ジャンル(アフィリエイト)

アフィリエイトブログで観光系を考えると

観光を題材にしたブログは多くあります。アフィリエイトジャンルでも人気があり、観光地ごとに紹介出来る情報は多く存在する。

新型コロナが流行ったことで、観光業は外食業と並んで大きな打撃を受けました。外出と三密を忌避せざるを得なくなり、観光地は人がいなくなってしまいました。

観光業が重要な沖縄や外国ではギリシャやトルコなど、コロナによるダメージが大きい所は多くあります。アフィリエイトブログでも宣伝しにくい環境になっている。

今はコロナワクチンの接種が、日本では国民の半数まで進んでいます。ワクチンでどこまで抑えられるかが分かれ目と言えるでしょう。

今年中には2回のファイザーワクチン接種が完了するのかな? 冬になる前に終わらせ、流行に歯止めをかけたいのは世界も同じ気持ちの筈です。

観光でアフィリエイト出来る案件はツアーだけで無く、外食や名産品、観光名所なども入ります。また、現地で必要になるものもブログで紹介出来る。

旅行が趣味の人にとって、実益を兼ねたブログに出来るのが観光アフィリエイトです。年齢層でも嗜好は変わるので、それぞれの層を絞って宣伝すればいいと思います。

若者なら遊びや食事に目が行きやすいから、ターゲットにするならそこを重視すべきです。家族連れだと旅の安全を考えたり、家族が揃って出来るものを考えるでしょう。

家族連れなら旅行保険は良さそうですね。宿泊施設もこだわりがあるでしょう。イベントなんかも需要が高そうです。

逆に1人旅やシニアになれば、自由に行動出来るタイプが好まれると思います。自分で名所やスポットを巡ったり、交通費を安く済ませるやり方などに関心が行きやすい。

隠れた名所やお得な情報。メジャーなスポット以外にもこれを出せば、その層は興味を持つと思います。関連商品をブログで見せたら買ってくれるかもしれない。

このように、様々な層をターゲットに出来るのが観光のメリットだと思います。アフィリエイトブログで扱うなら、どの層に向けるかを明確にした方が良いでしょう。

コロナの影響やその後も考察する。アフィリエイトジャンルでも、コロナの影響が特に大きいものの1つが観光になると思います。

アフィリエイトブログで観光を扱う場合、何を考えるべきかを書いていきます。早く観光が出来る世界になってほしいですね。

アフィリエイトで見る観光の可能性

アフィリエイトで見る観光の可能性。内需に関係するのは国内観光

アフィリエイトでやるなら、観光は国内の案件を見た方がいいでしょう。国内なら紹介もしやすいし、内需に関わるメリットもあるからです。

新型コロナの影響が観光にマイナスを与えていますが、本当に魅力のある観光地にはチャンスともなっています。日本はその恩恵に与かれる可能性を持っている。

アフィリエイトで観光を扱うなら、国内を紹介していく方がメリットが大きいと思います。

国内観光なら内需喚起

日本国内は観光地だらけです。どこに行っても観光スポットは存在します。自然や歴史、産業や現代の遊び場など様々な名所が見られます。

日本は内需が経済の8割を占める内需国です。他に先進国で内需が多いのはアメリカの9割位になります。日本経済は停滞していると言っても、その軸足は国内にあります。

内需喚起は日本経済や国民の活力になると考えられます。日本のタンス貯金は約2000兆円に近づき、新型コロナ禍でも増やしたという位に貯金好きな国民性を持つ。

内需喚起は国民が積極的に消費や投資を行うのが最も良いです。好景気とは国民がお金をよく使い、経済の回転が良好な状態を表します。浪費ではダメだけど消費はOKです。

日本は災害大国でインフラ整備はとても重要です。過去に作られたインフラは老朽化や古い世代になり、更新が必要となっているものが多くあります。

ここに政府がお金を使い、建設業や土木系への仕事を作るのは必要な事業だと思います。経済成長によるインフレが起きれば、国債の額は自然と減るでしょう。

また、人の移動は経済に大きな影響をもたらします。コロナ禍で人の移動が制限されたことにより、どれだけ経済活動が委縮したかは誰もが実感している筈です。

人の移動は仕事もそうですが、観光も強く関わる話になります。観光が盛んということは人の移動が活発であり、経済活動も活気を持っていることになります。

勿論、経済は観光だけで回っている訳では無いけど、1つの指標にはなる筈です。観光業が盛り上がることで、日本経済の成長が起こるのは望ましいと思います。

国内に観光地やスポットがたくさんある日本なら、観光の振興を図るのも悪くないでしょう。コロナで微妙な感じになったGo to系キャンペーンはその一環ですね。

