アフィリエイト

アフィリエイトに企業が参入する理由とは

ネット検索をかけると個人のページだけで無く、企業のサイトもよく見るように変わりました。

アフィリエイトに企業が参入する。個人がブログやYoutubeで広告を貼って宣伝することを、企業が入って行うのは、時代の趨勢なのかもしれません。

企業がアフィリエイトに参入する方法は2種類あると見れます。

1つは広告を出し、ネットで誰かに宣伝してもらう。個人がアフィリエイト出来るのは、企業がネットに広告を出してくれるからでもあります。

もう1つは企業自身がアフィリエイトをするタイプ。自分で広告を作って自社サイトに掲載したり、他社の広告を掲載するサイトを作って広告収入を得るやり方。

これを専業にするとASPになるのでしょうか。ASPは企業から出稿された広告を集めたり、広告を作ってまとめている会社です。

ASPに企業広告があると分かれば、利用しようとするアフィリエイターも集まって来ます。同じような機能を持たせて広告収入や契約料を稼ぐ企業もあるでしょう。

アフィリエイトに企業が参入する。これはライバルが増える反面、ビジネスチャンスが増えることでもあります。

個人にとって扱える商品の数や種類は増える訳だし、企業との提携も考えられなくも無い状態になる。企業にとっても宣伝してくれる人の数は多い方が良いです。

全体で見れば、アフィリエイトがより盛んになる方向性に向かう。企業参入は特にその効果が高いと見られます。

ではなぜアフィリエイトに企業が参入して来るのか?

そこを考えるのも面白いと思います。歴史的な流れからも考えてみましょう。

アフィリエイトは万人のもの。企業も例外では無い

アフィリエイトは個人で可能。それは企業に不可能という意味ではありません。

アフィリエイトは万人のものであり、企業も参入してOKになります。ネットが普及した今、これを活用しない手は無いと企業は考えている。

時代の流れとも言えるアフィリエイトへの企業参入。少し考えてみますね。

ネットで集客は企業も考えている

自社サイトを作る企業は増えています。ネットで宣伝して集客したいのは、個人だけでは無く企業も同じです。

今やスマフォを持たない人はいなくなった。誰もがネットを介してやり取りする時代になりました。

SNSに広告を挟めば、若者やSNS利用者への宣伝が出来ます。自社サイトと広告があれば、検索からユーザーを呼び込んで販売することも可能です。

身体が不自由な人でも、パソコンやスマフォの操作は不可能では無い。そうした人が買ったり、ビジネスをやることも現実のものと変わっています。

そこに販路を見出さない企業は無いと思う。ネットを介して販路や繋がりを広めたいのが、企業の思惑と見ていいでしょう。

アフィリエイトに企業が参入するのもその一環です。

企業はサイト・個人はブログ?

企業はサイトを作る傾向が見られ、個人はブログもサイトも作るのが分かります。

サイトはブログ程、更新頻度やスピードは高くない。初めに作り込みまくるのがサイトです。

企業はネームバリューや売る商品を持っています。個人より資金的な意味合いでも有利なポジションにある。

個人は無名から始まるのでブログを成長させつつ、自分の名前も広めていく感じになります。サイトは初期にある程度完成している感が強い。

例えるならサイトはパンフレット。ブログはノートの印象になるでしょうか。パンフレットは随時書き込んでいく使い方はしません。そこにある情報と絵で完成している。

単純に情報の蓄積量だけで見るなら、いずれブログがサイトを凌駕していく形になります。その時間がかなりかかる点に目を瞑れば。

サイトは最初に作る手間はかかるけど、トータルの時間で見ればブログより集客にかかる時間は短くなります。

宣伝ばかりにかまけていられない企業にとって、サイトは選びやすい特性を持っている。そう見ると不思議では無いと思います。

サイトとブログについて書いた記事はこちらにもあります。ご参照頂ければと思います。

アフィリエイトに企業が参入する理由は3つ?

色んな背景が企業にはある。全てを見るのは無理なので、大きな理由を考えてみました。

「グローバリズム」「新型コロナ」「個人アフィリエイターとの提携」の3つになります。

アフィリエイトに企業が参入する理由として、この3つは特に大きな役割を持つ。そう考えたのが選んだ訳です。

アフィリエイトへの企業参入。時代の流れを説明するのにもピッタリだと思います。

グローバリズム

日本企業が海外に乗り出すようになったのは、バブルが弾けてからです。それまでも海外展開はあったけど、バブル後の不況が後押しした感がある。

高度経済成長期、日本企業は日本国内に活発に投資をして経済を回しまくり、庶民は上昇し続ける所得から将来を楽観視して、活発な消費を行っていました。

経済成長で庶民は豊かになったけど、人件費も大きく上昇しました。プラザ合意で急激に円高となり、製造コストも大きく上がった。なので、企業は安い人件費や製造コストを求めるようになりました。

