アフィリエイトリンクはアフィリエイト記事に貼るもの。広告リンクとも言い換えられます。
アフィリエイトリンクの貼り方は収入にも関わって来るので、アフィリエイトでは考えないといけないポイントの1つです。
リンクはURLとも言い換えられます。アフィリエイトする商品の販売ページへユーザーを運ぶのが、アフィリエイトリンクの役割になる。
貼り方が大事なのは、貼る場所や数によって記事の見栄えや印象が大きく変わる為です。貼り方を間違えるとGoogleの評価も下がります。
ブログ記事を雑誌と見なすと、記事の本体は紹介文で広告は所々に置かれる感じです。
もし雑誌が広告ばかりで埋め尽くされていたら、見る人はげんなりすると思います。雑誌で読みたいのは著者の主張や分析であり、広告はおまけの位置にあるから。
更新が停止した無料ブログなんかは大量に広告が挿入されています。あれは見るだけでブラウザバックしたくなりますね。
全く貼らないと収益化は出来ないが、貼り過ぎても困るもの。アフィリエイトリンクの貼り方は考えて行う必要があります。
また、アフィリエイトリンクは設置する際の注意事項もあります。法的に違反したり、広告主から提携を断られる結果も招くので、貼り方に気を付けないといけません。
基本はASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)の規約や広告主の条件を読み、それに従えば問題無い。
アフィリエイトリンクは注意事項を守れば、私たちに利益をもたらしてくれる味方にもなるものです。
貼り方はどうしたらいいのか。これらにも触れて書いていきます。
アフィリエイトリンクは広告と関係する

アフィリエイトリンクは広告とイコールで考えて構いません。これを貼ることで成果に繋がる重要な部分。
アフィリエイトリンクはASPの案件で取得出来ます。それを記事に貼れば商品紹介記事が完成します。
アフィリエイトリンク。これの貼り方を書いたものがこちらです。
アフィリエイトリンク=広告や商品リンク
アフィリエイトリンクは、商品の情報が載った販売ページに飛ばす為のリンク。
記事で紹介した商品を売る工程の最後にあり、購入やクリックで成果報酬が発生します。
集客→教育→販売の最後の部分です。これを貼らないとアフィリエイト収入が生まれないので、記事の作成と並んで重要な部分になる。
アフィリエイトリンクはASPの案件をクリックすると拾えます。貼り方は後述していきます。
貼り方は4ステップ
アフィリエイトリンクの貼り方は以下のステップで張り付けられる。難しくないので安心して下さい。
①紹介したいプログラムの広告リンク作成画面を開く
まずは、紹介したいプログラムの広告リンク作成画面を開きます。するとASPの広告リンク作成画面を開き、その中に設定フォームがある。
②自分が所有するブログやサイトに、どんな種類の広告リンクを貼りたいかを選択
提携サイトや広告タイプを指定し、「広告リンクを表示」ボタンをクリックします。
③張り付けたい広告リンクを選んで広告素材をコピーする
指定した広告リンクが一覧で表示されます。ここから好きなものを選び、素材をコピーするボタンをクリック。
④自分のブログやサイトの記事に貼り付ける
コピーした広告素材コードを記事内に貼り付ければ、広告が表示されます。
この時、貼り付ける入力モードをテキスト(HTML)にしておかないと、HTMLがそのまま記事に表示されてしまう場合があります。
テキストモードについては後述しているので、そちらをお読み下さい。
ベタベタ貼ると逆効果
アフィリエイトブログやサイトは収益目的ですが、重要なのは記事や文章が主体であるのを忘れないことです。
極端な話、広告だけあれば広告主は宣伝が出来ます。しかし、アフィリエイターがブログやサイトで紹介しないと世に知られないのが現実。
アフィリエイターが記事を書くことで、商品の魅力や適したユーザーが分かります。そこから購入に進む人達が出て来るのです。記事を作るのがアフィリエイターの役目。
そこを忘れると記事が広告だらけになります。そんなページや記事はブラウザバックされてしまいます。
ユーザーは自分が求める情報やアドバイスがあるのを望んでいます。それが無い、もしくは主体で無いブログやサイトからは逃げてしまう。
広告はベタベタ貼るのでは無く、ここぞという所に貼るのが良いです。あくまでも主役は文章や記事なのを忘れないようにしましょう。
アフィリエイトリンクの貼り方は場所と数が大事?

