないケースはあまり見られません。どんな記事もリライトをして上位を維持しようとしています。
コツはまさに、コツコツと更新や修正を入れて変化に対応していく姿勢が当てはまります。特別というよりは、地道さがリライトのコツとなるでしょうか。
最も、リライト作業のコツを知れば効率的な記事の上位キープが視野に入ります。コツを知らなくてもリライトは出来ますが、記事数が多いと時間も労力もかかってしまいます。
リライトで大事なポイントはいくつもありますが、特に大事なのはキーワードや構成です。また、リライトの意味を正しく把握するのもコツになります。
アフィリエイトに必須なリライト作業のコツ。これを見ていきましょう。記事数が増えて来たら必ず確認する所です。
アフィリエイトのリライトは改善や変化への対応

アフィリエイトブログやサイトで言われるリライトは、改善や変化への対応が実態に近いと思います。
単に書き換えや書き直しをやるのでは無く、リライト前と後でアフィリエイト記事の情報の価値を高めることが大事です。中身はあまりいじらず、価値を付け足すイメージ。
アフィリエイトのリライトとは何か。まずこれを明確にしましょう。
リライト→上位に合わせて改善や修正をする
リライトは直訳では書き直しですが、アフィリエイトで言うリライトは違います。書き直しでは無く、記事の改善や修正を意味する言葉です。
具体的には情報の中身をリニューアルしたり、必要な言葉を補ったりする行為がリライトです。また、記事に使われる画像や写真も修整や改善の対象になります。
リライトは「rewrite」と書くように、元の文章の意味は大きく変えずに、情報の更新や付加価値を付けるイメージを持って貰えたらいいかなと思います。
目標はどこに置くかというと、上手い人に合わせるが答えになります。要は自分のアフィリエイト記事と同ジャンルかつ、似たキーワードで上位にある記事を対象とする。
上手な人を真似るのは、アフィリエイト記事に限ったことではありません。上達するには上手い人から学ぶ・真似るのが最も効果的かつ早いです。
最も、上手い人を真似るのは、今までもされた来た方法ではあります。違うのは真似をする部分が変化したということです。
情報源や手法など、流行や時代ごとに変化するものはリニューアルが要ります。これは別に変わっていませんが、構成や言葉を強く意識するようになったのは大きな変化です。
上手い人が書いていることを真似る→上手い人が使っている言葉や構成を真似る
このように変化したのが2021年という節目です。同じ内容でも脈絡や形を整えずに書いた記事ではダメで、評価される構成を作ることが大事になったと言えるでしょう。
リライト≠パクる
注意すべきは、リライトは真似ではあってもパクりでは無いことです。仮に上位を参考にするとしても引用に留めたり、中身は独自性を残すことが重要になります。
よくリライト記事を書きなさい・書いてはいけないと言われますが、これは「上手い人を参考にしながらも独自性を持った、コピペでは無い内容にしてくれ」ということです。
出典があって正しいと確信出来る情報や方法が公開されているなら、それを持って来ることは問題ありません。但し、出典元を示して引用したと伝えるのが前提になります。
確かに上位者をそのままパクれば模範解答はすぐに出来ます。しかし、記事を含む創作物には著作権が存在するので、コピペしたらバレて咎められます。
著作権違反は重い場合、逮捕や懲役もあり得る犯罪です。著作権違反をしない為にも、上位表示の記事のパクりは絶対に止めた方がいいです。
王道のパターンに則って行う
アフィリエイト記事を書くには時間がそれなりに必要です。2,000字程度ならともかく、5,000や10,000字となると書くことも増えるし、難易度も上がります。
タイピングが早ければ短縮出来ますが、それでも1日に10,000字となると結構時間がかかります。トレンドアフィリエイトで3,000字の記事を3つ書く場合がこれに相当します。
量を捌く為には効率化が必要です。書けないとか、書くことが見つからないと悩む暇は無く、いかに効率的に素早く書いていくかが大事になります。
タイピングが早くなるのも1つの回答ではありますが、一番は書き方のテンプレート化や書く対象を事前に準備してトレース出来るようにすることだと思います。
要は仕事でも使う、「マニュアル化」や「見える化」を予め済ませておく。前日の夜に次に書くことを決めておいたり、自分が書きやすいパターンを確立しておく話になります。
単に記事の量産をするのは良くないけど、内部リンクや構成の面で、ある程度の記事数が重要になるのもまた事実です。数を早く揃えるにはスピードが要ります。
リライトも同じで事前にテコ入れや、修正を入れる点を明らかにしておく方が早く終わります。自分の王道パターンを見つけるイメージですね。
アフィリエイトのリライトのコツは?

