ジャンル(アフィリエイト)

アフィリエイトジャンルで資格を扱うなら?

アフィリエイトジャンルの1つに資格があります。資格を扱ったサイトは結構見る気がする。

資格は一種のステータスで、持っていると拍が付くような所があります。業務上必須とか、実習過程で取得する資格もありますが。

江戸時代は今と違って、医師免許は無くとも医者を名乗れました。医者というよりは薬(本草学)に詳しい、薬剤師の方が近かったけど。

医師免許が出来たのは明治以降。日本が開国し、諸外国で活動するようになってからです。素人が免許無しで医療行為をするのはご法度に変わった。

似たような変遷を辿った仕事や業種は多いでしょう。というより、社会の発達や制度の整備が資格を生み出したと言えるか。

資格の有無は、その人の地位や能力を証明する見分けになります。有ると専門家だと信じられるもの。

日本人は資格が好きで、通信講座でも様々な種類が存在します。資格神話でもあるのだろうか?

職業訓練校で取れる資格もあるし、無料で取得出来るパターンもあります。取れるなら取りたくなるのが日本人?

こう見ると、アフィリエイトジャンルで人気なのも理解出来る。ニーズが高いからですね。

資格は取得に条件が付く場合もあるが、付かないものが多数派です。つまり、誰でも資格は取得出来ると言っている。

一方で役立たないと主張する意見もあります。誰でも取れるけど、役立つかは分からないのが資格。

アフィリエイトジャンルで扱うなら、まず資格が何なのかを考えてみる必要がある。

そうすると絞り込みや、ブログの作り込みにも役立てられるでしょう。見ていきます。

資格は誰でも取れる。役立つかは別だけど…

日本で資格と付くものは、独学でも勉強すれば取得出来るものばかりです。誰でも取れるのが資格になっている。

一方で役立てられていないケースも多い。取っただけで無意味な資格というのもあり触れています。

もう少し資格について掘り下げていきましょう。

資格は勉強で取れる場合が多い

資格試験が毎月のようにあり、受かった・落ちたという悲喜こもごもな声が付随して聞こえてきます。

試験に落ちる理由はほぼ1つで勉強不足。大体の資格は勉強が足りれば受かるものが多いです。落ちたなら難しかったと嘆くのでは無く、自分の勉強量やスタイルを見直すべき。

資格は業務や業界の知識を問う場合が多い。故に、暗記をいかに出来るかで明暗が分かれます。暗記が苦手な人は、記憶の仕方を工夫すればいける。

計算問題は? これも広義の暗記です。公式や解き方をひたすら反復して頭に染み込ませれば解けます。

計算系は手を動かさないと身に付きません。面倒でも練習問題をノートに解きまくる努力が必須。

試験では時間が足りな目になっているケースが多いので、瞬時に計算や答えが出るレベルまで刷り込む必要があります。パブロフの犬までいけば受かる。

数字から逃げるようでは理数系資格は取れません。丸暗記でいい部分ではカバーし切れない点数配分になっているから。計算問題が解ければ、グッと合格に近づきます。

問題を見た瞬間に解法や答えが見える。そこまでやり込まないと、資格試験は通らない難易度と考えましょう。

積極的に役立てないと無意味になる

資格は取得して満足するパターンがとても多いです。無駄じゃないけど、価値があまり無いといった感じ。

役立てにくい資格や、企業がそこまで求めないケースもあるので、個人の問題だけではありません。ただ、積極的に活かす意思を持たないと、活きない特性があるのが資格。

異業種だと活かせないパターンも多いです。介護の資格を営業に役立てるのは無理に近い。資格の価値は、企業間もそうだけど業界に縛られる側面が強い。

選択としては、先に経験を積んでから資格取得を目指す順番が望ましいと思います。資格ありきから始めると失敗しやすい。

理由は、企業は資格よりも業務経験や人柄、能力を先に見るからです。能力の証明になる場合もあるけど、基本的には経験を優先するのが人事。資格があるから安心は通じません。

その業界や仕事が好きで、経験もある。そこにキャリアアップとして資格を持って来る。この形がベストでしょう。転職もしやすいし、資格を活かしやすい状態が作れます。

資格の価値は下がっている?