アフィリエイトリンクの貼り方は場所と数が重要なポイントです。ベタベタ貼ると良くありません。
有効な場所というのがあり、それぞれの場所でもユーザーごとに刺さり方が変わって来ます。貼り方次第でユーザーの注目度が変化する。
アフィリエイトリンクはどこに貼るのが良いか? それを書いていきます。
冒頭や前半は購入希望者に届きやすい
ユーザーも2種類に分かれます。購入意欲の高いユーザーと低いユーザーがいる。ユーザーごとに適した広告配置は変わって来ます。
目次の上(紹介文)、商品紹介の見出しの中、商品紹介の画像、商品説明の最中、記事のまとめの5つ。
この5つのどこに広告を入れるかを考えれば貼りやすくなります。
記事の初めに当たる紹介文は目次の上にあることが多いです。ここにアフィリエイトリンクを貼れば、ユーザーの母数が多い内に広告を出せる。
サイトやブログ記事の見られ方は、上からスクロールしていく形が一般的です。
記事の下に進む程、ユーザーが離脱していく特徴があります。最初だけ読む人にはここで貼るのが効果的。
購入意欲が高いユーザーは早く商品情報が知りたい傾向があります。記事前半で広告を貼るとクリックを促しやすい。
また、商品紹介に入る見出しの部分もクリックされやすい箇所になります。
見出し文はセクションで最初に目に入る箇所であり、文字も大きくて目立つ場所です。ここに広告リンクを貼るとクリックされやすい。
商品説明に画像を使うなら、そこにもリンクを設置すると良いでしょう。
ユーザーのクリックした場所の中で統計を取ると、商品画像をクリックしている人も一定数存在するようです。
画像に広告リンクを貼っていなかった場合、広告があると思ってクリックしたユーザーの離脱が考えられる。
後半は購入意欲が低い人に向けられている
逆に購入意欲の低いユーザーの場合、高いユーザーとは逆の傾向があると考えると組み立てやすいでしょう。
購入意欲が高いユーザーは早く知りたい・ほしいと思っている。それに対し、低いユーザーは情報収集や様子見といった感が強くなります。
ここで初めにガンガン広告をぶつけると不快感を覚えるでしょう。広告感が強いとユーザーは売り込み感を覚えるので、離脱する可能性が高まります。
購入意欲が薄い人が買う気になる時はいつか? それは十分な情報が集まったり、書き手への信用が高まった時になります。
つまり、購入意欲が低いユーザーには記事の後半に広告がある方が有効となる。
商品を紹介する場所は、前半から後半に跨る所になります。ここに広告リンクを入れておくと効果的です。
テキストだけのリンクにすることで、記事の印象を損なわないようにすると良いでしょう。
見出しや画像・文章内と広告を増やすことで、関心のあるユーザーの取りこぼしを防ぐ効果が期待出来る。
注意すべきは、リンクがたくさんあると広告感が強くなる点です。故に、最初の商品名にだけリンクを設置するのが基本となります。
記事の最後やまとめ部分での広告設置も有効です。
記事を最後まで読んでくれたユーザーは運営者の提供する情報、紹介した商品・サービスへの関心が高い可能性があります。
ここで広告を出すと、クリックや購入に進んでくれる可能性は高くなるのです。
その為、商品・サービスなどの案内は記事の最後にも設置しておくのを推奨します。
サイドバーに貼る方法もある
ワードプレスのサイドバーにアフィリエイトリンクを貼るには、ウィジェットの設定が必要です。
ワードプレスの管理画面から「外観」の中の「ウィジェット」をクリック。左側にある利用できるウィジェットの中から「テキスト」を選びます。
「テキスト」の部分をドラッグ&ドロップし、右側にある「サイドバートップ(テーマごとに名前が変わる)」に挿入します。
タイトルは広告の上部に表示される為、必要ならば入力する。広告のみ表示したい場合、タイトル部分は未入力で構いません。
編集モードを「テキストモード」に切り替えておきましょう。記事に挿入する場合と変わりません。
空欄にアフィリエイトリンクタグを貼り付け、「保存」をクリック。これでサイドバーに広告が表示されます。
バナー画像のサイズは、自動で適切なサイズにリサイズしてくれます。しかし、横長のバナー画像を貼り付けるとバランスが崩れる可能性が高い。
故に、サイドバーに貼るバナー画像は正方形か縦長のものが望ましいです。
アフィリエイトリンクの種類は何がある?