平成時代はそれまでの数をたくさん作り、質はそこそこみたいな産業とやり方ではもう通じないことを示した。

企業は徹底的にコストカットして安値路線で行くか、付加価値を付けて高級路線でやるかの2択を迫られました。

多くの企業は海外の安い人件費と製造コストで、コストカットを考える路線を選んだ。こうして日本国内から製造業を中心とする雇用の流出が起こり、不況が発生・常態化していった。

欧米が中国に投資をするようになったのも、これを後押ししています。日本企業も人件費の安い中国へ進出し、日本だけでなく世界に輸出出来る体制を作ろうと乗り出していきました。

それが中国の高度経済成長を実現させ、中国自身がアフリカやアジアに投資出来るまでの経済力を付けさせた。

今度はインドや東南アジアがその番に回って来たと言えます。経済成長で中国の人件費と製造コストは大きく上がり、日本で作るのと変わらない程になっている。

こうなると他国の企業も含めて旨味が減る為、製造拠点を別に移そうと考えます。その候補地がインドや東南アジア諸国。TPPも締結されたので、ここに進出する日本企業は増えていくでしょう。

このように、活発な消費や安い製造コストがある地域や国に、企業は活路を求める傾向があります。かつては日本国内、これまでは中国で、次は別の国という流れが出来ている。

海外に展開するとなると、言葉や法律の違いが障壁となることはとても多いです。日本国内のような各種インフラが整備されている保証も無い。商売はかなりやりづらいものがあるでしょう。

インターネットが世界中に張り巡らされたことで、言葉の翻訳や他国とのやり取りが非常にスピーディーになった。仮に言葉が分からなくても、ある程度の意思疎通が可能となったのは大きいです。

海外まで展開する余裕が無い中小企業も、インターネットで売り先の他国企業や個人を探すことが出来るようになりました。日本で用意したものを、他国に運んでもらって売ることが楽になったのです。

ネットの普及が世界の距離感を大きく縮めたことも手伝い、グローバリズム化は急速に進んでいった。

この流れで企業も海外とのビジネスを展開するべく、ネットに自社サイトや広告を作る方向へ進みました。

企業がインターネットを活用する。その背景には、グローバリズムが強く絡んでいます。

新型コロナ

グローバリズムが時代の要請なら、新型コロナはそれに対するカウンターやアンチと言えるかもしれません。

三密を避け、不要不急の外出を。この言葉が意味するのは、これまでの経済活動や社会の在り方を否定することです。

商談と言えば、ビジネスマンが取引先へと出向いて行うのが普通。海外でも同じです。接待や交流もセットなケースも多いでしょう。

コロナが蔓延する今、これがかなり難しくなっています。最低限の話や時間しか取れない。長時間は厳しいです。

飛行機や船での移動も大きく制限されています。病気の疑いがある外国人を、受け入れるのは余りにもリスキーだから。ワクチン接種や治療を済ませた人で無いとフリーハンドは得られないでしょう。

海外へ行ってビジネスをする。これが滅茶苦茶になっています。人モノ金の動きがストップしかかっている。

アンチグローバリズムと見れるこの流れは、コロナが生んだものではありません。ただ、コロナが加速させて後戻り出来なくしたというのは当たっています。

こうなると企業は経済活動を別の場所に求めざるを得なくなる。リアルでビジネスをやるのが苦しいなら、ネット空間を大々的に使おうと考える所も出て来ます。

ネット空間にコロナはありません。お客さんを探し、物流業者に頼んで商品を売ることが可能。国内でも国外でも同じように売ることが出来ます。

コロナで出歩くのは無理でも、会社や工場で作った製品をネットを介して売れる。利用しない手は無いと考える企業は必ず出て来るでしょう。

個人アフィリエイターとの連携?

グローバリズムや新型コロナは、企業活動をリアルからネットへ移行させた感が強いです。

ここに個人アフィリエイターが関係する要素も強くなったと思います。宣伝を個人も巻き込んで行ってもらい、大々的に広告を出せるように考えるのも必然だと。

車が好きで詳しい人がいるとします。その人に自社の車についての紹介を書いてもらい、広告を貼って宣伝する。車好きは1人では無いので、何人もそうした人を集めてネットで紹介を行ってもらう。

ネットを介し、個人で情報発信やビジネスが出来るようになったこと。これが個人アフィリエイター誕生に繋がりました。今は無数に増え、各ジャンルや商品の宣伝で活躍しています。