以前より資格全体の価値は下がっていると思う。それは、中身の無い資格が増えたり、状況変化が早くて実態にそぐわない中身になるパターンが増えたからです。

全ての資格がダメという訳ではありません。後述の価値が上がっている資格もある。ただ、大きく価値を下げた資格も増えて来ているのが現状だと思います。

昭和期と今の令和。資格の種類や数、資格取得者はどれだけ違うか?

統計を取った訳では無いけど、昭和期と比べて種類も数もグンと増えているのではないでしょうか。取得者の数も多くなっている。

市場原理に従えば、供給が多いものは価値が下がります。大体不可能かつ必需品なら別ですが。資格もその範疇にある。

資格を要求する場面は増えたけど、それ以上に取得者や数が増えています。供給が需要より勝っている。

さらに資格ビジネスの隆盛は、中身が薄くて役立たない資格を生んでいます。必要なスキルや知識もアップデートが早い為、取得した資格で対応できないケースも出て来ている。

こう見ると、資格全体の価値は下がってしまったと言わざるを得ません。

アフィリエイトと資格について考えた記事はこちらもあります。ご参照頂ければと思います。

資格の価値が高いのは若者側に偏る

資格の価値は個人差もあるけど、年代によってもガラリと変わるものです。

傾向として、若い程価値は大きくなります。残念ながら年齢が高くなると価値が下がって来る。

世間で資格をどのように捉えているかが関わって来る。それを見ていきます。

20代以下

比率的に経験<資格の年代。20代以下は社会に出たばかりなので、経験が少なくて当たり前です。経験重視だと採用されなくなってしまいます。

将来的にスキル・能力重視のジョブ型雇用になると考えられている。

とは言え、それだけだと20代以下は採用基準から外れるので、資格や人柄・意欲を重視する採用になるのではないかと。

この年代なら資格は強い武器になり得ます。持つ人が持たない人より有利になる。若いので勉強したことを吸収するのも早い。

企業側も自分で勉強する程、意欲的な若者と見なせます。意欲と資格を持つなら、色々な企業がオファーを出してくれるでしょう。

20代以下なら資格取得は現実的。それに依存するのはダメですが、自信や差別化には持ってこいだと言えます。

30代

資格取得が現実路線なのはこの年代まで。比率は資格≦経験になるでしょうか。

仮に大卒でも、30歳の時点で7年近くは経験が出来た計算になる。修士卒でも5年です。経験が無い訳では無い年代が30代。

30代が資格を考えるなら、キャリアアップや未経験業種への転職が現実的です。企業からすれば即戦力になってほしい年代。20代以下とはその点が全く異なります。

マナーや教養はあると見なされるので、業務を問題なく回せるかのアピールが重要です。出来ないと見られたら採用されない。人柄や資格より、能力とスキル・経験の比率が大きいです。