アフィリエイトリンクは大別して2種類あります。広告タイプと商品タイプとそれぞれ呼ばれる。
アフィリエイトリンクはタイプで機能が変わります。手軽で融通が利かないのが広告タイプ。商品タイプは手間がかかるけど自由といった感じです。
それぞれのアフィリエイトリンクを見ていきましょう。
広告タイプ
広告リンクは広告主側で素材を用意しているタイプ。広告コードを取得すれば簡単に、広告を自分のサイトやブログに掲載出来るものです。
用意された広告素材をコピペして貼るだけなので、とても手軽なのがメリットとなります。
しかし、画像やテキスト文章と広告をクリックした際のリンク先など細部まで指定されており、自由度は低い。
自分で決めたい場合は後述の商品タイプが向くと思います。
リンク先が指定されているので、想定していた所とは違うページに遷移する場合もあります。故に、必ずリンク先のページを確認するのが大事です。
商品タイプ
商品リンクの場合、広告素材からリンク先のページまで自分で指定する。手間がかかるのは難点ですが、自由度が高いのはメリットにもなります。
但し、指定可能なリンク先URLは案件毎に条件があります。商品リンク生成ページの注意文で確認しましょう。
バナー画像やテキスト文言も指定出来るので、アフィリエイトリンクを自由に作成可能です。
商品タイプは広告タイプのデメリットをカバー出来る利点があります。
例えば、ある商品を紹介した記事を作成し、広告リンクを記事に貼ったと仮定します。
広告リンクをクリックすると遷移先が商品のページでは無く、広告主のサイト(ECサイトが多い)のトップページに遷移するといったことが発生する。
ユーザー目線で考えれば、広告をクリックした後にサイトの中から記事で紹介した商品を探さないといけません。二度手間で嫌がられるのは想像が付きます。
紹介した商品のページに遷移させる為に、商品リンクは大いに役立つのです。ユーザーの離脱を防げるのは広告リンクには無いメリット。
形式としては3つが多い
アフィリエイトリンクは3つの形式があります。メールマガジンを使わないなら2つだけ覚えておけばいいでしょう。
バナー形式
バナー形式はバナー画像でできたアフィリエイトリンクです。
画像なので視覚的にユーザーに伝えられます。商品のイメージを持たせやすいのがメリット。
デメリットは記事の外観を壊しやすいのと、スマホ閲覧時に邪魔になりやすい点です。
バナー画像は記事内で大きな面積を取るので、誤ってタップして望まない遷移をさせてしまう可能性もあります。
複数のバナー画像を連続して貼り付けるのは避けた方がいいでしょう。今はスマホで閲覧する人も多いので、バナー形式はあまり好ましくないかもしれません。
テキスト形式
テキスト形式のアフィリエイトリンクは、文章内に自然にリンクを入れられる。パソコンは勿論、スマホで見るユーザーの邪魔にならないのは強い魅力です。
一方、ブログやサイトのデザインによっては、テキストリンクの色が分かりにくい色になる場合もある。
アフィリエイトリンクだと認識されやすいかはちゃんと確認しておきましょう。
Googleではリンク色を青色にしている。こうすると目に留まりやすいからだそうです。Googleはユーザーがとても多いので、リンクを青にするのは有効だと考えられます。
もし自分のサイトやブログのリンク色が分かりにくいと感じたら、青色にしてみるといいと思います。
メール形式
メール形式は、メールマガジンに広告を掲載する際に使える形式のものです。
広告主によって装飾を施されたテキストが用意されており、そのままメールマガジンに張り付けることが可能です。
商品リンクでは「フリー素材生成」というものがメール形式用のリンクとなる。フリー素材生成ではリンク先を自分で設定すれば、リンク先のURLのみを取ることが出来ます。
メールマガジンにリンク先を、自分で指定したURLのみ掲載したい場合はメール形式のアフィリエイトリンクを使いましょう。
アフィリエイトリンクの貼り方で注意すること

アフィリエイトリンクの貼り方で注意すべきは、ASPや広告主の規約を守らないと不味いことです。
具体的には肖像権や著作権がある。他にもASPごとや広告主ごとの禁止事項があります。
アフィリエイトリンクの貼り方。これらを守れば問題無いことを挙げていきます。貼り方で迷うならASPなどに確認するのもいいでしょう。
ASPや広告主が出す条件は守らないとダメ
