アフィリエイトコンサルを無料で主催。そんな募集があったら覗きたくなります。
アフィリエイトコンサルは一括で数十万円のお金を必要とします。簡単に払えないケースもある金額。
そこで無料を提示されると、目を留めたくなるのも無理はありません。無料には強い魅力があります。
一方で高い料金をアフィリエイトコンサルが取るのは、それだけ運営にお金が要る背景も絡んでいる。
不当に高いのはアレだけど、ある程度のお金は仕方が無い部分もあります。無料でやるのはコンサルタントの手弁当になるので、キツいものがあるのも理解出来る。
あなたはタダ働きで仕事をしなさい。こう言われて頑張れる人はいません。給料やご褒美など、何らかの見返り(リターン)があるから仕事で頑張れるのが普通。
無料でアフィリエイトコンサルをやるのはこれに近いです。お金を期待出来ない以上、別の目的があると考えられます。そうでないのにアフィリエイトを教えることは無いと思う。
コンサル業は人に自分の知識や情報を教え、生徒の教育や上達と引き換えにお金を得る仕事です。教師っぽさがある。
上手くいけば、自分の知識や情報を吸収した生徒が生まれることになります。この人が自分にとってどんな意味を持つか。
アフィリエイトコンサルをやるコンサルタントは、お金以外にこの部分を見ていることもあります。無料なら猶更この意味が大きくなる。
無料でやる背景。ここを考えないと、無料のアフィリエイトコンサルという看板に釣られる可能性が高くなる。
別に無料が悪いのではありません。大事なのは無料で運営する際の目的や、それが可能な背景まで見る必要があるという話です。アフィリエイトコンサルに限ったものでは無い。
私も無料でアフィリエイトコンサルを受けられるなら、飛びついていた可能性もあったと思います。やはり安くないお金が必要な以上、無料の魔力には抗いがたかったと考えられるし。
無料でアフィリエイトコンサルを運営する背景。ここを考えてみましょう。
目次
アフィリエイトコンサルには2種類ある

アフィリエイトコンサルは大きく見て2種類に分かれる。「ノウハウとマインドを提供するタイプ」「コンサルそのものを売るタイプ」です。
両者は全く異なる。魚釣りで例えれば、前者は釣りの仕方を教え、後者は釣った魚を与える感じです。
アフィリエイトコンサルで正しい形とは、前者の釣りの仕方を教えるものだと思います。後者は良くないと感じる。
それはなぜか? もう少し見ていきましょう。アフィリエイトコンサル選びに役立つ内容になれば幸いです。
ノウハウとマインドを提供
多くはこちらです。アフィリエイトで稼げるようになるのを目的とした指導。
稼ぐ為の手段と、やっていく上での心構え。特に後者は超重要です。心技体で言う心の部分だから。
企業や個人の商品。これを記事に紹介して売る手助けをするのが、アフィリエイトの基本で王道になります。
商売とは損して得取れ。こちらがまずは提供や譲歩を見せることで、相手に話を聞いてもらうスタイルを確立していく。
譲るとは、真剣に相手に向き合わないと出来るものでは無いからです。譲る強さはアフィリエイトにも通じる。
人の世話が好きだったり、差し出すのに抵抗感が無い人はアフィリエイトに向くと思います。商売の基本であるGive&Takeを自然に行える為です。
そのマインドは人から教わるのが最も身に付けやすい。本でもいいけど、それに触れたものは多くないと思います。人から直接聞く効果も大きいです。
稼ぐ手法とマインド。この2つを提供するのがアフィリエイトコンサルだと考えて大丈夫です。
このタイプは受けて損はしないでしょう。得に出来るかは受講者次第になるが。
コンサルそのものを売る
似て非なるのがこちら。コンサルそのものを売るのが目的のタイプです。
前者が本の中身を売るなら、こちらは本のガワを売ると言えるでしょう。本の価値は外側や包装ではありません。中身の内容に真価が存在する。