アフィリエイトのリライトにはコツがあります。それは「リライトする対象を絞ること」です。全てをリライトすると時間がいくらあっても足りません。
アフィリエイト記事の数も重要になるので、いかに早く量産化出来るかもコツとなります。それを崩さないようにリライトするのも、コツと呼べる要素だと思います。
アフィリエイト記事のリライト。そのコツを見ていきましょう。
検索上位に行きやすい記事をリライトする
リライトは全ての記事で行う必要はありません。リライトする目的は検索順位を上昇させることにあります。
無数にある記事で、同じ評価や順位になるケースはほぼありません。似たキーワードを使っても順位の違いや変動幅も違ってきます。
Googleのツールの1つである「サーチコンソール」を使うと、無料で自分の書いた記事が検索でどこにあるかをチェック出来ます。
そこで上位にある記事を選んだり、あるいはたくさん表示(見られている)されている記事を選んでリライトの対象とすればOKです。
勉強で例えると、検索上位に来た記事は得意教科みたいな位置付けです。得意教科はあまり勉強をしなくても、自分が高得点を取りやすい教科ですね。
そうした得意科目に相当する検索上位の記事をリライトするのは、その記事が高い確率で上位に行ける可能性を持っているからになります。
80点は確実な記事なら、後はテコ入れをしてやれば90点や100点になります。30点を60点にしても、検索上位に来るのは難しいのが実情です。
受験なら全て60点以上にするやり方でいいですが、仕事やアフィリエイトだと得意や強みを伸ばす方が活躍しやすいです。リライト作業も同じ考え方が出来ます。
サーチコンソールを見て検索上位にある記事。これがリライトの対象となる1つ目です。
上位に行かせたい記事もリライトの対象
2つ目が上位に行かせたい記事です。勉強で言えば得意では無いけど、何とか点数アップを図りたい科目がこちらになります。
特に商品紹介や自分の商品を販売する記事は、上位表示して人目に触れさせたい筈です。売上に直接貢献するのはそれらになります。
また、自分が重視している要点や主張を詰めた記事も、読んでほしいと考えることは多いでしょう。それらを見つけ出してリライトする内容です。
上位に行かせたい記事は、ライバルが強くて上位表示が出来ていない場合が主な原因です。ライバルチェックを入念に行って改善や修正を加える必要があります。
特に上位3位当たりまでの構成や言葉を確認し、自分の記事に取り入れる工夫を重ねないと順位は上がりにくい。我流ではまず順位は上がりません。
検索順位はGoogleのような検索エンジンという、「機械」が決定しています。機械が見てイイね!と判断する構成と言葉を入れないと評価してくれません。
検索ニーズが高い記事はリライトしたい
3つ目が検索ニーズが高い記事です。勉強で例えれば、周囲から成績を上げてほしいと指摘される教科になります。努力すれば改善は十分可能な所です。
見るポイントは表示回数となります。多く閲覧されている記事は検索ニーズが高いと考えられる。ニーズが高い記事をリライトすれば、より多くの人の目に触れやすくなります。
検索ニーズが高いものにリンクを貼ったり、関連性が高い記事を入れるとそちらも読まれやすくなります。
検索ニーズが高い→人の流入が多い→内部リンクや関連記事へ誘導しやすく、多くの記事を読んで貰える
こうした構図が作りやすいので、検索ニーズが高い記事も定期的にリライトしておく方が効果的です。
これら3つが重なったり、部分的に重なる記事はリライトの候補として間違いありません。1つでも当てはまる記事はリライトに挑戦してみましょう。
リライトの期間は短くて2週間、長くて1ヵ月単位で行います。記事の重要度や需要が高いものを優先し、普段は記事の追加を意識すれば、媒体全体の順位は上がっていきます。
