アフィリエイトは商品を紹介して販売を行い、広告主から紹介手数料を貰うビジネスです。誰もが参加出来る反面、大きく稼ぐには工夫が要ります。
最近はインフルエンサーという言葉が聞かれるようになりました。インフルエンサーは特にSNS上で多くのフォロワー、つまり賛同者を得ている人を指します。
有名人や権威ある人が、商品を宣伝すると購入率が上がります。インフルエンサーもこれと同じで、SNSやネット上での影響力を持って活動しています。
アフィリエイトとの違いは、インフルエンサーは初めから宣伝力を持っている点です。芸能人が宣伝するのと、一般人がやるのとでは明確な違いが生まれます。
インフルエンサーはフォロワーに対し、高い影響力を有しています。フォロワーは指示するインフルエンサーだからこそ、その言葉や行動に影響を受ける。
アフィリエイトは本人の知名度や影響力とは無関係で活動出来ます。インフルエンサーは多くのフォロワーを得ないと認められない違いがあります。
有名人が顔出しして稼ぐのがインフルエンサーなら、顔出しも無しで匿名でやるのがアフィリエイトとも言えるでしょう。
アフィリエイトは無名の一般人でも可能ですが、インフルエンサーはその分野の有名人です。有名人で無いとビジネスにならない点は違いと言えます。
代わりに売上アップ効果や高額な報酬を得やすいのがインフルエンサーです。報酬の伸びはアフィリエイトよりも大きい点も違いと見れるでしょう。
こうした違いが両者にありますが、多くの人に影響を与えて商品の売上に貢献しようとする点では同じです。
やり方は違いがあっても、両者は並立や併用が出来る。アフィリエイトもインフルエンサーも社会では価値や意義を持っています。
アフィリエイトとインフルエンサー。その違いも含めて考えていきます。
目次
アフィリエイトとインフルエンサーの違い

アフィリエイトとインフルエンサーは色んな点で違いがあります。マーケティング手法や報酬の種類・金額で違いが見られます。
端的に言えば、自由度が高くて紹介手数料を頂くアフィリエイトと、高額な依頼料を貰い、広告主が指定する商品を宣伝するインフルエンサーという感じでしょうか。
アフィリエイトとインフルエンサーの違い。それを書いていきます。
マーケティング手法が異なる
インフルエンサーとは影響や効果を表す「Influence」を語源とします。影響力の大きい人が行動をアピールすることで、周囲に何かしらの行動を促します。
以前は芸能人や有名人など、テレビや新聞・ラジオなどで顔出しする人を指していました。今はブログやSNS・Youtubeの普及で一般人からも現れています。
CMで芸能人を使うのも、彼らの知名度や影響力を利用した宣伝を打てるからです。影響力=買ってくれる人の数という図式があります。
SNSで多くのフォロワーを持っていたり、チャンネル登録や再生回数が多い動画を持つユーチューバーもインフルエンサーになります。
ブログやサイトならPV数やファンが多い人達が該当します。彼らが宣伝したものは広く伝番され、消費や行動を促す影響力を持っている。
アフィリエイト→自分で選択をして宣伝
アフィリエイトとインフルエンサーの最大の違いは、商品を自分で選ぶか否かという点にあります。
アフィリエイトは自分が宣伝する商品やサービスを選び出し、それに関する記事やページを作って広告を貼り付けるシステムです。
会社で言えば営業マンに相当します。開発や製造が作って来た商品を店頭に並べたり、客先に売りに行って購入して貰う形です。
営業は、自分が売ると決めた商品やサービスを選択することから始めます。選択肢は会社や外部から与えられたものですが、選択自体は自分でするのがアフィリエイトです。
自分の名前や知名度で売るのでは無く、自分がこれと決めたポイントをアピールすることや、客となるユーザーからの疑問や質問に答えることが重要になります。
インフルエンサー→企業や依頼者からの商品を宣伝
インフルエンサーは自分で売る商品やサービスは選びません。企業や依頼主がいて、そこから指定された商品の宣伝を行うのが基本となります。
アフィリエイトが営業マンなら、インフルエンサーはタレントや有名人になります。CMで芸能人が商品を宣伝するのと本質は同じです。
事前に紹介したい商品のポイントを知らされたり、ただ紹介だけしてほしいと頼まれることもあります。インフルエンサーの知名度が、売上に貢献する仕組みです。
報酬の意味合いも大きく異なり、インフルエンサーの場合は依頼料と呼ばれます。アフィリエイトは紹介手数料となり、稼げる額も変わって来ます。
トップアフィリエイターを除けば、インフルエンサーの方が依頼料としてまとまったお金が入る分、大きく稼げる形になります。
芸能人や著名人が高年収なのも頷ける話です。営業マンより稼げるというのはリアルでもネットでも変わりません。
その代わり、インフルエンサーと認められないとビジネスが成立しないのも事実です。アフィリエイトは無名の素人でもその日から始められます。
インフルエンサーになるには、ネットやSNSで活動して賛同者やフォロワーを増やす努力が大事です。芸能人で言う下積みがあってインフルエンサーになれます。
インフルエンサーマーケティングとは?