売っておしまい。これがコンサルそのものを売ることです。そこから先は無いに等しい。
儲かりたいなら、自分もコンサルを売る側に回る。そうやって実体の無いコンサル売りが広がっていく。
ねずみ講では? こう思ったのは私だけでは無い筈。アムウェイのような購入義務は無いけど、ねずみ講システムと変わらない気がします。
これが広まると、アフィリエイトコンサル自体が怪しいと思われてしまいます。悪貨は良貨を駆逐するは貨幣に限った話ではありません。
コンサルを売るといっても、ちゃんとした中身が伴うものか。伴わないなら怪しいと見られて当然だと思う。
どちらのタイプかは募集条件で判別可能
別に受講生がアフィリエイトコンサルを宣伝するのは悪くありません。私もその1人ですし。
宣伝する対象をちゃんと見極めているか? ユーザーへの誠意はここで決まります。ダメなものを紹介してはいけません。
私も自分の受けているアフィリエイトコンサルを紹介しているけど、騙す意図は全く無い。
私が実際に受けた内容や感想、考えを発信することで、それを参考に良い選択をしてほしいからです。参考にならないなら、それは私の不徳と考えるだけです。
故に私は、なるべくフラットな視点で伝えられるように書いています。良いものは良い点を挙げ、悪いものは悪いと言う。
極力貶めるのも避けています。客観的になるには必要と思うから。貶すのは嫌いなのもありますね。
話が逸れました。見極めポイントについて書いていきます。
コンサルの期間と料金、サポート内容は必須です。高すぎても安すぎても損をしやすくなる。
何に強いコンサルかも重要。アドセンスの稼ぎ方と物販の稼ぎ方は変わって来るから。ジャンルや商品の扱い方も大事なポイントになります。
極論で言えば、売るものを選ばないし、売り方も限定されないコンサルが望ましい。何でも売れるのはどんな時代でも強力な武器になるからです。
仮に無料とか料金を提示しないコンサルがあれば、それは罠だと考えるべき。
コンサルは主催側にとって楽では無いケースが多いです。それで稼ぎたいとか、割に合う手段として使いたいものでもある。
そこを考慮しないのは何か別の意図がある。料金はどちらにとっても無視してはいけない要素です。
アフィリエイトコンサルで無料を謳う背景

アフィリエイトコンサルを無料で出す。これは無料で宣伝する効果を狙ったものであるのがほとんどです。
無料という言葉が出ると人はどんな反応を示すか? ここに無料の魔力が込められています。
運営側も楽じゃないアフィリエイトコンサル。これを無料でやる時は背景をよく見た方が良いです。
背景は綺麗なものでは無い。そう考えないと引っ掛かることが多いです。
客寄せ効果
無料の持つ魔力。人は無料に弱いです。タダには強い魅力があります。
初回無料、期間限定無料、試用目的で無料提供。この言葉に惹かれる人は必ず出て来る。
客寄せ効果は抜群です。誰だって無料なら振り向く位はします。アフィリエイトコンサルでも同じです。
善意からやるケースはほぼ皆無
善意から無料にしてくれる? そんな訳無いのがほとんど。悲しいですが、無料で差し出せる程に優しすぎる人はほぼいません。
無料は客寄せを狙って出すパターンが多い。無料で惹きつけ、改めてそこでビジネスの話に持っていく。
ビジネスにおいて最もハードルが高いのは集客。集客→教育→販売の最初が一番大変な所です。
集客に無料の宣伝は強力に作用します。そこが出来たら次は楽になる。
この商品を買ってくれたらおまけも付けます。この料金が無料になりますよ。無料で出す理由はこうなんです。
無料を謳うのは、ビジネスの話に繋げるステップとして存在する。
タダより高いものは無いの意味
人は目先の利益に飛びつく。初回無料や限定無料には罠を仕掛けているパターンも多いです。
例えば、無料の代わりに個人情報の提供を言われたとします。あなたは無料と引き換えにできますか?