資格を重視する所もあるので、そこだと採用されやすいのはあります。20代以下よりは有効に働かないのが、30代の資格だと考えるのが無難でしょう。

40代以上

言い方は悪いですが、無意味に近いです。企業では中核や中堅の位置にいると見なされるのが40代以上。

比率は資格<<<経験になります。資格があるから大丈夫は全く通じない。余程、差別化出来る資格や要素があるなら別ですが。

この年代はスキル習得や、経験や資格を別なものに活かす方が良い。営業の経験は個人ビジネスで活きるし、法律の資格で何かサービスを始めるのも視野に入ります。

資格を取って転職が難しくなるのが40代以上。なので、スキルが身に付くものや資格を選ぶ。スキル重視の考え方は、ジョブ型雇用でも通じやすいです。

資格に捉われてはいけない。40代以上はそれが実態かと思います。

アフィリエイトジャンルとして活かす資格

先に言ってしまうと、アフィリエイトジャンルで扱う資格は、記事ネタとしての見方が適切になります。

商品紹介と同じで、資格を商品のように見て記事を作る。自分が取得するのを目的にするのとは異なる。

資格は無数にあるので、何を軸とすればいいか迷いますが、大きく見て3つのポイントで見分ければいいでしょう。

「知っている業界系」「職業訓練校の授業で取る系」「これから需要が高まる系」の3つです。

アフィリエイトジャンルとして選ぶなら、この3つから考えると選びやすいと思います。

自分の良く知る業界の資格

知らないことは書けない。当たり前と言えばそうですが、意外と知らないことを書こうとして、失敗する人は多いです。

逆に言えば、知っているなら書ける。知っていることが多いなら書くのに困りません。

自分が経験して来た仕事や業界。これなら言えることは多い筈です。関連する資格も連想しやすい。

アフィリエイトジャンルで見る資格は、記事やコンテンツのネタと捉えるのが正しいと思います。それを取るのを目的とするのとは違う。

私はQC検定2級を持っています。品質管理の仕事は経験が無いけど、品質を一定に高度に保つ意味の重要性を理解している。

ものづくり系は、作った製品の歩留まりやバラツキと無縁ではいられません。バラバラな製品は売れない。

製造工程の見直しや時間短縮。コストカットや人依存性の低下など。QC検定で学べる要素はこんなのがあります。意外と営業系の考えにも通じている。

やってみると分かりますが、人のいい加減さは製品に顕著に現れます。自分では同じようにしたつもりでも、作ったものにバラつきは常に出てしまう。

仕方ないと言えばそうです。しかし、売り物にそれは許されない。それを排除しないと利益を出せません。

誰かに依存するのも危険。その人がいなくなった時、それを前提とした仕組みは崩壊します。人依存性を下げることで、その危機を回避出来る。

こういった感じで、自分の経験に根差す資格は扱いやすいでしょう。経験談も交え、記事の独自性を出しやすいのもメリット。

職業訓練校と関連する資格

そんな経験は無い。思いつかない! このタイプには、職業訓練校で学べる資格ネタが使えるかも。

職業訓練校は、ハローワークと提携した短期型の専門学校みたいなものです。期間は半年までで、実践的な知識やスキルを学べる授業内容になっています。

介護もあるし、機械系と電気系は人気。機械と電気系は需要が常に高いのが強みです。

ITや建築系の授業もある。CADシステムも学べるので、使える場面は多いのではないでしょうか。

新型コロナ流行後は、IOT化と関連する資格も授業に登場して来ました。まだ未知の分野なので、スキルとしてもネタとしても面白い所だと思う。

職業訓練校は失職者が主な対象なので、期間を決めて勉強したい人に向きます。引きこもりやニートの人も受けられるので、ハローワークの窓口で相談しまくると教えてくれます。

目的意識を持って資格やスキルを取るのが趣旨。故に、簡易的な面接はあります。テストもあった。

漫然と過ごすのは推奨されません。学びたいと思うものを見つけ、真面目に取り組むのがこちらになります。

今後の需要が高まる資格

分かりやすいのはIT系。プログラミングスクールは流行っていますね。

ワードプレスもHTMLをいじる場合があるので、IT系資格は使えると思います。

後はウェブ系も入る。アフィリエイトとも関連が深いのがウェブ系資格です。デザインが綺麗なサイトを作れるのはGood。

フリーランスが増えるなら、フリーランス向けの資格も候補に入る。今後はフリーランス化が全体的に進むと考えられるので、それ系の資格は需要が高まるのではないでしょうか。