内需国の日本で日本人が観光にお金を使うようになれば、国内経済の循環がスムーズになる。観光が占める割合は大きくは無いですが、経済への寄与はあると思います。

インバウンド効果もある

近年、外国からの観光客が増えています。理由は日本の魅力が世界に知られ、一度は訪れたいと考える人が増えたからです。

この辺りはネットやグローバリズム化の恩恵ですね。知られないと人は来ません。日本は良くも悪くも成熟して来た証だと思います。

バブル期が日本株も最高値を出し、最も豊かな時代だったように思われていますが、あの時は日本という国がよく知られていなかった側面もあります。

日本から欧米などへ旅行や買い物に出かける人は多い反面、外国からの流入は多くありませんでした。今はそれが逆転して来ています。

客層も変化しており、日本へ来るのは欧米諸国の人だったのが、2000年以降は経済発展して来た中国や韓国が増えています。

今は東南アジアやインド、西アジアからの人が多くなっています。経済が伸びて豊かになり、旅行する余裕が持てるようになったのが背景にあるでしょう。

いずれはアフリカ諸国や中南米からの人が増えるのではないでしょうか。色んな背景を持つ人の為に、観光が出来ることはグンと増える気がします。

外国からの旅行者は日本にお金を落としてくれます。外国人観光客の増加は観光業だけで無く、日本経済への貢献にもなっている。

日本人が国内でお金を使うのと、外国人が来日して消費するのでは質が変わります。外需の増加が外国人観光客には期待出来る所です。

前者がお金の国内循環が活発化するのに対し、後者は国内のお金の総量が増える形です。外需に頼り過ぎるのは危険ですが、富の増加には外需も重要になります。

こうしたインバウンド(訪日外国人旅行客)効果が、観光には期待されている所ですね。

日本→外国より外国→日本が増える?

日本人が海外旅行をするようになったのは高度経済成長期以降です。観光は生活や経済に余裕があって可能となる贅沢でもあります。

戦前は戦争や開発にお金が使われ、国民全体は豊かではありませんでした。終戦後は焼け野原となり、国内債務もヤバい状態から再出発という苦労を日本は経験しています。

1ドル360円という固定レートの時代が昭和では長かった。今の1ドルは110円前後ですから、相当な円安時代が続いていたことになります。

日本円の信用は低く、外貨である米ドルを貯めないと海外からの輸入や買い物は出来ません。持ち出せる米ドルが制限されることも当時は当たり前でした。

円安を利用して国内で開発・製造をしまくり、アメリカや欧州諸国に売って発展したのが高度経済成長です。今の中国や東南アジア諸国がしていることを日本もやっています。

価値観もありますが、当時の日本は欧米文化への憧れが強かったです。国内より国外へ出ることが尊敬を得る時代だった。

豊かになれば、欧米諸国へ旅行や留学に行くのが多かった背景はこれです。今より海外への羨望は強かったと思います。

今は違います。日本も先進国の仲間入りをして月日を重ね、日本円も米ドルや欧州ユーロと並ぶハードカレンシーの地位を得ています。

海外から多くの文物を輸入し、それを独自化して自分のものに変えていきました。日本のアニメや漫画も元はアメリカのコミックやディズニーからの輸入です。

国内はインフラ整備が進み、どこへ行っても食事やネット利用、宿泊で困ることは無くなりました。価値観の多様化も起こり、色んなコミュニティが発達して来ています。

元々歴史も古く、自然が豊かな国土は観光地を多く生んでいます。発展しつつも古くて価値が高いものは多く残っているのが日本です。

また、島国で長らく他国との干渉が少なかったことから、文化や風習もオリジナリティが強いです。

日本語だけ見てもそれは明らかですね。文字をここまで多用する文化圏は他にありません。中国の漢字、欧米のアルファベットを加え、仮名文字で表現される特異な言葉です。

この価値に日本人がまず気付いた。国内だとパスポートやビザも不要で、誰もが旅行や観光出来る点は強みになります。

外国は治安や政情が悪い国も多いです。夜も女性が出歩ける国は意外と少ないのが現実です。国外より国内を動く方が本人も家族も安心感を持てます。

こうなれば外国へ出かける人は減るでしょう。観光も強い動機や目的が無いとしなくなります。軽い理由なら国内旅行の方が手軽に済みます。

また、グローバリズム化で日本が知られるようになり、外国の経済発展も相まって日本へ観光に来る人が増えました。

日本人の可処分所得は減り、生活の余裕は減った感はあります。しかし、長引くデフレは物価上昇を妨げ、海外と比べても変わらない値段になっているのは、外国人にはメリットでもある。

