新型コロナウイルスが初めて報道されたのは、2019年末。
それから約1年半経ち、世界中がこれに振り回されています。新型コロナ流行前と後で、世界が変わってしまいました。
今は夏も近づき、普通なら開放的な気分と恰好で、町やイベントに出る人が増える時期です。それが昨年からマスクを身に着け、祭りは中止される所が続出した。
夏にマスクなんて暑くてたまらないのが本音。でも予防には代えられないのが悲しい所です。
冬は流行が増え、里帰りを控える人も多くなりました。医療機関も忙殺され、他の病気や怪我の治療へのリソース(医療リソース)が危ないことになっている。
途轍もない悪影響を世界に与えたのが、新型コロナという病。これが与えた影響は、生活や物質面だけの話ではありません。人々の意識にも大きな変化が出て来ている。
アフィリエイトにも少なくない影響を与えていると思う。
伸びるジャンルと衰退するジャンル。これも新型コロナと関係があります。
同じアフィリエイトの分野でも、求められる傾向が変わってくる。
例えば、音楽でアフィリエイトするとします。CDを紹介する案件と、音楽データを宣伝する案件があるとする。
音楽データはお金を払えばダウンロードできます。ユーザーがダウンロードすれば完結する形式です。
対してCDは現物のやり取りが起こる。宅配業者が持って来てくれるでしょうが、宅配員から新型コロナを移される可能性はゼロではありません。
逆に自分が宅配員に移すこともあり得る。データの行き来なら、この心配はありません。
同じ音楽でも、新型コロナ流行前と後では、そのやり取りのリスクが変わっている。
食品や生活必需品などは現物じゃないとダメなので、この変化は小さいでしょう。データで完結できるものは、データへの移行で案件が変わっているかもしれない。
アフィリエイトに与えた影響は他にもあると思います。
それを見ていきましょう。これかどうなるかも含めて。
目次
新型コロナは通年性の病気。外出を制限した影響が大きい

新型コロナの厄介な点。それは一年中かかる病気であることです。
マスクして感染予防と言えば、インフルエンザがそれに当たります。
インフルエンザで緊急事態宣言が出たことは一度も無い。それだけ新型コロナがもたらした事態は大きい。
それらを見ていきます。仕方ないとはいえ、やるせない新型コロナとの付き合い方が分かるかと。
外出時間の減少・家に居る時間の増加
不要不急の外出及び三密の制限。日本人にはもう耳タコな言葉となってしまいました。
日本は民主主義や憲法の仕組み的に、国民に強制する命令は出せず、お願いという形の要請で今を凌いでいる。
海外では強権を振るい、命令を出して従わない人は処罰する方針を取る国もあります。
世界的にもう忘れることは無い程の、影響力と知名度を持った新型コロナ。これが生活全般に与えた影響は計り知れません。
外出時間を短縮し、特に必要でないものや急がなくていい外出を控える。これを推奨されています。皆が取り組んでいるので、実質的に強制な感はあります。
外に出られないなら家に居るしかなくなる。巣ごもり需要とは仕方なくな部分もあります。
新型コロナの流行は日常的に、家に居る時間を大幅に増加させ、外出機会や時間を減らしたと考えていい。
イベントの抑制・経済活動の制限
外に出にくい雰囲気になると、経済活動にも多大なマイナスを与える。
日本人の大半はサラリーマンです。会社やオフィスに出向き、そこで仕事をこなして帰宅する。この生活スタイルを取る人はとても多いです。
朝と夜の満員電車。窓を閉め切ったら三密になる空間ですね。ここにたくさんのサラリーマンや学生が乗り降りしている。新型コロナへの感染確率はかなり高い場所になります。
公共交通機関(電車とバス)がダメなら、車を使えばいい?