決め手はキーワード。文章より重要
リライトのコツはいくつもありますが、特に重要なのはキーワードです。文章がいくらあってもキーワードが無い記事は機械も人も読んでくれません。
人が好む文章と機械が読みやすい文章は全く異なります。人は冗長な長文でも解釈しながら読めるし、そうした文章を好む人も一定数はいます。
対して機械は自分のルールや設計思想にどこまでも縛られるので、キーワードを中心に文章を把握して来る傾向が強いです。人が得意な「推察」が苦手という感じでしょうか。
検索順位は機械(Googleなどの検索エンジン)が決めるので、機械が把握してくれないと上位表示は難しい。
キーワードが足りなかったり、上位表示されている媒体に使われている関連ワードが無かったりなど、意外と抜けている部分が多いと気付くのはリライト中です。
字数を稼ぐ為に入れる「無駄な文章」は要りません。要るのは検索上位にいるブログやサイトに存在するキーワードをいかに調べ、自分の媒体に盛り込むかだけです。
アフィリエイト記事のリライトで気を付けること

アフィリエイト記事のリライト作業で注意すべきは、「著作権違反」と「スパム行為」です。他にもありますが、主にこの2点を注意してみておけばいいと思います。
記事のリライトでやりがちなのが、コピペやパクりです。また、不用意にアフィリエイトに使うキーワードや内部リンクを入れ、Googleの評価を上げようとする行為はスパムとなります。
アフィリエイト記事のリライトで気を付ける所。これについて掘り下げていきましょう。
著作権違反はダメ
誰かの真似は有りですが、丸パクりはいけません。記事も含め、著作物には著作権が存在します。違反者はペナルティを受けます。
漫画の話でも書きましたが、真似とコピペの境界線は、引用が成立するか否かが1つあります。引用ならパクりにはならず、著作権違反はしていません。
優れたものやオリジナリティが高いもの。これを利用したくなるのはおかしくありません。漫画やアニメのレビューでは、よく一部がそのまま抜き出されて使われています。
この時、ただ抜き出しただけではコピペになります。引用にはならず、著作権違反になってしまいます。コピペでは無い形に加工しないといけません。
引用の条件は以下の5つの項目を満たすかになります。1つでも外れると引用と認められません。
- ネットも含め、世間に公開や公表された情報であること
- 引用部分と自作した部分が明確に区別されているか
- 自分の創作物が主体で、引用や利用した部分は副的なポジションになっているか
- 引用した情報と自分の創作物との関係性(皆無なものはNG)
- 出典や引用元が明示されているか
2番目の区別は、記事やページでは曖昧な所もあるが、3番目と4番目は重要な点です。自分が書いた記事かつ、参考にした記事やページと関係があるかは必須項目になります。
要はコピペやパクりでは無いという証明が、3番目と4番目を満たすことで可能となる意味になります。逆に満たさない場合は完全にアウトです。
これら5つのポイントを満たすように、記事をいじることがリライトとなります。
スパム認定されそうな行為はしない
リライトした記事がスパム判定を受けるケースは、大別して2つあります。1つは不用意にキーワードを詰め過ぎないことで、もう1つがリライトが上手く出来ていない場合です。
まず前者は分かりやすく、日本語や文章として不自然なまでにキーワードを多用するやり方が該当します。
「アフィリエイト」・「リライト」・「コツ」がこの記事のキーワードですが、AとBの2つの文章で違いがあるかと思います。
A:アフィリエイトのリライトのコツは●●です。●●に加えて△△というコツも入れていくと、リライトのスピードも上がってアフィリエイトで稼ぎやすくなります。
B:アフィリエイトのリライトはリライトするコツを覚えるのがアフィリエイトで稼ぎ続けるコツですよ。