インフルエンサーマーケティングとは、SNSで大きな影響力を有するインフルエンサーを活用し、商品宣伝を行うマーケティングです。
要はCMでしていることを、ネット空間で行うようなものです。インフルエンサーが宣伝したという事実が、商品の売上を高める効果を持っています。
インフルエンサーマーケティング。これについて掘り下げていきましょう。
インフルエンサーの影響力が鍵
インフルエンサーマーケティングは強い影響力を持つインフルエンサーに、自社の商品やサービスを紹介して貰うことです。CMと同じですね。
アフィリエイトだと紹介者が自分で商品を選んで紹介しますが、こちらは企業からアプローチして広告宣伝を行ういます。企業からの依頼という形です。
近年はInstagramやYoutube、ブログなどが普及し、一般人でも強い発信力が持つケースも出て来ました。
また、テレビや新聞などの既存メディアが衰退してネットへ広告や娯楽、ビジネスが移行して来た影響も大きいです。
芸能人や有名人も、ネットに活動の舞台を移した人はいます。彼らがYoutubeチャンネルやSNS、ブログを持っているのを目にする機会はあるでしょう。
企業からPR依頼があるのは、ある程度のフォロワー数や登録数を抱えているインフルエンサーになります。多い程人気も上がるので、依頼料が高くなります。
フォロワー数の少ないインフルエンサーにはあまり依頼は来ません。フォロワー数が企業側が求めるユーザーへの影響力と換算出来ると考えられている。
フォロワー数が少なくても、そのインフルエンサーが持つ一部のフォロワーには影響力があります。逆に数が多い場合よりも強いファンであるケースもあります。
SNSならInstagramが主流
特にSNSではInstagramが、インフルエンサーの代表として注目されます。ここでフォロワー数や閲覧数が多く、多くの人に影響力を持てる人をインスタグラマーと呼びます。
インスタグラマーは芸能人や著名人以外に、一般人も多くいることが特徴です。世界的にも利用されているので、海外にも影響を及ぼせます。
トップインスタグラマーになると、数百万人のフォロワーを抱えています。影響力も非常に大きいので、企業の商品やサービスの広告塔として声がかかることも増えます。
インフルエンサーに商品を紹介して貰えば、多くのユーザーに商品を宣伝出来ます。フォロワー数がそのまま、影響力や宣伝力の大きさになります。
また、インフルエンサーによってブランドイメージの向上が図れたり、購入を引き起こすメリットが生まれる。
SNSにはInstagramの他にTwitterやYoutube、Facebookなどがあります。SNSの種類に応じて利用するユーザー層にも特徴があります。
インフルエンサーマーケティングを行う際は、自社商品と相性の良いSNSを選ぶのも重要となります。 硬い話題はInstagramには不向きです。
SNSごとの強みがあるので自分の扱う商品やジャンル、対象としたいユーザー層を明確にするのが、インフルエンサーを利用する基本となります。
SNSでInstagramが使われる理由
Instagramは2018年に、全世界で月間ユーザー数が10億を超えています。国内でも爆発的な成長を遂げるSNSであり、日本の月間ユーザー数も3,300万人に達しています。
SNSはユーザー数がまず大事です。拡散や共有はユーザーが増えないと効果を発揮しません。その点でInstagramは秀でています。
Instagramは女性に人気のSNSです。それは独自の性質があるからです。写真や動画は勿論、ショートムービーやIGTVなどがあります。
写真や動画に特化しており、スマホで撮影した画像の編集も簡単で投稿や共有がしやすい。女性が利用者の過半数を占めています。
利用しているユーザーが10代~30代前半の女性が中心で、写真や動画の投稿がメインになります。女性向けのファッションやコスメ、流行のサービスなどに強いSNSです。
Instagramの影響力は特に女性に強く出ています。ある統計ではInstagramを利用する女性の約7割が、投稿されるコンテンツを見て消費行動を起こしたと答えたそうです。