自家用車が増えれば、道路は渋滞します。通勤時間は長くなる方向に進むでしょう。交通事故も起こりやすくなると予想できる。
海外への出張もやりづらい。海外旅行したら確実に、嫌な顔をされる空気になっています。
日本はまだ感染状況的に落ち着いているけど、欧米を始めとする各国は悲惨な所もあります。逆に海外からの渡航も制限されている。貿易やビジネスに多大な悪影響が出ています。
各種イベントも中止や延期が相次いでいる。
一応、7月後半頃からが東京オリンピックの開催となっているのが今。但し、日本も含めた世界中の新型コロナの抑え込みが出来ていません。無観客でやるオリンピックって味気ない気がします。
イベントや貿易などは大きなお金が動く。これらが阻害されると、経済活動はストップしてしまいます。経済が回らないと、企業は儲けられない所が出て来る。
企業が儲からないと社員への給料は増えません。給料が少ないと、固定費を除く食費などの消費は減る。それが別の企業の収益を悪化させ、さらに消費者にマイナスな影響を与えます。
国や政府も辛いです。新型コロナへの対策に多くのお金が必要となったから。
国家予算が尽きて赤字国債を大量に発行する羽目になったのは、日本だけではありません。落ち込んだ消費や需要を喚起すべく、政府主導で動いている国もあります。そこにもお金がかかっている。
単なる病気に留まらない、国をも殺しかねない病。それが新型コロナという存在になっています。
清潔や衛生意識の高まり
毎日マスクをして通勤や通学するのは、もうお馴染みな光景となりました。
夏にマスクをするなんて、これまでは考えられなかった。暑い時に熱や湿気が籠るマスクを付ける。熱中症になりますよこれは。
インフルエンザの予防と同じですが、インフルエンザは寒冷乾燥な冬季のみの流行(季節性)なので、暖かくなればマスクを外せます。冬だけ付ければいいのは良かった。
新型コロナは通年性。流行が治まるまではマスクを手放せなくなっています。しかも、暑くて湿っている東南アジアやインドでも流行るという始末。気候で抑制出来ない厄介さを持っています。
手洗いうがいは日本ではよく知られた予防法ですが、通年でやる人は多くなかったでしょう。
海外でもこれを取り入れる国も増えて来ている。マスクの需要が一時期凄かったのも記憶に新しいです。
欧米では靴のまま家に上がるのが習慣です。靴に付着しているかもしれない、新型コロナウイルスを家に持ち込む可能性が高かった。
日本の感染が落ち着いているのは、こんな生活習慣の違いもあります。それでも防ぎきれないのが恐ろしい所ですが。
衛生観念が大きく高まっていること。新型コロナの流行前とは雲泥の差と見れるでしょう。
ワクチンや治療薬への関心が集まっている
太古の昔から、最も多くの人間を殺してきた存在は何だと思いますか?
答えは病気やウイルス。飢えや戦争も多くの人が犠牲になった要因ですが、菌やウイルスの脅威はその比ではありません。
つい最近まで、日本では多産な家庭は多かった。開発途上国も多産な傾向にあります。
なぜたくさんの子を産むのか。これは乳幼児死亡率が高く、子供が育つ可能性が低かった現実があるからです。
今からは想像しにくいけど、医療技術や衛生観念が未熟な時代、病気や怪我は死に直結する恐ろしいものでした。
乳幼児は体力も免疫力も低い。不衛生な環境で産まれれば、母親も含めて死ぬ確率が高かった。栄養状態も今とは比べ物になりません。育つ前に病気にかかることはよくあった。
この状況なら1人の子供を手塩にかけるという、今のやり方は通じません。医者にかかっても死ぬことが多かった為です。
たくさん産み、1人でも大人になるのを願う方法が取られたのはこの現実がある。また、子供を労働力と考えてもいた為、人手を求めて産む意図もありました。
子供をたくさん産まなくなったことは、弊害もあれど文明やテクノロジーが進歩したことでもある。
天然痘の撲滅やペニシリンによる結核の治療。人を死に追いやる病を、1つずつ克服して来たのが近現代です。