故に、人の流れが日本→外国より、外国→日本となったのが今と言えるでしょう。日本人全体の旅行は減ったものの、比重的に国外から国内に移っている感があります。

今後もこの傾向は変わらないと思います。国内で勉強や観光、生活が済ませられるなら、何か強烈な目的が無い限りは外へは出ないのが普通です。

ツアー観光や名産品など案件は多数ある

国内を回るだけでもお金と時間は足りない。それ位、日本には観光地や名所があります。ツアー案件も多いです。

日本語で書けば日本人を、英語で書けば英語圏の人達をターゲットに出来ます。語学に堪能な人に観光アフィリエイトはおすすめの分野でしょう。

寺や神社を見に京都を訪れ、京都から大阪へ移動して食事や遊びを楽しむ。これだけでも紹介出来る情報は無数にある筈です。

どの層を対象にするか。ペルソナ(人格)の設定や絞り込みは重要ですが、誰もがやれる可能性を持った分野だと思います。

自分好みのものを探してブログを作れば読まれやすいでしょう。理屈よりも感情や感覚を前に出した方が共感を呼びやすいジャンルです。

観光系の見通し。コロナ後はどうなるか?

観光へ大打撃となった新型コロナですが、この影響は今後も続くと予想されます。観光地でもマスクを外せない姿が一般的となるでしょう。

マスク着用は冬のイメージですが、コロナはそれを一変させてしまいました。観光を興隆させるには、マスク着用前提で物事を考えた方がいいです。

コロナ後の観光業。どうなっていくかを考えてみます。

マスク着用が浸透したまま

新型コロナがもたらした変化は劇的と言えるでしょう。夏でもマスク着用になった世界は、SFでもなかなかありません。

ワクチン接種が進んだとは言え、感染力が強いデルタ株やラムダ株は今でも脅威になっています。感染を抑えるにはまだまだ時間がかかりそうな雰囲気です。

ワクチンはコロナの重症化や発症を抑えるものの、感染まで防ぐ力は弱いみたいです。その為、無症状でウイルス保持者という例は多く残ると考えられます。

ウイルスが無くならないことは、変異や耐性獲得というパターンが常にあるということです。ワクチンによる免疫も有効期限があり、一生安泰とは言えません。

マスクを外せる時代にはならないと思います。外せるのは家の中だけというのが今後は普通になる筈です。

世界に広まり、変異しまくる厄介な新型コロナ。これとは上手く付き合うしか無くなるかもしれません。コロナ前の世界や価値観に戻ることは無理に近いでしょう。

特に移動や密集の可能性が高い観光では、マスク以外の対策も重要になります。マスク着用は基本で、消毒や三密の忌避が求められる。

夏の屋外で移動するのは熱中症の危険があります。マスクをしていれば猶更です。観光は夏より、過ごしやすくて楽な春と秋に集中しそうな気がします。

冬は新型コロナが活性化しやすく、この時期も観光は難しくなりそうです。ワクチンでどこまで防げるかがという所でしょうか。

外国人観光客にもマスクを推奨

日本はまだ感染や死亡が少なくて落ち着いていますが、海外はかなり悲惨なことになっています。オリンピックは日本だから開催出来たと言ってもいいレベルです。

アメリカは世界一のGDPと国力を誇る超大国ですが、コロナで大きなダメージを受けています。現時点で感染者は3600万人、死亡者は62万人を数えています。

日本は感染者数が115万で死亡者数は1.5万人なのと比べれば、30~40倍も高いことが分かります。アメリカの人口数は3億強と考えると、国民の0.2%がコロナで亡くなった計算です。