これを活用しない手は無いと、企業が考えるようになったのも自然な流れと言えます。優秀なら直接LP作成や記事作成を依頼し、ネット宣伝のお抱えみたいなことも考えられる。

個人アフィリエイターと企業の提携。この流れは今後さらに加速していくと思います。

宣伝媒体もテレビや新聞からネットに移行している今、ネットで宣伝を打つには個人アフィリエイターの力を借りるのも現実的と言えるレベルになってきている。

企業がアフィリエイトに参入するのは、宣伝の中心がネットへ移行して個人アフィリエイターと協調出来るように変わったこと。それまでの時代の変化やコロナによる後押しが効いていると考えられます。

参入する企業の未来予想図

ネットやアフィリエイトに参入する企業は、将来的にかなり内部が変化すると思います。

「身軽化やスリム化」「社員や社長との関係性の変化」。こういった変化が大きく出るのではないかと。

参入する企業の未来。考えなので不確実だけど、予想してみたのがこちらです。

身軽化やスリム化

ネットに宣伝を持っていくと何が起こるか?

ネットは設備さえあればどこでも使えます。電気代と契約料金で運用可能です。どこでもいいというなら、家賃や地価が安い所に持っていくのも視野に入る。

極端に言えば、オフィスを都心に持たなくても済むようになります。わざわざ人を都心のビルに集めて三密対策を取らなくても、家からネットを介して仕事が進むように変えることが可能となって来た。

都心にオフィスを構えるのは安くない維持費がかかります。出来ればカットしたい所が、ネットの発達で可能となって来ました。舵を切る企業も出始めている。

製造設備や現場仕事はこうはいかないけど、パソコンやタブレットでやり取りが完結するものは、家でやれれば済むようにはなった。組織の身軽化やスリム化が始まったと見れます。

IOT化が進めば、保守点検は人がやるにしても設備の運用も遠隔化が可能となります。介護や医療のような、人が接することで価値が高まる分野はともかく、かなりの産業がリモートで動かせるように変わる。

会社がわざわざ社員をオフィスに集める必要性も薄れていく。オフィスを持たず、ネットを介して経営する会社や社員も増えて来るでしょう。

午前中はA社で働き、午後はB社の案件をこなす。こうした兼業や副業的な働き方も多くなる。会社への帰属意識が薄くなると同時に、会社も社員という感覚が薄れると考えられます。

会社員からフリーランス的社会人への移行。労働者から見るとこうですが、企業から見ると組織の身軽化やスリム化が大きく進むと予想出来ます。

自社サイトで製品を紹介したり、アフィリエイターに依頼して宣伝を大々的に広めたり。

サイトは維持費はかかるけど、病気も怪我もしません。アフィリエイターとはビジネスライクな関係で済みます。

宣伝をネットに持っていくと、良くも悪くもドライな関係が普及するのだと思う。真面目にやるなら評価するし、しないなら契約を切る。身分では無く実力主義で選別していく流れになるでしょう。

ビジネスライクな関係が主体になる

参入した企業のイメージを具体的にしてみる。

C社は健康食品の会社で、製造設備を国内外に複数抱えています。社員はそれなりにいる。

コロナが流行り、人モノ金の動きがストップした現状、今までのやり方では運営が難しくなっています。ネットに活路を見出したいと考えている。

そこで自社サイトを作り、そこから販路を開こうと考えました。英訳したページも作り、海外での販売もバッチリな体制にしました。これで売れる筈。

しかし、作ったサイトが健康食品の検索で上位に来ていません。ライバル企業のページばかりが上位表示されている。これではユーザーに気付いてもらえない。

SEO対策が出来る人がほしい。こう考えて個人アフィリエイターを見つけました。その人はブログやサイトを持っていて収益化も果たしている。SEO対策もバッチリ出来ていました。

その人にサイト改善を依頼し、サイトの上位表示を成功させました。さらに、自社製品宣伝のブログを作ることも提案してくれた。

そうなればネット宣伝をより広く打つことが可能となります。こうして販路をネットから拡大させることが出来ました。

宣伝に成功した際に、ふと社長や経営陣は気付いたことがある。製造や開発はともかく、営業などは会社に来させなくても運用可能なのではないかと。

コロナで出入りが制限されるなら、ネットで自社サイトからの宣伝という手が使えます。それに加えて社員が書くブログを作ったら、宣伝効果は高まるのではないか?

現にアフィリエイターがブログやサイトで、自社製品の宣伝をしてくれています。社員ならではの視点で書くブログにも、宣伝効果は望めるのではないか?