新型コロナの治療に、ワクチンや特効薬が求められるのもこれと同じでしょう。
治らないを治るに変える存在の登場。マラリヤに対するキニーネの発見のような、劇的な何かがほしい。
ワクチンや治療薬の開発。新型コロナそのものを抑え込む薬の需要は、今だに尽きる気配はありません。
新型コロナの影響で変化した需要

新型コロナは消費者意識も変えてしまった。ガラリと変わったものもあるし、緩やかに変化している部分もある。
需要の変化は、産業への影響がとても大きいです。業種で影響を受けていない所はありません。
少しずつ進んでいた変化を加速させたり、大きく転換させてしまったのが新型コロナ。その影響を掘り下げます。
娯楽サービス系への大打撃
ここに、経済産業省が発表した各種産業の推移を引用します。
第3次産業とはサービス業を指します。全体的に、サービス業の落ち込みがあるのが目視できる。

2020年5月の統計。新型コロナの影響で、サービス産業の活動の活発さを表す第3次産業活動指数(経済産業省)の総合指数は、4ヶ月連続の前月比低下となった。
大分類業種の動きでは、生活娯楽関連サービスの低下幅が特に大きいことが分かる。
生活娯楽関連サービスには、生活や娯楽に関連する実に様々なサービスが含まれる。
宿泊業、飲食店,飲食サービス業、洗濯・理容・美容・浴場業、旅行業、冠婚葬祭業、写真業など。
娯楽関連としては、映画館、劇場・興行団(プロスポーツ興行含む)、競輪や競馬などの競走場、ゴルフ場などのスポーツ施設提供業、遊園地・テーマパーク、パチンコがある。
学習支援業、ペットクリニック、自動車整備業(家庭用車両)など、公表末端系列で41業種が見られる。
https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20200728hitokoto.html
下の表は2020年1月から5月までに、どれ程ポイントが減少したかを表したもの(サービス業の内で娯楽関係に限ります)。
順位 | 業種 | ポイント差 |
1 | バレー・バスケットボール | 256.2 |
2 | 相撲 | 255.8 |
3 | 海外からの旅行 | 186.8 |
4 | フィットネスクラブ | 103.7 |
5 | ホテル | 103.4 |
6 | 遊園地・テーマパーク | 103.0 |
7 | 映画館 | 102.8 |
8 | リネンサプライ業 | 92.4 |
9 | 結婚式場 | 92.4 |
10 | 国内旅行 | 87.3 |
減少幅が大きかったのはプロスポーツ。1位と2位を占めています。
この中には含めていないけど、野球やサッカーなども大きく減っているようです(1月に試合が無いので、比較できるデータが無い)。
旅行系は分かりやすいですね。移動とセットになる宿泊関係も下がっている。
観光系の遊園地やフィットネスクラブ、映画館や結婚式場業なども10位以内に入るなど、減少が大きい。
生活娯楽関連サービスの寄与度(影響度)では、「食堂やレストラン、専門店」「ホテルや旅館」「パブレストランや居酒屋」となりました。
外出して娯楽を楽しむとなると、外食や宿泊はくっつくもの。外出の抑制は、飲食業や宿泊産業を困らせます。
居酒屋で帰りに1杯みたいなスタイルが否定され、外食もテイクアウト出来る所に需要が集まるようになった。
これに適応できない飲食店は衰微している。外食が難しくなると娯楽系への足が鈍ります。
宿泊も楽しみが減り、制約が多くなりました。家に居るのを選択する人が増えたのは理解しやすい。
イベント系もここでは載ってないけど、確実に苦しい状況です。寄席などの伝統工芸も大変な状況。
新型コロナによる経済や消費の悪化。これが消費者の財布の紐を締める状況を作っています。
娯楽は生活に余裕があるから出来ます。余裕が無くなれば真っ先に打撃を受ける。
新型コロナを抑えないと、根本的な解決には至らない分野だと思います。
小売業の衰退
