公務員の副業

アフィリエイトは公務員に可能な副業だけど

公務員は副業禁止。これは耳タコな人もいるでしょう。こち亀で警察官の両さんが色んな副業に手を出していますが、リアルなら即クビのレベルです。

会社員でも副業禁止の会社でアフィリエイトをやれば、懲戒処分を受ける可能性はあります。公務員はまず間違い無く、懲戒処分が下るリスクが拭えません。

公務員は公務員法で明確に、副業禁止と書かれています。ごく一部の例外はあれど、アフィリエイトも含む副業がバレたら身の破滅もあり得ます。

法律からして副業が認められない公務員は、副業をするリスクが会社員より遥かに高いです。アフィリエイトを考えるなら、絶対にバレない対策が必要になります。

アフィリエイトをやるか、公務員を取るか。公務員が副業やアフィリエイトを考えるなら、どちらかに絞った方がマシなパターンも多いです。

バレたら辞める。この位の覚悟が無いと、公務員のアフィリエイトや副業は成立しません。身バレしにくいアフィリエイトでもリスクは少なからずあります。

両さんみたいなマルチかつ秀でた才能の持ち主なら、いっそ公務員は辞めてビジネスをした方がいいかもしれません。副業を本業にする方が稼げそうです。

両さんは副業として手を出したビジネスの息抜きに、警察官をしている感すらあります。仮にアフィリエイトをやるにしても結果を出しそうな人ですね。

私はどちらの立場でもありません。公務員が副業やアフィリエイトをするなら、全て自己責任でやるだけのことだと思います。失敗も全て自分に帰するだけでしょう。

懲戒処分や身バレが怖いなら、初めからアフィリエイトもしない方がいいと思います。そうしたリスクを込みでやりたい公務員だけがやれる話です。

両さんはお金には汚いですが、公務員をクビになっても平気な点が強いです。フィクションではあるものの、そうした姿勢を持てるなら副業をやるのは有りだと感じます。

やるなら絶対に身バレや職場バレしない。バレたら終わり。こうした覚悟が持てる人なら公務員でも副業やアフィリエイトで稼ぐことは出来るでしょう。

アフィリエイトはバレにくい副業ですが、これ以外でもバレにくいものはあります。それも含めて書いていきます。

アフィリエイトは公務員に向いた副業ではある

アフィリエイトは副業の中でも身バレや職場バレしにくいものです。特に身バレが致命的な公務員向きと言えるでしょう。

文章を扱う仕事が多い公務員にとって、文章を書くアフィリエイトはやりやすさもあると思います。副業として公務員にピッタリな点は間違いありません。

一方で必ずしも公務員に向くとは言えない部分もあります。そこを踏まえて副業にアフィリエイトを選ぶと良いと思います。

身バレしにくいアフィリエイト

アフィリエイトが公務員向きな最大の理由は、身バレや職場バレのしにくさです。バレる副業は公務員では不可能になります。バレるリスクが重すぎる。

アフィリエイトは偽名で始められ、顔出しも外出も不要で家で出来ます。個人で完結出来、バレるリスクを上げるグループ化も要らない点で優れています。

アルバイトやパートは外出も名前も本名も必要になります。そこで同僚や関係者に目撃されたら終わりです。また、新型コロナの流行で外出も非推奨となっています。

公務員の事情的にも、昨今の状況的にもアフィリエイトは副業にピッタリの特性を兼ね備えています。公務員で副業を考えるなら、アフィリエイトは最有力候補になるでしょう。

文章を扱う点は公務員向き

アフィリエイトはジャンルやテーマにもよりますが、それでも少なからず文章を書く所はあります。何かを紹介・発信する上で言葉は外せないものです。

公務員は試験でも仕事でも、文章に触れる・書くことはしていると思います。報告書などを出すのに、文章が書けないでは話になりませんよね。

記事やページを作る際、そこに文章を入れる作業は発生します。公務員は他の仕事よりも文章に触れる為、抵抗感が少ない筈です。