書くのは営業や事務の人を当ててみよう。これまで取引先でしていたことを、ネット内部でやるようなものだし。担当や順番を決めて書かせてみれば、思わぬ宣伝効果も期待出来るかもしれない。

機会があれば、製造や研究開発部門にも書かせてみると面白いかもしれません。営業の視点とは違った観点で書かれると、内容の幅や独自性が増すでしょう。お互いの視点を知る機会にもなりそう。

こうしてC社は自社サイトに加え、社員が運用するブログを作りました。複数の社員で更新していくので、スピードも早く、内容も示唆に富むものが出来た。

関心を持つ人も増え、訪問するユーザーも増えました。自社サイトと社員ブログを互いに被リンクとし合い、Googleの評価を上げることも上手くいった。

関心のあるユーザーの中には、将来の社員候補も混ざっていました。そこから採用活動がスムーズになる効果も見込めた。ネットを介すことで、スリムかつスムーズな企業活動が出来るように変わりました。

これはあくまでイメージです。実際はこんなにサクサクといかないでしょうが。

良くも悪くも、ビジネスライクな関係が主体になっているように感じる。作るとか見つけるという部分は残るけど、売るとか運営する部分はスリムになるでしょう。

そこにいた人が会社では無く、家やネット上で仕事をする形に変化します。やることをやったら休んだり、他の仕事をしてもいい感じになる。会社とは契約で繋がるビジネスライクな関係に移行していく。

何というか、社員がフリーランスっぽくなる感じですね。フリーランスがチームや組織を作るとも見れます。

アフィリエイトに企業が参入するのは必然

今までの流れや変化から、将来的に企業がアフィリエイトに参入するのは多数派になると考えられます。

必然と言い換えてもいい。それだけネットに販路やチャンスを見出したい企業は多いと思うからです。

アフィリエイトへ企業が参入するメリットや意義。これを書いて終わりとします。

広告宣伝費が安くなる

ASPにも色々あるけど、テレビCMと比べたら安い広告費で済ませられるのは間違いありません。

一回で数十万円の広告費がかかり、テレビを見ない人に宣伝は届かないのがCM。今はテレビ離れが進んでいるので、これだけの広告費をかけてもリターンが見込めない確率は高くなっています。

企業がテレビからネットに、広告を打ちたくなるのは自明の理ですね。確実に見られる媒体を通じて宣伝をするのは、ビジネスでは当然の発想ですから。

しかも安く打てるかもしれないと考えれば、乗り出さない理由は少ない筈。アフィリエイターが自社の製品を紹介してくれれば、宣伝をネットで幅広く出すことも可能となります。

コスパが良くなっているネット広告。ここに企業が出て来るのは自然な流れだと思います。

会社の中でネット広告を作るケースも有り

広告はメディアが作って出すもの。テレビ時代はそうだったけど、ネットが登場してからは大きく変わりました。

個人でもLPや広告作成のスキルを持った人はいます。個人が広告を作って宣伝することが可能となっている。

個人で可能なら、会社で出来ない道理は無いでしょう。社内でそのスキルを持った人を抱えれば、自社製品の広告を作ることだって視野に入る。

その人に広告作成の仕事を振り、色んな製品の宣伝を担当させる。ASPを介さなくても、ネットで商品紹介を可能とする環境を作れるように変わって来ました。

特定の外注を雇うのも同じように出来ます。外注に広告作成と宣伝を依頼すれば、安い宣伝費で商品紹介が成り立つ。

安く広く広告が出せる。ネットの普及がもたらした効果は、企業に大きな追い風となっているのではないかと。

Googleが権威性と専門性を重視する流れ

昨今のGoogleアップデートは、企業サイトを上位に持っていく方向性に変わっているのを示しています。

見ているのはサイトやブログの権威性と専門性。そこにある情報の信憑性や有用性を、Googleが吟味していると言えます。

企業サイトが評価されやすいのは、そこに書いた情報の確実性が高く、専門的内容であるケースが多いからです。上に出してユーザーに見せても問題ないと判断しての流れ。

ユーザーの悩み解決を至上とするのが検索エンジン。実現には有益なサイトやブログの上位表示が必要です。

有益さは記事やページの内容と構成が肝心。専門的だとユーザーに刺さりやすいし、権威性があれば信用が置けます。独自性があると尚評価される。そこにしか無い情報だからです。

個人ブログは個人の感覚や検証も無しに書くこともあるので、情報の信憑性で企業サイトに劣る部分があります。そこを嫌うGoogleは、企業サイトを上に持っていく運びとなる。

逆に言えば、企業サイトはSEO的に有利でもあります。宣伝媒体として有用なネットに、SEOの後押しがある状態。ここで乗り出さない企業は少ないのではないでしょうか。

本記事もお読み頂きましてありがとうございます。お役に立てれば嬉しいです。

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