外で買い物をするのは老若男女問わず。最も買うのは食料や生活必需品です。
ここに不要不急の外出制限が来れば、買う物がグッと減るのはイメージしやすい。
食料品はそこまで変わらないでしょう。病気が流行っていても、別に食べる量が変化する訳ではない。嗜好も変わることはありません。
生活必需品も近い。生活に必須だから買う物は、いつも一定の需要があります。これも変化は小さいでしょう。
大きく変わったのは、必需品でない物品の売れ行き。仕事で使うとか趣味に必要なもの以外、買い控えるようになっている。
娯楽と重なるのは、生活の余裕度が下がっているのが原因です。消費は必須なもの以外、余裕に応じて変化します。生活が苦しくなれば、必需品以外を買わない選択になるのは当たり前。
また、後述の宅配業と関わりがあるように、家で注文して運んでもらうスタイルが急速に広がっているのもマイナス。
小売りは客が店まで足を運ぶことで行う商売。これが崩れたのも大きいです。
家でやれる分野は伸びた
巣ごもり需要とあるように、家に居る時間が長くなったのは、生活スタイルや嗜好に変化をもたらした。
例えばゲーム。外で遊べないなら、家でゲームをする人は増えたでしょう。
実際、任天堂の収益は2020年に過去最高を記録している。ゲーム機は躍進した分野に間違いありません。
また、家で行うことの代表例は家事。この機会に料理を覚えたり、何かの勉強を始めたという人も出て来ました。
自炊をする風潮が進んだ為、調理器具を買う人が増えた。快適な家庭生活を求め、家電や家具の購入が増えています。
家でレストランのような美味しい料理を食べたい。手軽に3食作れる調理器具がほしい。こんなニーズが高まっている。
夏や冬に家に籠るなら、冷暖房は必須です。特に夏は熱中症の危険があるし、不快指数が高くて寝不足や食欲不振など健康を阻害する恐れがある。エアコンや除湿・加湿器の売上は伸びています。
掃除も気をつける人は増えたでしょう。掃除をこまめにして清潔を保つ。帰宅した後で服に付いた異物を除去したり、埃や湿気を取り除く掃除道具。これらの需要も大きくなりました。
ざっくり言えば、家で済ませられるニーズが増えたと見れます。
衰退した分野は外でないと出来ないものがほとんど。家で行える方向に産業のウェイトがシフトしていると考えられます。
先述した飲食系でも、テイクアウトは売上を伸ばしています。店ではなく、家で持ち帰って食べられる形。
弁当の需要も伸びている。総菜を求める人も増え、スーパーは業績を伸ばした所もあります。
EC事業やネット通販の増加
インターネット広告の増加とも深い関わりがある。ECサイトで買い物すれば、家で買い物を済ませることが出来ます。
ECや通販と関連するのが宅配や流通業。物を個人ではなく、業者が代行して運ぶように変わった。
これまでは忙しいとか、ネットで買う方が安いという人が利用者の中心でした。新型コロナで外出が忌避されるようになると、それ以外の人の利用がグッと増えて来ました。
EC事業に進出する企業も増えている。これまでも増加傾向はありましたが、新型コロナがそれを促進した形になりました。今後もこれは変わらないと思います。
EC事業やネット通販に関しては、こちらの記事も参考になるかと思います。
これも大きく見れば、家で済ませられることに入る。外でしていた買い物を、家で出来るようにした分野。
新型コロナが招いた変化。まとめるとこうなります。
業種 | コロナ前 との比較 | 背景 | 特徴 |
サービス業系 | 減少した | 外出が前提 | 娯楽系に大打撃 |
小売業系 | 減少した | 外出が前提 | 必需品以外が落ち込んだ |
巣ごもり系 | 増加した | 家で完結 | 生活スタイルとマッチ |
EC事業・ネット通販系 | 増加した | 家で完結 | 外出の手間と危険を減らした |
家で出来る系統が伸び、外出の必要があるものが落ちたと見れば分かるかと思います。
アフィリエイトジャンルにどう影響を与えるか?