最も、公務員がよく見るお堅い文章。所謂公的な書類の書き方では、読む側は辛いものがあります。口語的になる必要はありませんが、読みやすさと分かりやすさは大事です。

法律みたいな、最後まで読まないと何が言いたいか分からない書き方は良くありません。人は先に結論や予測がある文章を好みます。

故に、先に主張したいことを書いたり、長くなりそうなら短く切るなどの工夫は要るでしょう。長ったらしいのも読み手の負担になるからです。

文章量が多くても読みやすい。それには必ず、先に結論を持ってくるのと、一文ごとの長さを適切にしている点があります。スパッと切れた方が頭には残りやすいです。

文章に馴染んでいる公務員なら、この手の書き方はすぐに覚えると思います。アフィリエイト記事を来る上で大事な、文章作成は困らない筈です。

公務員的な仕事とは性質が異なる

アフィリエイトもネットビジネスの1つになります。ネットを介する点以外は、リアルのビジネスと同じような点がネットビジネスには存在します。

会社員も多くは、上から頼まれた作業や職務をこなすことで成立しています。特に公務員は自分の判断では無く、組織や全体の歯車として振る舞うことが求められるでしょう。

しかし、ビジネスでは上司がいません。何をどうやるか、いつまでにどこでするかなどは、全て自分で考えて動く必要があります。この点が公務員と大きく違う所です。

「作業したから給料」とか「時給いくら?」という感覚では通じません。お金が発生するのは、貴方が提供したり、紹介した商品やサービスが売れた時に限られます。

一般的な「仕事」の多くは「時間労働型」となります。これは職場で決められた作業を行うことで、時給や月給としてお金を貰う形式を指します。

時間労働型は、自分の肉体や労働力を対価にお金を得る仕組みです。アフィリエイトやネットビジネスは「成果報酬型」か「資産運用型」で、全く異なるシステムになります。

アフィリエイトは成果報酬型です。これは自分の持つスキルや経験を売り、お金を得る仕組みです。売れるスキルや商品を持つ人だけが稼げるシステムとなっています。

時間労働と違って全く稼げない人もいれば、短時間でも大きく稼げる人もいる仕組みになります。アフィリエイトで稼ぎたいなら、売れるスキルや経験が必要になる訳です。

公務員も時間労働型の働き方になります。上や誰かからの指示で動き、給料を得るのとは異なるので、成果報酬型の感覚を理解しないといけません。

売れない・読まれないのは自分に責任がある。その原因を探ったり、改善していく姿勢がアフィリエイトやネットビジネスには要ります。誰かのせいにしても改善しません。

公務員的な感覚を、アフィリエイトやネットビジネスに持ち込むと確実に失敗します。成果も責任も全て自分に帰する意識が重要になります。

身分は通じないのがアフィリエイト

例え公務員や会社で出世した人でも、アフィリエイトやネットビジネスで成功するとは限りません。ニートや引きこもりから成功者も出る世界だからです。

学歴や職歴が優れていても、それがアフィリエイトやネットビジネスの成果とイコールでは無い点が興味深い所ですね。身分は通じないとも言い換えられるでしょう。

組織の歯車として優秀なのと、経営者として優れているのは意味が異なります。優秀でもトップに立てない、勉強は出来ないけどリーダー向きという例はいくらでもあります。

個人や小集団とは言え、そのトップに立てば経営者やリーダーとなります。この時に能力を発揮出来る人は、アフィリエイトで成功する可能性が高いです。

情報を集めて情勢を分析し、決断を下すのがリーダーの役目です。上から言われるのでは無く、自分が責任を取る形で人を動かしたり、自ら動くのがリーダーと言えます。

どれだけ優れた経歴であっても、この能力が無いとアフィリエイトやネットビジネスで成功しにくい。身分や肩書は何の役にも立ちません。