AとBでは共にキーワードを使っていますが、文章の通り方がBは変な感じがしませんか? Aは自然に意味が通りつつ、キーワードを詰めた文章になっています。
Bは単にキーワードを詰めただけの文になっています。キーワードの数は機械による高評価の1つの要素ですが、数を稼ぐ為だけに詰め込むやり方は不味いです。
キーワードを無闇に入れると、Googleはその記事やページをスパム認定するケースがあります。適切にかつ多く入れるようにする工夫がリライトでは必須です。
もう1つがリライトが上手くいってないパターンです。これはリライトの意味をもう少し深堀すると分かりやすくなります。
リライトの方法として、「言葉の順序」・「文末表現」を変えるのは有効な手段ですが、これだけでは単なる書き換えでリライトとは呼べません。
書き換えるだけで無く別の観点を入れたり、膨らまして付加価値をつけること。これがリライトでは必要な要素になります。
原文:9月30日に衆議院議員選挙の投票が行われます。新型コロナの関係上、投票は電子形式で当日のみ出来る仕様になっています。
悪い例:衆議院議員選挙が9月末にある。今はコロナ禍で三密を避ける関係上、電子形式だけで投票をするようだ。投票日は当日30日だけらしい。
一例:9月末日に行われる衆議院議員選挙は、電子形式で当日のみの投票となっています。理由は新型コロナが蔓延し、外出で感染機会を増やさないことが念頭に置かれたからです。
コロナ禍を筆頭に、混迷が強い日本と世界の状況に対応出来るリーダー。それが今回の選挙の焦点となります。コロナ対策を後回しにする政策は論外ですね。
原文に対し、文末や言葉の順序の変更、同義語に変えるというのは悪い例でもしていますが、これだけだと単なる書き換えで終わっています。
一例の方は文末は変えずに、言葉の順番と同義語に変えるという方法の他、さらに情報を加えて付加価値を入れているという違いがあります。
悪い例と一例では、受ける印象も変化している筈です。独自性を加えたことでスパム認定されず、Googleから評価される方向になっていると思います。
リライトとは「書き換えや書き直し」では無く、「書き改める・書き加える」であること。
元の文章を原材料にして、原文以上の情報や独自性・専門性を持つ中身に変えることが、リライトの本質だと考えていいでしょう。
書き加える、即ち膨らませる際に使えるものとして、自分の発想力や別の情報源を使うことも大事になります。
リライトという言葉から連想してみましょう。人によってはパクるとか、手直しという言葉が浮かぶのではないでしょうか。
あるいは外注を雇ってリライトするとか、外注とのやり取りを思い浮かべる人もいるかもしれません。リライトという言葉から浮かぶものはいくつもあります。
また、リライトについて他の人が書いた内容も参考に出来ます。それを上手く混ぜ、さらに自分の言葉や見解を入れれば自分のコンテンツが出来上がる。
こうした引用や発想が、誰かのコピペやスパム記事化を防ぐことに役立ちます。
アフィリエイト記事のコツは2021年以降変化している

ここはリライトから離れて、アフィリエイト記事のコツについての変化を書いていきます。
2020年までと今年以降で、大きく変化したポイントがあります。2020年12月に起きたGoogleの大規模アップデートの関係が強いです。
Googleはアフィリエイト記事の質と専門性をより重視する方向性に進み、中身の無い記事やページを圏外に飛ばす姿勢を強化しました。
逆に見れば、上位に来る答えが見えやすくなったとも言えます。はっきりとこれが正しくて、上位に置く価値があると判断したコンテンツが上位にあるということです。
アフィリエイト記事の書き方のコツも、それに適応した形になったと見れます。コツは「正しいとお墨付きがある情報源」を参考にすればいいということです。