需要が変わればジャンルにも影響を与える。アフィリエイトに無関係というのはあり得ません。
リアルでは巣ごもり需要。即ち、家で済ませるのが前提の分野が強くなっている。
ということは、アフィリエイトジャンルでもこれが影響していると考えられます。
それを詳しく見ていきます。ジャンル選定で悩むなら、ヒントになると思います。
ゲーム系は伸びる
アフィリエイトジャンルでも人気のあるゲーム系。ゲームは家で出来るので、好きなら選択肢に入るジャンルだと思います。
また、近年はe-スポーツの存在も視野に入れると商品が見つかりやすい。
e-スポーツとはオンラインでやるゲームを、スポーツ大会みたいな感じで行うものを指します。
格ゲーは分かりやすいですね。対戦要素や競争が入るゲームが対象となるようです。
e-スポーツをやるには、ゲーム用のハイスペックパソコンが必要になる。これのニーズも頭に入るでしょう。
特にパーツの構成をカスタマイズ自由な、受注生産型(BTO)のモデルが人気だとか。
1台の価格が10万円を超えるものが多いので、利率が2%でも2000円の利益が発生します。パソコンゲームやハードウェアに関する詳しい知識が前提となりますが。
さらに、オンラインゲーム利用者を増やすべく考えられた、ゲーミングアフィリエイトもあります。オンラインゲームは家でやれるので、需要はまだある分野だと言える。
これは商品ではなく、あるオンラインゲームへ新規ユーザーを呼び込んだ場合、報酬が発生します。
招待したプレイヤーがそのゲームに有料で参加し、遊び続ける限りは報酬が発生し続ける仕組みになっている。
但し、カジノなど日本では認められていないゲームの勧誘もあります。もし違法なゲームに入ったり、誘ってしまうと罰せられる恐れもある。
ゲーミングアフィリエイトをやるなら、合法のゲームかをきちんと確認するのが前提となります。
動画制作の需要は増す?
Youtubeやニコニコ動画を見ない人は少数派でしょう。それ位、個人が動画を見たり、作ったりするのが身近になりました。
ブログやサイトではないけど、動画を作成して広告を貼る、Youtubeアフィリエイトもやりやすくなっている。
文章より動画が好きな人もいます。学習効率も人によって最適な方法は違うそうです。動画を求める人に動画を作って届ける。このニーズは高まっています。巣ごもり需要ともマッチしている。
今は撮影技術や器具の進化で、個人でも動画撮影は簡単になりました。
編集ツールも普及して来ています。動画作成が本当に身近なものに変化したと言える。
ブログやサイトと組み合わせるのも有りです。書いたブログに、作成した動画を貼ると独自性はグッと増す。逆にYoutubeからサイトへリンクを貼って誘導も可能です。
動画制作器具やツール。これをアフィリエイトするのも手です。作り方を教えるのもビジネスになる(コンサルになるかな)。
動画系統はニーズが増えていく。自分の得意分野を動画にし、それを活かすのも手だと思います。
宅配系サービス案件は強くなる
食事宅配や宅配クリーニング。家で食事やクリーニングを済ませられるのは、今の世情と重なるでしょう。
UberEatsはもうメジャーな宅配サービスになりました。都市部では結構見られる存在です。
楽天デリバリーをやっている楽天。これを使ったアフィリエイト(楽天アフィリエイト)もある。
あなたが楽天会員なら、報酬を楽天ポイントで受け取れる仕組みになっています。楽天ポイントはあまり使い勝手がいいものでは無いけど、デリバリー系で稼ぐなら選択肢に入る。
田舎に住んでいてUberEatsは利用が難しい。そんな人でも、宅配サービス系案件のアフィリエイトは可能です。
宅配に関心があるなら、このジャンルでアフィリエイトをするのもいいでしょう。
パソコンやネット開設もいい?
家でいじる物と言えば、一番がスマフォで二番がパソコンになるかな?
パソコンの売れ行きは良くなっています。リモートワークやテレワークに、パソコンとスマフォは必須。
ネット回線を繋がないとパソコンのメリットは半減します。ネット開設も数を増やしている。
パソコンに詳しいなら、パソコン紹介案件を扱えばいい。ネット開設は結構ややこしい条件があります。
そこを理解できる人なら、通信事業者が出している案件を紹介し、アフィリエイトするのもいいと思う。
パソコンやネットを使っていれば、実体験も記事に盛り込みやすくなる。この分野も差別化はいるけど、選択候補として有力と考えられます。
新型コロナでアフィリエイト業界はこう変わる?

新型コロナが与える影響は、アフィリエイト全体ではどうなるか?
結論を言うと、業界の拡大や広告重心の移行を加速させると思います。
理由はネットとアフィリエイトの性質に絡むからです。これからの時代と相性が良い。
リアルでは悪影響が強い新型コロナ。アフィリエイトではどう影響していくのでしょうか?