商品リンクではバナー画像も、広告主サイトから適したものを自分で探して設定が可能です。但し、自由だからこそ犯しやすい間違いがあります。
それは芸能人や人物の画像や、キャラクターが写っている画像について。いわゆる著作権と肖像権ですね。
無断で使用するとこれらを侵害する結果となり、法的に罰せられる可能性があります。
また、商品リンクではリンク先も自分で設定可能ですが、広告主が条件として出しているURLを使う必要があります。
それ以外のものを指定してしまうと提携解除になる場合がある。ここも注意すべき所です。
ASPでも案件に付属する条件を守ることを提示しているので、全てクリアするようにしましょう。
リンクは原則そのまま貼る
アフィリエイトリンクを設置する際は、ASPの管理画面から出力されたリンクコードをそのままコピぺするだけが無難です。
コード改変はASPが規約で禁止しているケースが多い。それは問題が起きやすくなるからです。
一部分のみを抜き出したり、改変をするとASPや広告主が判断出来なくなる可能性があります。
それが原因で成果が発生しなくなったり、レポート画面で正確な数値が出せなくなるなどの問題が起きるので、改変は原則禁止と覚えておきましょう。
ワードプレスに貼る際の注意点
アフィリエイトリンクはHTMLタグで記述された、マークアップ言語(広告主や商品のサイトを表示させるコード)と呼ばれるものです。
ワードプレスにはクラシックエディタとブロックエディタの2種類の入力モードがあります。私はブロックエディタで書いている。
ブロックエディタにはHTMLモードで記入する機能が入っているので、それを選んでアフィリエイトリンクをそのまま挿入します。
クラシックエディタは、テキスト(HTML)モードとビジュアルモードを随時切り替えられる機能があります。テキストモードは広告挿入の時に使います。
ビジュアルモードの時、アフィリエイトリンクをそのまま貼り付けても表示されない。
ブログやサイトにアフィリエイトリンクを貼る場合は、必ずテキストモードに切り替えないと綺麗に表示されません。
バナー画像が使いにくい場合
ASPから取得するアフィリエイトリンクの改変は基本的に禁止です。
アフィリエイトリンクの最後のテキスト部分の文字を変えたり、画像リンクの画像を別のものに差し替えたりすることは不許可。
しかし、バナー画像が使いにくいと感じる場合もあります。
アフィリエイト広告であるのが丸わかりのテキスト文言だったり、広告にそぐわない画像しか用意されてないケースです。
先述の芸能人や人物、キャラ画像を使っている場合も同様です。そのままだと肖像権や著作権に触れそうな感じ。
そんな広告主もいるので、適切なものに作り変えたくなる気持ちが出て来るのは自然なことです。
グレーなやり方ですが、自分でバナー画像を用意してアフィリエイトリンクを作る方法が試せはします。
自作バナー画像を用意してサーバーにアップロードすると画像URLを確認出来る。ワードプレスの管理画面の「メディア」の中にある「ライブラリ」から確認可能です。
次に、作成したいアフィリエイトリンクのURLを確認する。画像リンク、テキストリンクのどちらでもOKです。
アフィリエイトリンクのタグの中から、商品に飛ぶリンク先のURLを抜き出しましょう。
商品に飛ぶリンク先のURLは<href>”XXX”<target>といった形式になっている。
<href>=”商品に飛ぶリンク先のURL(アフィリエイトリンク)” <target>
「画像リンクタグ自動作成ツール」というサイトがあり、ここに自作バナー画像のURLと商品に飛ぶリンク先のURLをそれぞれ入力します。
そうすれば自作バナー画像を使ったアフィリエイトリンクが作成される。飛ぶ先は紹介する商品のページです。
生成されたアフィリエイトリンクは全てコピーして持ち帰ります。
alt=”画像タイトルや代替テキスト”の部分があるので、画像タイトルや代替テキストを別な言葉に書き換えてOK。商品やサービス名になるでしょうか。
これをテキストモードやHTML形式で記事内に貼り付けます。これで自作バナー画像への差し替えは終わりです。
最もこの方法は原則禁止されていることなので、無断で行うとアウト判定を受ける場合もあります。
ASPに確認を取ってOKを貰う方が良いでしょう。
本記事もお読み頂きましてありがとうございます。