注目すべきポイントは有名人や友人・知人ではなく、企業の公式アカウントの投稿が、消費行動のきっかけになったことがある割合が高いこと。
この質問に「ある」と答えたユーザーが35%にも上り、Instagramの利用者が企業の影響も受けやすいということを示しています。
Instagramのデメリットは投稿の拡散力が小さいことです。Twitterならリツイートされれば、フォロワーのタイムラインに投稿が流れます。Facebookなら友達の友達まで投稿を届けられる。
しかし、Instagramでは投稿が届くのはフォロワーのみです。フォロワーも実際に面識のある、友人や知人が中心となるので拡散する傾向は小さいです。
故に、フォローしているアカウント以外の投稿を見るには、ハッシュタグと呼ばれる投稿内容を説明するラベルを利用する必要があります。
特に親しい間柄で真価を発揮するSNSと言えます。インフルエンサーが一番利用するものであり、フォロワーとの関係性が重要と言えるでしょう。
国内では親会社の運営するFacebookの利用者数を既に上回っており、世界的にもInstagramがFacebookを上回ってSNSのトップになる日が来るかもしれません。
ステルスマーケティングはダメ
インフルエンサーが宣伝している商品を、広告であるのを隠して紹介するのはステルスマーケティングと言われます。略してステマです。
ステマは嘘をついて売り込む行為になるので、犯罪では無いけどユーザーの反感を買います。酷い場合には炎上してしまう危険性もある。
炎上は自社ブランドの価値を大きく下げてしまい、長期的にはマイナスの影響をもたらします。商品紹介の際は、宣伝や広告であることを事前に伝える必要があります。
ステマの反対がダイマ(ダイレクトマーケティング)です。ダイマはインフルエンサーでもアフィリエイトでも大事な姿勢となります。
要はどういう手段を取るにしても、売る時は宣伝や広告であるのを先に示すのが、ユーザーへの礼儀になるということです。これを破るとステマとなり、反感や炎上の危険が起こります。
ステマはアフィリエイトでは起きませんが、インフルエンサーを使う場合は起きやすいです。その為、インフルエンサーマーケティングではステマに注意が要ります。
インフルエンサーがステマをしてしまうケース

インフルエンサーがステマに加担するケースは大別して2つあります。1つは口コミや評判を悪用し、評価を不当に上げ下げするやり方です。
インフルエンサーの持つ宣伝力が正しく使われれば、企業やユーザー、フォロワーへの利益が大きくなります。悪用すると害を被る。
もう1つが広告や宣伝なのを隠してしまうケースです。こちらは少ないけど、時々見られるので注意が必要です。
インフルエンサーがステマしてしまうパターン。これを見ていきます。
口コミや評判とのシナジーが高い
ユーザーが商品を選ぶ時にほしいのは口コミです。実際に利用した人の言葉や情報はニーズに刺さる情報です。
特にSNSの発達で情報拡散のスピードが上がっています。企業としてもネットやSNSの評判は広告宣伝の効果が高いと考えています。
提供者は基本的にメリットしか言いません。求人情報でも自社の良い点しか言わないのと同じです。求職者は本当は良い面も悪い面も知りたいのですが。
客観的な情報がほしいのはユーザーに共通です。その1つが口コミや評判になります。
口コミには大きな宣伝力があり、広告主が積極的に利用したがるものです。これにインフルエンサーが乗っかると効果は大きくなります。
一般人より影響力の大きいインフルエンサーが評価している。この事実が売上アップに結び付くので、企業が稼げる構図が生まれます。
真っ当な評価ならいいですが、実態の伴わない不当な評価上げにインフルエンサーが加担するのはステマになります。
過剰な賛美をインフルエンサーがしている
優良な口コミを集めるのは難しいです。人の要求に全て応えられるコンテンツを作るのは無理に近く、どれだけ頑張っても不満を持つユーザーは出ます。
口コミの中に不評や悪評が混じるのは避け難いので、本来の口コミは意見や感想がバラける傾向があります。