より多くの企業や分野で、参入が増えてくる
広告主視点で見ると、インターネットを介して自社の商品やサービスを宣伝するのは、より身近で重要な要素を強めています。
消費者の行動は、ネットを介して行われることが格段に増えている。子供もパソコンやスマフォをいじる時代になりました。SNSで学生が交流するのもお馴染みの光景になった。
ネットは元は軍事技術です。通信事業は軍事と深い関わりがあります。
無線や電話の登場で、大規模軍団の末端まで速やかな意思伝達が可能となった。それが民間に伝わって通信事業が立ち上がりました。
地球の裏側のニュースですら家で入手できる。中世までは日本でも、鎌倉で起きた事件が京都に伝わるまで、何日もかかっていた。どこでも瞬時に情報をキャッチ出来る点が、ネットの大きな強みとなります。
自社の商品をすぐにも宣伝したい。広告主は早く大規模に宣伝を打つことを望んでいます。
新聞やテレビに載せるより、ネット広告にしてASPに登録してもらい、アフィリエイターに紹介してもらう。
ネットを見る前提ではあるけど、テレビCMを打つより安価で大規模な宣伝が可能となっています。
テレビCMは1つ作るのに数十万円かかるが、ネット広告だと高くても数万円で済みます。
安いコストで高い宣伝効果が望める。これを利用したい企業や法人は今後増えていくでしょう。
例えば、農家や漁師が生産物を売りたいとする。外食産業がダメージを受け、それまでの卸先で売れなくなった前提です。
店で出せる食品なので、質は問題ありません。しかし、飲食店がそれを受け入れる余力を失っている状態。生産物は生なので、そのまま保存するのは不可能です。
保管には倉庫や冷蔵庫が要る。それも無料じゃないし、維持費もかかります。生産物をお金に換えないと、生産に使った費用すらペイできません。
消費者に生産物を届ける。業者を介せば可能だけど、手数料分の利益は減ります。宣伝も打たないと認識されない。いかに安く宣伝し、消費者に買ってもらうかが気になる。
ここにアフィリエイターが入ったらどうでしょうか?
宅配業者は入るとしても、宣伝費用を安く抑えるのが可能になります。広告をCMで打つのはお金がかかり過ぎる。
安い宣伝費で紹介記事や動画を作ってもらい、消費者に売ってお金を得られる。
こういった利用を考え、ネット広告を作る所もあるかも。今まで無かった分野でアフィリエイトが可能になる。そんな時代に変わるかもしれません。
また、巣ごもり需要がありながら、テレビ離れや新聞離れが起きているのも重要な変化点。
これは広告媒体のウェイトが、ネットへと動いているのを示しています。
情報の早さでもネットが一番なのも強み。スピーディに安く全体へ伝わるなら、宣伝媒体として最良と言える。
紹介案件が増える
アフィリエイターに関わるのはこちらですね。参入企業やジャンルが増える程、広告の量や種類も増えます。
アフィリエイターが増えれば、より広告をネットで打とうとする企業も増えるでしょう。
それが更にネット広告を増やすことに繋がる。正のスパイラルが起きてくる。
これまではマイナーで紹介できる商品が無かったジャンル。ここにサービスや商品が登場するかもしれません。
Googleアドセンスだけ貼っていたブログ。ここに、商品紹介記事を挟む運用が可能になるでしょう。
端的に言えば、アフィリエイトの幅が広がる。新型コロナはこの動きを加速させてもいます。
衰退するものもある
これまでの流れからすれば、旅行や宿泊案件は難しくなるでしょう。外食を紹介するのも厳しくなる。
全く無くなる訳ではないが、外出を前提とする案件の扱いは難しくなると思います。ニーズが萎み、それが長期化すれば復活は厳しくなる。
残念ながら、新型コロナは長期化すると考えられる。変異株も海外で出現し、ワクチン接種も問題が色々ある。
これらのジャンルでやっていくには、工夫や発見が必要になるでしょう。
外食や旅行がしたい人は一定数は残る。数は減りますが、需要が皆無になる訳ではありません。
マスクをしながら遊園地で遊んだり、消毒とソーシャルディスタンスを徹底して宿泊してもらう。
こんな努力は既に為されている。これに加えて提案を出せれば、この需要をゲットできると思います。
変化はあるが、好きなら貫くのも大事。これらのジャンルでもやれる方法を見つけたら、逆に勝者となれる。
本記事もお読み頂きましてありがとうございます。