アフィリエイト記事のコツ。これを最後に書いて締めとしましょう。
「シンプルに・簡単に」がトレンド
権威性と専門性が問われる方向に進んだものの、環境としてはシンプルさや簡単さが浮き彫りになったのが2021年以降です。
アフィリエイト記事は書き方がありますが、これを延々と考えずに済むようになったのは初心者には嬉しい情報となります。
また、最初のテーマやジャンル選定がしっかり出来れば、自分が目指すべきゴールが明確になったのも良い点です。目的地が分かれば人は行動しやすくなります。
初心者であっても自分の得意や強みが明確な人は、記事を書ければ上位表示がされやすくなっています。記事の基本的な書き方を身に付ければ良くなりました。
複雑な構成の作成や画像処理のスキルが無いと稼げない。こういった特殊性が薄れ、ただコンテンツの中身をいかに価値あるものに出来るかが問われる方向に変わっています。
極端に言えば、パワーポイントで資料を作れるなら、アフィリエイト記事を書いて稼げるようになっているという感じです。
パワーポイントを作るのは簡単だと思います。一番上にはタイトルを貼り、フリーの画像や説明文を書いて貼り付けるだけで資料作成が終わってしまうレベルです。
会社や学校で目にする資料レベルが作れるなら、記事を書くことは出来ます。凝った書き方より、資料の中身がきちんとしている方が評価されやすいのと同じです。
さらに、環境が専門性を見るようになったので、一部や特定分野に強い人が勝ちやすい方向へ推移しています。
自分の強みをはっきりさせ、後はひたすら作業を積み重ねる。強みが分かればテーマやジャンル選定は難しくありません。選定が出来たらサイトやブログ設計も楽になります。
中身や質に自分を強く反映させやすくなった、自分が目指すべきゴールが見えやすくなった。
それが2021年以降の環境と言えます。何でもいいのでスペシャリストであれば、稼ぐのは楽になっているということです。
ある意味センター試験っぽい?
今までのSEO対策が大学入試の論述試験とするなら、2021年以降の傾向はセンター試験の選択や穴埋め問題になった感があります。
論述問題は自分の思考力が問われます。「論ずる」とは自分で考えて主張することを意味します。暗記もそうですが、思考力や応用力が強く問われる形式です。
医師国家試験や司法試験が難しいのは覚える量も膨大かつ、論述が大変だからです。知っていてそこから捻り出すのは、ある程度の蓄積や経験が無いと厳しいものがあります。
対してセンター試験は4~5択の内の1つを選んで回答します。論述のような高度な思考力は問われず、暗記が出来ているかが焦点になります。
極端に言えば、5択でも20%の確率で正解出来るのがセンター試験です。論述だとこの得点は得られません。高得点を取りやすいのはセンターの方ですね。
暗記するのは難しくありません。量は多いけど不可能では無い。単に頭に詰め込めば、正解を導ける手軽さがセンター試験にはあります。
2021年以降のSEO対策は、権威性と専門性が重視される流れになっています。
その点では厳しいけど、逆に言えば評価される要点を押さえた媒体は、上位表示されやすくなったとも言えます。センター試験で正しい選択肢を選べば高得点が取れるのと一緒です。
奇抜さや独自性溢れる答えを良しとする論述より、ひたすらその時その場の正解を積み重ねる穴埋めやセンター試験。今後のSEO対策はこのように変化したと見れます。
完全に一致やトレース出来る答えは難しいけど、上位、つまり高得点を収める人達の真似をするように得点を増やす方法が、上位表示されやすくなるコツになっています。
「検索上位≒権威性と専門性が高い」なので、それに近づけようとするのが肝と言えます。自分のブログやサイトの改善は大体がこれです。記事は特にその傾向があります。