ネガティブな評判が増えれば、ユーザーが逃げてしまう可能性も高まるので、ポジティブな口コミだけほしがるのは企業に共通の思いと言える。
売上を伸ばす為、優良な口コミをバレないよう自然な形を装って増やす行為はステマです。自然に出て来た口コミや評判こそが実態を伴うからですね。
芸能人や著名人は高い影響力がある。インフルエンサーも強い影響力を持つので、彼らが誉めれば傍目には評価が高い商品になります。
ここで1人2人のインフルエンサーが高評価するなら分かりますが、多くのインフルエンサーがこぞって誉め出した場合は注意が要ります。
彼らが自分のブログやSNSなどで同じ商品を一斉に宣伝し始めた場合、企業から報酬を貰ってステマに加担している可能性が高いです。
インフルエンサーが商品やサービスを紹介している時、同時期に宣伝している著名人がいないかを見ると見抜けます。
人はそれぞれの好みや感性を持つので、同じ商品に同じ評価を付けることはあまり起き得ません。数人ならまだしも、多くが同時期に言い出した場合はステマを疑えます。
ステマする理由は簡単です。インフルエンサーが売上アップに貢献すれば、その分だけ依頼料も上がるからです。お金の為に現実を曲げる力がインフルエンサーにはあります。
競合するものを貶める
ステマか否かを見分ける方法として、口コミサイトやブログを比較するのがあります。
インフルエンサーならSNSを見る形ですね。ステマしている場合は評価が異様に偏る傾向が見られます。
一般的に商品やサービスは評価は、どちらもあるのが普通です。べた褒めされることはあまり無く、酷評はよく見られますが。
同じブログやサイトで同一の商品・サービスが多く紹介され、それら全てが過剰に評価する内容だった時はステマの可能性があります。
インフルエンサーがSNS上で同様の行為をしていたら、ステマを疑える場合もあります。単に全て気に入ったものを並べているだけかもしれませんが。
一方である商品のライバルになるものを貶しまくっているパターンも、ステマの可能性があります。ステマの時は客観性が無い点が共通して見られます。
ライバルを下げることで自社製品を良く見せる。ステマを使う会社で見られるやり方ですが、これにインフルエンサーが協力することもあります。
ライバルと差をつける意味でも口コミは使えます。自社の優秀性をアピールし、同業他社を貶める口コミを得たら相対評価は高まります。
ライバル企業の商品やサービスに対する悪評が出れば、自社にユーザーを誘導するチャンスになります。これを故意に起こすのもステマです。
インフルエンサーがライバルになる商品を貶し、優良と宣伝した商品へとフォロワーを動かす。本当に欠点があるならまだしも、嘘を付いて行うのはステマとなります。
インフルエンサーの宣伝力を悪用するやり方。インフルエンサーがステマしてしまう多くがこれです。
宣伝であるのを隠して紹介する
こちらは少ないですが、広告や宣伝であるのを隠すやり方です。これもステマになります。
インフルエンサーの影響力が加われば、広告なのを知らせずに多くのフォロワーやユーザーを誘導出来ます。売る場合は事前に「売る」のを宣言しておく必要がある。
広告は見せるとユーザーに嫌がられるケースも多いです。それを嫌って隠してしまうのは、企業や広告主では珍しくありません。
インフルエンサーが広告や宣伝であるのを伏せると、その時点でステマに加担してしまいます。意図しようがいまいが関係無くです。
「商品紹介の依頼」が来た時点で、広告や宣伝が入るのは明白です。それを忘れて活動するとステマになります。
例え嫌でも、宣伝だと先に断っておくことは大事です。インフルエンサーは影響力が大きい分、問題も大きくなる点は考慮しておく方がいいでしょう。
ステマについてはこちらでも述べています。ご参照下さると嬉しいです。
インフルエンサーとアフィリエイトは組み合わせられる

インフルエンサーとアフィリエイトは競合する関係ではありません。両者は組み合わせや並立出来る間柄になります。
インフルエンサー自身が真っ当に評価を行い、アフィリエイト広告を貼って商品の宣伝を行うのも可能です。