参入した後で大事なのは、自分は何も無い初心者から始まるという意識だと思います。肩書や思い込みは捨て、ただ愚直にやるべきことを見つけてやり抜く。

公務員などはこの点で間違いやすいと思います。自分は公務員だからという考えは、アフィリエイトやネットビジネスでは邪魔になるでしょう。

身分や肩書へのこだわりは捨てて、ただ1人の自分としてネットに潜っていく。それが成功に繋がる在り方では無いかと思います。

公務員は副業禁止のペナルティが厳しい

公務員は公務員法で明確に副業禁止を規定されています。就業規則のような、法的な強制力が無い会社員と違い、公務員の副業は処分が重くなりやすいです。

公的な立場・職務に就く公務員が、自分の利益を第一にして動くのは問題が大きいです。副業もその範疇に含まれるので、法律で副業禁止となっています。

バレたら終わり。それ位の覚悟と対策を持って、公務員は副業するべきでしょう。バレても泣かないことです。

バレたら確実に懲戒処分

何回か書いていますが、公務員は例外を除いて副業は全面的に禁止されています。アフィリエイトもしていることがバレたら懲戒処分を受けます。

一部の例外とは、相や所属組織の人事権を持つトップから許可や承認を貰った場合に限り、副業を認めるという内容です。

これは公務員法104条に書いてあることですが、こうした許可が出ることは稀です。大抵はダメと承認されないのがオチとなります。

また、所轄庁の長が人事院に申し出て、承認を得た場合も副業が認められるパターンもあります。要は自分の上の上にいる上司の許可が出ればOKという訳です。

でも簡単に許してくれるなら、わざわざ法律で副業禁止とは言いませんよね。つまり、許可されないから公務員法で副業禁止と明示されているのでしょう。

また、1人に許可したら、他の人にもを出さないと不平不満が必ず出ます。さらに許可や承認を得るということは、副業の存在を周知するのと同義です。

この時点で許可されなかったら、「この人は副業しそうだな」とマークされるリスクもあります。許可や承認を得て合法化するルートは使えないでしょう。

身バレしない対策が必須

公務員は副業がバレると会社員よりも重い処分が下ります。故に、バレたら終わりという意識で副業やアフィリエイトをする必要があります。

職場に副業のことを言わないのは勿論、税金の納付と確定申告を自分で確実に行う必要があります。また、夜の副業で昼の職務が疎かになるのもアウトです。

確定申告では副業に使った支出を経費扱いに出来ます。なので、小まめに確実に支出を記録しておくと利益が少なく見積もられ、住民税や所得税が安くなるメリットもあります。

確定申告をしないと税務署から「お尋ね」が来る場合もあります。職場に来られたら一発でアウトです。収入が無くても確定申告をしておく方が無難です。

多くが職場が住民税を天引きして納付する形式になっていると思いますが、これを自分で納める形(普通徴収)に変えておくのも必須です。

職場には役所や税務署から、収入から算出された住民税額が送られるので、そこで副業収入がバレることが多いです。住民税を自分で納付すればバレません。

副業を夜にする関係で寝不足になり、昼の集中力が下がるのも良くありません。職務や本業>副業の位置付けを守り、時間をかけて成功に導く方がバレにくくなります。

SNS経由でバレる心配もある

副業がバレる他の要因としては、ブログやサイト内で本名を名乗ったり、自分の写真を載せて目撃されるケースもあります。

また、SNSをしていて、そこに自分のブログやサイトのリンクを貼った結果、副業やアフィリエイトがバレるパターンもあります。

ブログやサイト内で名乗りや写真を使うことは無いと思いますが、SNSは結構やらかしそうな気がします。

SNSは偽名で登録出来るものが多いですが、本名で無いと利用出来ないものもあります。それはFacebookです。Facebookは本名で登録する人が多いSNSになります。