私は嫌です。それをどんな方法で使われるか分からない以上、リスクが大きすぎると考えられる。無料と引き換えになど出来ない。
スマフォやインターネットの料金プランと似ていますね。登録や契約時は安くする代わりに、オプションや更新料で儲けようとするやり方。
最初は安いと思って飛びついたのが、実は解約が難しいとか高く付くものだった。こんな事例は結構あります。
目に見える金額ばかりが気になるのは人の悲しい性質。本当の真意は見えにくい所にある。
無料を言い出す時点で、裏に隠れた意図があるのは確実です。これを考えると無料は怖いものでもある。
タダより高いものは無い。アフィリエイトコンサルにも同じことが言えます。
無料のアフィリエイトコンサル(メンターについても)に関する記事はこちらもあります。良かったらご参照下さい。
善意でやるにしても条件が付く
仮に善意から無料でアフィリエイトコンサルをしてくれる場合でも、通常より厳しい条件が付くのが多いです。
一番は期間とサービス内容。これを削られるのは仕方の無い話です。
長期間、無料で教えるのはコンサルタントの負担が大きくなります。長い程辛くなる。他に努力して稼ぐのに充てる時間を、無料コンサルに取られる形になります。
となれば、期間は短くて1ヵ月。長くても半年はいかないのがデフォルトだと思います。半年は無いと、SEO的に結果が見えづらいのがアフィリエイト。
サービスの基本となるサポート対応も思うようにはならない。回数制限や聞ける範囲は小さくなるでしょう。無料で稼がせるようなサポートを期待するのは甘いと思います。
お金という対価を貰っていない以上、運営者はいつ止めても文句は言われません。受講者は言えない。コンサル料はこの辺りを縛る意味合いもあります。
本当に極々稀に、この条件も無しで教えてくれるコンサルがあるかもしれません。でもそれを探し求めるのは時間の浪費になりそう。それ位、無料でやるのはハードルが高い。
SNSアフィリエイトコンサルは怪しい?

最近、SNSアフィリエイトというものを耳にします。SNSをメインに使ってアフィリエイトする。それを教えるコンサルだそうな。
SNSをアフィリエイトに役立てるのは有ります。検索以外からの流入ルート開拓が目的です。普通のアフィリエイトコンサルは、検索流入が主でSNS流入が副のポジションにある。
SNSアフィリエイトコンサル。これがどんなコンサルかを調べて書いてみました。
SNS(Twitter)で集客?
Twitterはミニブログな感じで使える。最大で280文字のツイートで、関心のある人を集めるようです。
それだけで集まるのだろうか? Twitterをよく使う人なら見ると思うけど、それに関心を持つことってあるのでしょうか?
人が知りたいことを調べるなら、詳しそうな人やサイトを訪ねるのが普通です。知らなさそうな所に行くのは無駄になる。Twitterのあの文章量に惹かれるのだろうか?
仮に詳しくても、そこに詰め込むのは至難の業に思えます。ちょっと喋るだけで280文字はすぐ埋まってしまうから。出来るのはある意味才能かもしれませんが。
アフィリエイトで集客にSNSを使うのは推奨されるやり方です。但し、集客のメインは検索である前提ですが。SNSでしかもTwitterが集客の主というのは、ちょっと想像し難い。
SEOはガン無視出来る手法?
SEOは検索エンジン最適化を指す。検索なので、SNSとの関わりは薄いです。皆無まではいかないけど。
SEOはよく知らない人には難しく感じるもの。SEOに関わるのを煩わしく思うのは不思議ではありません。
Twitter集客ならその点を解消できる? 確かにSEOは気にしなくても良さそうですね。
でもSEOをちゃんとやるなら、検索で見つけてもらえるのも事実。Twitterで自分のツイートを見つけてもらうのは簡単なのだろうか?
どんな手法にしろ、自分の媒体が注目される状況を築き上げるのが、稼ぐ基本となります。検索ならSEO対策がそれに当たる。
Twitterで注目される状況を作るとなると、スパム行為になり兼ねない危険を孕むと思います。
紹介するものが自然と注目され、リツイートやフォロワーを増やすなら問題ない。しかし、意図的にそれを為すのはスパム行為になるのではないか?
バズるはOKだけど、スパム行為はNG。Twitterはこんな規約があります。これに反する危険の説明はあるのでしょうか?
ノウハウじゃなくてコンサルを売る?