もしくはインフルエンサーと協力してアフィリエイトする考え方もあります。影響力と自由度を併用すれば、様々な商品を紹介して大きく稼ぐことも出来るでしょう。
インフルエンサーとアフィリエイト。その協調を書いて終わりとします。
アフィリエイトとインフルエンサーの併用
アフィリエイトをインフルエンサーが行うのも非常に有効的です。インフルエンサーの強い宣伝力が、アフィリエイト収入へ与えるプラス面は大きい。
インフルエンサーが自身のSNSに、ブログやサイトに飛ぶリンクを載せて記事やページに誘導します。
そこでアフィリエイトリンクを貼って商品を紹介し、商品やサービスの購入が起これば紹介手数料が手に入ります。フォロワーだと買ってくれる可能性が高いです。
アフィリエイト広告のメリットは個人が紹介出来る点と、広告主の企業側のコストが小さくて済む点の2つになります。
アフィリエイト広告は、売れた個数に応じて紹介手数料を払う仕組みなので、企業は売れ行きに応じたコストだけを負担すればいいからです。
インフルエンサーが紹介すれば、依頼料よりも安い紹介手数料の負担だけで商品を売れます。インフルエンサーがアフィリエイトするのは、企業にもメリットが大きいと言える。
低コストで広告を出稿可能なのもあり、全体的にアフィリエイト案件は増加して来ています。インフルエンサーの活躍の場も増えていると見れますね。
インフルエンサーがアフィリエイトを利用するメリットは他に、インフルエンサー自身の意思や嗜好をビジネスに反映させられる点が考えられます。
インフルエンサーマーケティングだと企業や依頼主の意向が優先されるのが普通です。インフルエンサーが、自分で紹介したい商品を選べないのを嫌がることもあります。
自分で好きなものやイイ!と感じたものを発信出来るのは、インフルエンサーにもフォロワーにも有益となる筈です。イメージに沿った紹介が出来る訳ですね。
インフルエンサーのイメージを損なわないことは重要です。イメージはブランドや価値に直結します。似合う商品やサービスだからこそ、フォロワーは買いたくなります。
インフルエンサーのブランド力とアフィリエイトの自由意思。この2つをどちらも活かせるやり方が、インフルエンサーとアフィリエイトの併用と言えます。
また、インフルエンサーの力を借りてアフィリエイトするケースもあります。「あの芸能人が使っていたー」というのと似た感じです。
インフルエンサーの許可や確認は必要ですが、そのブランドイメージを借りることで、紹介する商品のイメージを良くする効果が望めます。
場合によっては、インフルエンサーにいくらかの報酬を出す必要はありますが、売上自体は大きく伸びると考えられます。それで儲けが出れば1つのビジネスになる。
ユーザーとフォロワーを大事にする姿勢
ただ、インフルエンサーがアフィリエイトを使う際には注意点も有ります。自分の利益だけ追いかけると、フォロワーやユーザーは離れるという点です。
フォロワーから、「お金を稼ぐ為だけにアフィリエイトリンクをいっぱい貼って投稿している」と取られると、離脱される原因になります。
タイムライン上に常に現れる広告は好まれません。それと変わらないと見られたら、ブランドイメージは落ちてしまいます。
フォロワーからのフォローやいいね!の数や質は、インフルエンサーの価値を決めています。アフィリエイトリンクの濫用がそれを壊す可能性を持っています。
自分が良いと思ったものを宣伝し、アフィリエイトリンクを設置する。これならフォロワーも理解して見て貰える筈です。
アフィリエイトはお金を得るのが目的にありますが、本質は価値提供になります。良いと思う情報や商品の宣伝が、ユーザーと企業の利益になるのが理想です。
お金は結果と言えます。その紹介や宣伝、発信に価値を感じて貰うのが先にあります。それを重視したブログやサイトは、長期的に売れる媒体となります。
感謝や共感があって初めてお金を出して貰える。これはアフィリエイトでもインフルエンサーでも変わらない真理です。感謝や共感はトラブル回避にも繋がります。
フォロワーあってのインフルエンサー。ユーザーあってのアフィリエイト。この姿勢が長期的利益を生み出す最も大切なポイントだと言えます。
本記事もお読み頂きましてありがとうございます。