同じフェイスブック社が出しているInstagramは、偽名で登録・利用が可能ですが、Facebookは本名で無いと原則利用が出来ない仕様になっています。

Facebookは閉じた人間関係、つまり、グループを作ることを目的としているSNSになります。グループ内で嘘になる偽名を許さない仕様なのもこれが関係しています。

Facebookは元々、ビジネスや会社での使用を考えて作られた所があります。その為、Facebook内の関係は、ビジネス繋がり的な性質が強いです。

また、Facebookでは本名以外の偽名のアカウントを、定期的に削除しているのも影響しています。

フェイスブック社に申告して偽名のアカウントを復活する手段もあるにはありますが、本人確認などの煩わしさがどうしてもネックになります。

仮に復活出来たとしても、これまでの偽名から本名に変更せざるを得ません。また偽名アカウントとして削除されるリスクがあるからです。

また、偽名から本名アカウントにした場合、それまでFacebookで作って来た人間関係を、新たに作り直す必要も出て来ます。

リアルや他のSNSで繋がりがある人同士ならいいですが、Facebookだけの関係だと名前が変わった後では誰か分からないデメリットがあります。

こうしたビジネス面での悪影響を考え、Facebookでは原則的に本名でアカウントを持つ仕様となっている訳です。デメリットを考えると妥当だと思います。

仮にFacebookを使っている場合、SNSからの流入を考えてブログやサイトのURLを貼ってしまうと、そこを関係者が見た場合に副業がバレる心配があります。

他のSNSなら偽名で誤魔化しも出来ますが、Facebookは本名なのですぐにバレてしまいます。同姓同名の人間だと言っても苦しい言い訳にしかならないでしょう。

SNSからバレるリスク。これも公務員や副業禁止の会社員が対策すべきポイントになります。

SNSでリアルの身分は明かさない

SNSはどれだけ嘘を書いても罰せられることはありません。あってもアカウントの凍結が精々です。

正直は良いことですが、SNSにおいては正直さがマイナスに働くこともあります。特に身バレや住所バレの危険がある情報は書いてはいけません。

特に副業禁止の公務員の場合、扱っている業務や情報の守秘義務は重いものがあります。それを載せる人はいないと思いますが、自分の身分を名乗ることは不味いです。

自分が○○に住んでいる公務員である。この情報がSNSに載った場合、すごい勢いで拡散される可能性が高いです。公務員の情報は脅しにも使えるからです。

SNSで自分をひけらかしたくなる気持ちが出ることもありますが、それでも自分の身分や居場所が分かる情報は載せてはいけません。

Facebookに限らず、貴重な情報やプライバシーはすぐに拡散されてしまいます。それを悪用する人の手にも渡りやすい環境になっている所もあります。

もし自分のSNSから居場所や公務員であることがバレると、それをネタに脅されたり、実際に家まで特定されて被害を被る危険性もあります。

ここから職場に副業まで含めてバレたり、情報漏洩などで迷惑をかけるリスクもあり得ます。故に、SNSに自分の身分や居場所が特定出来る情報を載せてはダメです。

上手く使えば、SNSは検索以外に自分のブログやサイトへ誘導する、優秀な流入ルートになり得ます。副業と個人情報は、なるべくリンクさせないようにしておきましょう。

公務員がしてもバレにくい副業は?