280文字のTwitterにノウハウを詰める? 不可能じゃないかな…
私の文才が無いだけかもしれませんが、Twitterにノウハウを入れるとなると相当数のツイートが必要だと思います。Twitterでやり取りするのは悪くないけど、異常に面倒な形になりそう。
ノウハウやマインドを教えるのに、Twitterは使いにくい筈。そこに動画やブログ記事を貼るのかもしれませんが。
何というか不透明な感が強い。SNSアフィリエイトコンサルに抱く感覚はそれです。
これってノウハウじゃなくてコンサルそのものを売るタイプなのでは? こう思うのは私だけでしょうか?
Twitterで商品紹介をやるなら、広告を貼って商品名を書いて終わり位な文章量だと思う。紹介?
これで売れるなら苦労しないと思います。売れない時代で売る為に、アフィリエイトは進化して来たのだから。
その背景に反したものだと考えられる。商品をブログやサイトで丁寧に宣伝することで、ユーザーは買いたいと思ってくれるもの。Twitterの紹介量で売れると思うのは甘いでしょう。
ブログやサイトも使います? それなら最初からブログアフィリエイトの手法紹介でいいのでは?
わざわざTwitterやSNSを前に出す意味が見出せません。真面目にブログを書くのを教えればいいと思います。
こう見ると、ツッコミどころ満載。それが感じた印象になりますね。
何の力も身に付かなさそう
何より、これで何の力が身に付くのかさっぱり見えて来ないのが良くない。
アフィリエイトを学ぶと、個人の売る力が磨かれる性質があります。売る力は副業でも独立でも役立つ。
それを学ぶのがコンサルの価値だと思います。ただ稼ぐのが目的では近視眼的。その先こそが実は大事です。
2045年までに世界はシンギュラリティを迎えると予測されている。AIが生活や仕事の隅々まで進出し、人間の能力に追いつくとされる現象をシンギュラリティと言います。
シンギュラリティの世では、AIや機械の方が優秀な分野は無人化される。端的に言えば、企業はかなりのリストラを進め、会社員が珍しい社会になるということです。
代替不可能とされる業種やスキル持ち。こうならないと仕事を失う未来。それはもう20年後に迫って来ている。他人事じゃない残酷な現実です。
銀行や事務の無人化はその端緒。いずれは研究開発も製造もAIが進出するのでしょう。営業も人である理由は無くなっていくかもしれない。介護や医療はまだ残るでしょうが。
2035年までに、厚生労働省は会社員制度を変える計画を出している。あれに書かれた内容は、終身雇用と正社員制度の否定が入っています。
学校を出て就職し、定年まで勤め上げる。これがもう無い社会がそこまで来ています。
定年も無いし、安定も無い時代。これを考えると会社員のままはリスキーと思いませんか?
自活出来る能力。それは物を個人が売っていけるスキルではないかと思います。企業の商品を宣伝して売り、手数料を集めて暮らせる力。
発展すれば企業やビジネスパートナーから直接、宣伝をお願いされることも考えられる。自分でコンサルをしてもいいですね。ノウハウを本にして売るのも出来るでしょう。
その力が身に付くのか? SNSアフィリエイトには見出せないと思った次第です。
アフィリエイトも時代によって変わっていく

アフィリエイトの基本は変わらないけど、時代に合った変化はしていくと思います。
新型コロナの流行や働き方改革、技術の進展は社会をどんどん変えています。アフィリエイトもこれと無縁ではいられない。
未来のアフィリエイトは、人や個性がベースになるのかもしれません。商品やジャンルに依らない、その人自身の在り方や人柄が原資となる時代。
なぜそう思ったのか。それを語って終わりにしたいと思います。
コロナ後の予測
新型コロナは人の出入りを閉ざす方向に社会を動かしました。今はワクチン接種が進んでいるとは言え、コロナを恐れずに生活出来る状態はまだ先になりそうです。
家と職場や学校だけの行き来。家で引きこもるなど、大きな組織は解体される流れが起きている。良くも悪くも個人に分解される傾向が見られると思います。
三密を避けるなら、大人数で動くのは論外になります。少人数or個人単位で行動するのが基本となる。
かつて人は、集団を形成して野生生物や災害に立ち向かい、文明を発展させる歴史を持っていた。個々人では猛獣に対抗出来ず、狩りの精度も怪しい状態から脱却していった。
何度も疫病がその集団を襲い、個人に解体する出来事も起きました。天然痘は近世まで日本でも脅威だったし、ペストはヨーロッパを壊滅寸前まで追い込んだ。
それから立ち直って新しく集団を形成するのが人類。しかし、インターネットの登場がその流れを変えた感があります。
ネットを介して繋がる。当たり前のようで、とても革命的なことが21世紀の人類に普及しました。それまでは外に出て集団を形成するのがデフォルトだったのが、ガラリと変わった感がある。
個人のままでも緩く繋がれる。ネットを介せば可能になる。コロナはこれをさらに推し進めた形になります。
多くの人がこれに気付いた。それまでは少数派だったのが、多数派へと変わろうとしています。こうなるとコロナ流行前の社会とは異なる社会に変化すると考えられる。
縦から横へ?