価値が高まる=需要が高まると考えていいでしょう。社会に求められる能力の証明となる資格。これがいつも強いと見なされる。

介護は少子高齢化が進む今は需要が高い。しかし、後20年すれば団塊の世代は鬼籍に入ると考えられます。需要は無くならないけど、今よりは減ると予測されます。否定はしないけど。

公務員は正直分かりません。既得権益なので抵抗が凄まじそうですが。

行政系の公務員はAIやIOT化で代替される予測が出ている。多くの公務員を不要とする技術革新は、その資格の価値を暴落させるでしょう。明るさは見えない。

流れ的には、AIやロボットの発展→事務や行政の無人化という形になりそう。AIやロボット技術に絡む資格は価値が上がるでしょうし、事務系資格は使えなくなるかもしれません。

アフィリエイトジャンルの資格ブログはこんな感じ?

資格をジャンルとして選ぶなら、アフィリエイトブログとサイトはそれぞれ、こんな特徴を持つのではないでしょうか。

資格まとめのようなまとめサイト。資格の取得記のような実践ブログ。この2つに分かれる?

どちらも悪くない。出来る方を選択し、資格や講座紹介のブログを作ればいいと思います。

アフィリエイトジャンルで見る資格。差別化や独自性を確保すれば、ネタに困らない良ジャンルだと言えます。

まとめや紹介メイン(サイトっぽい)

まとめサイト形式です。資格を広く扱うか、ある業界の資格に絞るか。

メリットは作りやすい。資格の情報を貼るだけで完成できるからです。詳しくなくても書ける易しさがあります。

デメリットは差別化しにくいこと。単に紹介するだけだと、似たサイトとの競争になります。企業や競合サイトとの差別化をしないと上位表示されません。パクられやすい欠点もある。

広く浅くだとネタは豊富。しかし、独自性や差別化に乏しくなりがちです。ネタに困る可能性はあるけど、絞った分野の資格まとめは差別化しやすくなります。

IT系資格まとめとか、これからニーズが高い資格をまとめるなら有りだと思います。

敢えて役立たない資格まとめを作り、通信講座の広告へ誘導するのも戦略かもしれない。

役立たない資格まとめは盲点ではないでしょうか。これを避ければOKという情報のニーズはあるでしょう。逆に新鮮で独自性を出しやすい。

実践や体験がメイン(ブログっぽい)

ブログっぽさが活きるのはこちらです。資格(体験)ブログと呼ぶべきかな?

運営者の体験記や実践話は、これから資格取得を目指す人に深く刺さる中身になります。

自分の経験だから差別化は容易です。実体験だからこそ生々しさがそこに詰められる。

資格取得が趣味という人にとても向いていると思います。ネタも豊富で、タメになる話が色々聞ける。ファンが付きやすいのは断然こちらでしょう。

デメリットは経験が前提なので、万人向けでは無い点。勉強したことが無い人では難しい。

学びつつ、それをブログに落とし込んでいく。こういった運用が出来るならジャンルとして成立します。

資格サイト+資格ブログ=?

Googleの方針は権威性と専門性を持ったサイトやブログを推奨している。

資格を扱うなら資格に特化した中身にしないと、権威性や専門性を有するとは見られません。ブログだと出しやすい独自性も、Googleは評価の基準に挙げています。

故に、資格ブログでもサイトでもある。こんな資格系ブログを作れるのがベストだと思います。

これは資格に限った話では無い。権威性や専門性はサイトが見せやすく、専門性や独自性はブログが出しやすいと感じるからです。両者のハイブリッド(いいとこ取り)が、評価されるブログになるでしょう。

サイトでも経験談や体験記を入れる。ブログでも評判や統計などの客観的な情報を盛り込む。こうすると、ブログでもサイトでもある媒体になると思う。

資格自体は種類や数も多いので、掘る所を考えれば稼げるジャンルだと言えるでしょう。

本記事もお読み頂きましてありがとうございます。お役に立てれば嬉しいです。

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