身バレの最大の原因は、本名や顔出しがあって本人特定される点にあります。また、外出で露出するのも同じ位のリスクになります。

公務員は身バレや職場バレがキツいので、これらが絶対無い副業を選択しないといけません。1つでも該当する副業は公務員の命取りになります。

アフィリエイトもその条件に合致する副業ですが、他にも公務員向きの副業はあります。それを見ていきましょう。

本名や顔出しをしない副業しか出来ない

バレるリスクが稼ぎのリターンを上回る公務員は、身バレや職場バレしにくい副業しか実質的に選べません。こち亀の両さんみたいな真似は、フィクションの話だけです。

アフィリエイトもその条件を満たしますが、他にもOKな副業はあります。安く買って高く売るせどりのような、転売ビジネスも該当します。

売買に必要なアカウントは偽名で良く、顔写真や顔出しも不要です。あくまでもきちんとお金と商品のやり取りが為されればOKという世界です。

メルカリのようなフリーマーケットもあれば、ヤフオクのようなオークションサイトもあります。そこで出されている商品から売れる物を安く見つけて買う。

そこで売値を付けて出品し、買い手が現れれば差額分の稼ぎが発生します。売り買いが成り立てばすぐにお金になるので、即金性に優れる副業です。

在庫を抱えやすい、売れ筋や売れる所を見つける難しさはあるものの、アフィリエイトより結果は出しやすい点があります。身バレしにくい副業の候補にもなります。

クラウドワークスやランサーズのような、フリーランスが企業や依頼主からの仕事を請けて働く、在宅式の副業もいいでしょう。

これらの多くは在宅でパソコンやスマホがあれば成立出来る為、自分のスキルや経験次第では大きく稼ぐことも可能です。

アカウントも偽名やフリーメールアドレスがあればOKで、写真も顔出しも要りません。本名や顔出しをしないで家で稼げる点でも公務員向きだと思います。

但し、写真や名前を要求して来るような依頼は受けられません。情報は管理すると言えど、一度相手に渡った個人情報はどうなるか不明でもあります。

思いもよらぬ所に流出し、そこから身バレや職場バレするリスクもゼロではありません。仮に継続以来の仕事でも、個人情報を渡さないとダメな仕事は避けた方が無難です。

知識とお金があるなら投資の方がバレにくい

身バレする最大の原因は、アカウントに本名や顔写真が付属していたり、言動(文章や音声)から分かる人に伝わるなどがあります。

アフィリエイトも偽名や匿名で出来ますが、それでも少なからず自分を表に出す行為はします。文章やジャンルから知人には分かるというケースもあります。

先述したSNSのように、アカウントとブログやサイトの連携で発覚というパターンもあり得ます。アフィリエイトと言えど、バレるリスクは完全にゼロにはなりません。

纏まったお金と専門知識があるなら、資産運用型の副業の方がバレにくいメリットは強いです。自分でお金を運用してもいいし、投資信託のように任せてもいい。

これらは自分が表立って活動する訳では無いので、稼いでいても身バレしにくい点があります。税金や確定申告さえちゃんとしていれば、バレる危険性は最も低いです。

資産運用型のメリットは「お金やお金を預けた先の活動で資産が増減する点」にあります。減るリスクもありますが、基本的に自分はノータッチで済ませられるのは強いです。

アフィリエイトも夜や休日に記事を作る作業に追われたり、SNSやブログからバレるなどのリスクは無くせません。資産運用型ならその点も無いのは、明確な強みと言えます。

昼に眠そう、SNSに不審な点がある。こうした疑いを持たれないだけでも安心感は違います。自分が半ば忘れている所で資産が増減している為、職務に専念出来るでしょう。

リアルで身バレしにくい副業とは?

ネットに疎い・使いたくない、文章を書くのは嫌という人もいると思います。そういう人はアフィリエイトには向きません。他の副業を考えた方がいいでしょう。

せどりも仕入れはネットでは無く、リアルの店舗を回って入手するやり方もあります。売る際はアマゾンや宅配を使うでしょうが、仕入れはネットで無くても出来ます。

身近に仕入れに適した店や、車で遠出も出来る人なら現実的な手段です。ネットには無い、そこにしか無い掘り出し物に出会えたら、稼ぎを大きくすることも可能です。

他にネットを介さないビジネスで公務員の副業に出来るものと言えば、電話を使う系統はあります。あるいは無料通話が可能なアプリやSNSもいいでしょう。

ココナラというサイトが有名ですが、ここでは自分のスキルや経験を持ち寄って「これが出来ますよ」と依頼者を募っています。

クラウドワークスやランサーズが依頼者の集まりとするなら、こちらは提供者の集まりと言えます。そこに自分も出来ることを提供して依頼者を待つ形式です。

これを直接使わなくても、SNSなどで「悩み相談」とか「カウンセリング」みたいな宣伝を出すことが出来ます。SNSの規約にもよりますが、依頼を募ることで稼ぐ仕組みです。

例えばLINE登録したら、「初回は無料で30分貴方の悩みを聞きます」と宣伝を打ち、そこで気に入って貰えたら、「次回からは10分いくらで悩み相談を受けます」みたいな感じです。

これの典型例は電話占いです。お金を払い、30分とか1時間位の時間をとって、アドバイスや占い結果を聞かせて貰うタイプのビジネスになります。

貴方が相手の悩みや愚痴の聞き手になり、そこで相手の気持ちを晴らすことが出来れば、対価としてお金を得られる副業となります。

看板は偽名で良く、顔出しも不要なビジネスなので、上手くやればネットを最低限使うだけで副業になります。SNSなら無料通話可能な場合も多いです。

但し、相手が貴方に話したい・話を聞きたいとなって貰う必要があるので、信用を稼がないといけません。その点はアフィリエイトと変わらないでしょう。

自分の人生経験で相談に乗れるもの。特に経験が豊富なシニアの方が向く副業と言えます。声は出す必要がありますが、録音されて解析まではされないので、問題は少ないと思います。

公務員が顔出しや本名が不要で、外出もしなくてOKな副業。ネットをあまり使わないなら、電話や無料通話で完結出来る「悩み相談系」は有りだと考えられます。

アフィリエイト以外の副業はどうなる?