一般的に社会集団は、上下の繋がりであるパターンが多いです。会社組織や学校、NPOなども上下関係が強い傾向にある。
インターネットでも上下は無い訳では無いけど、リアルより緩い傾向が見られます。社会身分を隠して交流が出来るネットの特性が関係している。
会社の上司と部下が、SNSで素性を隠してタメ口で話し合う。先輩と後輩がメールやコメントで親しく語り合う。見知らぬ人同士で悩みを掲示板で共有し合うなどなど。
リアルだと相手の顔が見えるし、素性を隠しきれないことも多い。ネットはそれが無いので、年齢や身分に関わりなく話すということが可能となります。
良いか悪いかは別。最低限の礼儀もあるし、相手を尊重する姿勢はリアルと同様に求められます。ただ、よりフランクにフラットに、付き合いを持ちやすいのはあるでしょう。
ネットで繋がる頻度が増えると、人同士の関係性が変わると思う。縦から横かつ、強固から緩い方向性に進むと考えられます。
気が合えば付き合うし、合わなければそのままフェードアウト。組織に縛られない広さと、会社や学校のような強さは無い緩さ。こんな関係が増えるのは無いかと。
身分が無くなる?
ネットやコロナが加速させているとは言え、人類全体は平等に向かっているように感じます。
古代や中世は王侯貴族と平民や奴隷がいて、明確に身分が分かれていました。近世に平等を掲げる人が現れ、日本でも四民平等や民主制が導入されていくことになる。
原始時代は身分は無かった。狩猟採集を担当する人と、家事育児を担当する人が家族という単位を作っただけでした。
両者は異質だけど同権で対等。古代に文明が起きてから身分が分かれた。原始に王様はいません。
近現代は、文明化された原始時代なのかもしれません。原始の平等を、現代文明の高度さが覆う感じ。
2020年に始まった同一労働同一賃金制。これは働き方改革の一環ですが、正規と非正規という身分を剥がそうとする動きとも見れます。身分で給料が決まるのでは無く、働きで給料を決める考え。
仮にAIや機械が全産業を埋め尽くしたなら、人は皆無職で平等の存在になるかもしれない。シンギュラリティが現実となれば、その未来は絵空事ではありません。
かなり穿った見方だとは思います。しかし、ネットは身分を嫌う性質があるのは否定出来ません。身分がネットでは稼ぐ元にはならない傾向が見られる。
人間性がアフィリエイトの原資?
仮に社長や幹部でも、ネットで稼げるかはまた別の話です。逆に、何の社会的地位が無い人でも稼げるのがネットでもある。
身分というベールを剥がしたもの。それがアフィリエイトやネットビジネスの根幹にあるのでしょう。
それは何かと言うと、人間性かもしれない。知識や情報だけに依らない、その人らしさと言うべきもの。
あなただから買いたくなる。あなただから面白くて見てしまう。あなたでないとダメだ。
売る商品を選ばなくなるのも、単に知識やスキルが身に付いたからでは無く、こういった人間性が確立されるからではないでしょうか。
価値観や感性が近い人同士の繋がり。ネットではこれを作りやすく、世界中に持つことが可能となっています。
彼らがファンやお客さんになってくれる。共感し合うからこそ、売り買いの障壁も大きく下がるから。
人間性がアフィリエイトの原資。特にこれからはそんな時代になるのではないでしょうか。
本記事もお読み頂きましてありがとうございます。