アフィリエイトは一般的な会社や組織の働き方とは異なる、「成果報酬型」のビジネスです。アフィリエイト以外にも、副業はこのタイプに属するものが多いです。

結果を出さなければお金は得られない。これが成果報酬型ですが、今後はこの手の仕事が増えていくと思われます。ノルマをこなす考え方は減っていくでしょう。

副業もその流れを受けると思います。アフィリエイト以外の副業や仕事も、成果報酬型やお金を運用する「資産運用型」に傾いていくのではないでしょうか。

アフィリエイト以外の副業。それがどうなっていくかを考えてみます。

成果報酬型

アフィリエイトも属するタイプですが、これらは今後増えていく仕事や副業の形だと思います。会社で働くにしても意識せざるを得なくなるでしょう。

理由は誰もがやれる仕事は機械やAIに代替され、「個人」が活かされる仕事に変わると考えられるからです。個人のスキルや経験をお金に変えるとも言えます。

後述の時間労働型の仕事は、人件費やコストの問題や代替が比較的しやすい分野が多い為、ロボットやAIに置き換えが進む可能性が高いと言われています。

一般的に会社や組織で言う仕事は、時間労働型の誰もがこなせる範疇にある内容のものが多いです。中には判断力や思考力、スキルが要るものもありますが。

そうしたものは人がやらなくなり、代わって人で無いと難しい分野が広がっていくでしょう。成果報酬型は売り手のスキルや経験、人柄に価値を感じたユーザーが買いに来ます。

機械やAIに高いお金を払いたがる人はいません。自分が価値を覚える・推したいと思う人にお金を使いたくなるのが人情です。

人が「人らしさや自分らしさ」を発揮出来る場所や仕事。それを見つけるのが未来の働き方になると思います。そしてその手の仕事は、成果報酬型となる場合が多いでしょう。

アフィリエイトも訪問したユーザーが、そこにあるコンテンツに価値を覚えることで利益が生まれます。これと同じようなビジネス・副業が増えていくのではないでしょうか。

資産運用型

これも増えはしても減らないと思います。世界はネットを介して広く素早く繋がるようになり、情報やお金、価値のやり取りも大規模かつスピーディーになるでしょう。

ある程度のお金を手にしたら、投資の勉強をして運用を始める。年金制度もどれだけ安全かは不明なので、自分の資産を増やす・守る思考は発達すると思います。

少子高齢化が進めば、移民を入れない限りは社会から労働力が減ります。未来に生きる若者はともかく、老いているであろう私たちは働けないかもしれません。

そこでお金を増やすべく、投資に動く人達が増えると考えられます。自分は動けなくても、預けたお金や預け先が頑張って増やすことに期待することは出来ます。

リスクもあるけど利回りが大きい海外案件にお金を入れたり、纏まった大金を使って安全資産で半永久的に利益を生む。こうした動きが一般化するのではないでしょうか。

日本の金融資産は約2,000兆円と言われ、現金でも1,000兆円弱はあると言われています。そのお金を運用や投資に使うよう、政府や企業が働きかけるかもしれません。

運用益で稼ぐ。海外では当たり前の考え方が、日本でも普通になっていく可能性は十分あると考えられます。

時間労働型

これは2極化する気がします。AIや機械に置き換えが出来る反面、コスト面でどうか分からないものは代替されない可能性もあり得るからです。

例えば正社員にやって貰う仕事が、派遣などの非正規や機械と比べた場合、コスト的に非正規が最も安く済むとかなら、正社員→非正規のルートかもしれません。

いずれにせよ、この動きで一番影響を受けるのが正社員なのはあるでしょう。正社員→○○という流れは共通して起こると考えられます。

正社員はAIや機械よりもコスト高です。同じ働きならAI化した方が安く出来ます。非正規だとマチマチですが、機械より安かったら残ると考えられます。

故に、正社員が残されるのは、代替が難しい分野や専門領域に限られるのではないでしょうか。多くは機械やAI、非正規を残す形で置換されるでしょう。

現に今の仕事の半分が、AIや機械に代替可能という話も出ています。正社員の立場はコストや人件費の問題から崩される可能性がかなり高いと思われます。

正社員は雇用が守られてはいますが、あくまでもクビ切りをしにくいというだけです。会社の都合でリストラは普通にあり得ます。業績が良くてもあり得る。

残れても待遇悪化や非正規化は起きるでしょう。時間労働型の働き方だけでは、対応が難しくなる時代になるかもしれません。

時間労働型の仕事は減り、その分が成果報酬型や資産運用型に動くと思われます。副業もその傾向からは逃れられないと考えられます。

時間労働型→成果報酬型→資産運用型。こうして流れが先進国全体で起きると思います。今から副業でスキルアップを図るのは賢明な考えだと言えるかもしれません。

本記事もお読み頂きましてありがとうございます。

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