日本に置き換えるなら20万人強が亡くなった話です。20万人は地方都市1つ位の規模となります。これよりも酷い地域や国が無数にあるのが今です。

こんな状況でマスクや対策も無しに来日など無理だと思います。日本は世界を必要とし、世界も日本を必要としているのを鑑みれば鎖国する訳にもいきません。

徐々に外国からの流入を増やしていく必要はあるでしょう。但し、日本での活動はマスク着用が必要と認識してもらう。

それを周知・徹底していくのが今後の課題となる筈です。マスク着用でも安全に快適に日本で過ごして貰えるよう、国民の協力も大事でしょう。

ワクチン接種が進んだ国から増えていく

日本へ入って来る外国人は、ワクチン接種が済んだ国や地域からとなります。未接種ならオリンピックなどの特別な事情が無い限りは入国出来ません。

欧州は日本よりワクチン開発や接種が進んでいます。アメリカも開発はしていますが、医療保険の関係で接種がなかなか進んでいません。

その為、まず日本に入れるのは欧州圏。それもイギリスやフランス、ドイツなどの西欧で経済が強い国からになると思います。

接種が進めばアメリカや東欧の国々も入れるでしょう。また、日本がワクチンを配っている台湾や東南アジア諸国も後に続く筈です。

オーストラリアやニュージーランドもアメリカと並んで来ると思います。インドは人口が多くて感染爆発が酷い為、ワクチンが行き渡らないと来れない。

難しいのはアフリカや中南米諸国。ワクチンが届かないか、信用性が低いワクチンしか無い国の入国はまだ無理です。中国や韓国もワクチンで不備や不安があります。

ざっくり言えば、信用度が高いモデルナかファイザーワクチンを揃えられた国。ここから徐々に入国者も増える形になるでしょう。経済や信用の大きさと比例している感がありますね。

宿泊施設の対応が鍵に

観光に来ない場合でもビジネスで来日というのはあります。来日した外国人に重要なのは、食事と宿泊施設です。

特に宿泊施設は過ごす時間も長く、コロナに感染する可能性も一番高いです。ここの対応や準備が外国人に最も重視されるポイントだと思います。

ロビーや至る所でアルコール消毒をしたり、オゾン装置などで雑菌やウイルスを消す。食堂も間隔を空けたり、お酒を個室に持ち込めるようにするなどなど。

交流は大事ですが、長時間となれば感染リスクは高まります。食堂でマスク着用とはいかないから、時間や空間の配慮は重要になる筈です。

お酒やタバコを楽しみたいという人も多いでしょう。これらはウイルスの拡散が起きやすい為、密集させるのは危険が高い。

喫煙所に消毒設備を置いたり、個室でお酒を飲めるサービスを作るのはニーズがあると思います。感染を抑えることは他の客や同地域へ利益をもたらす効果があります。

宿泊施設がコロナや感染病にどこまで対策を打てるか。これは観光だけで無く、来日する外国人を惹きつける要素として強いと思います。

アフィリエイトブログで観光を扱うなら?

観光は普段の生活とは別の感覚や世界観で動くことを求められます。しかし、食事や習慣などは容易には変えられません。

アフィリエイトブログで書くなら、日本人向けと外国人向けで大別出来ると考えられます。日本人が日本人に向けて書くのは難しくない筈です。

問題は外国人に向ける場合。自国と異なる雰囲気や習慣は戸惑いを生みやすいでしょう。その国の人達をイメージしてアフィリエイトブログを作る必要があります。

日本人向けなら隠れたスポットが受ける?

日本人が国内の観光地を巡るなら、メジャー所は自分で調べている可能性が高いです。そこを宣伝してもアピール力は弱いと思います。

隠れた名所や地元の人も知らないスポットなど、あまり出て来ない情報を載せると注目されるでしょう。隠れた名店とかはどの層でも受けると思います。

探すのが大変な反面、差別化は容易になります。隠れた名所や名店ブログなんかにすると専門性も出るでしょう。

外国人向けにはメジャー所や国民性を考慮する

外国人向けとなると言葉だけで無く、相手国の事情や国民性に注目した方が良くなります。日本人の感覚でやると悪く出やすい部分です。

例えば寒い国から日本へ来るとしたら、温かい料理や保養地などは需要が高いと思います。暑い国なら冷たいものやウィンタースポーツは人気が出そうです。

宗教的に食文化が合わないなんてこともあります。イスラム圏は日本の食事とぶつかりやすい戒律を持っている。

そこ向けに紹介するなら、ハラールの話を入れた方が安心される筈です。日本で安心して食事や滞在が出来るなら、観光やビジネスで来る人も増える筈です。

後はメジャーな観光地を紹介しておけばいいと思います。調べても分かりにくいものより、分かりやすい方が喜ばれると考えられる。

観光の未来。ブログで活かせそうなことは?

観光は現地で体験することに本質があります。紹介された情報では無く、実際に行った人の感想や思いがブログで価値を持つ。

リアリティーや臨場感を求められるのが観光です。写真や映像も関係が強く、五感に訴えかけるものが重要になります。

ブログに観光地の写真や映像を使うのもいいですが、技術の進展で加えられそうなものもあります。それを見て締めとしましょう。

VRの普及は観光に影響する

近未来の技術の1つがVR(バーチャルリアリティー)です。VRと言えば映画のマトリックスがそんな世界観ですね。

家にいながらまるで外国や異世界にワープした感覚になる。創作物ではよくある設定ですが、現実になるとどんな効果があるでしょうか?

例えばハワイをコピーしたVRを作るとします。装置を使った人は、あたかもハワイへやって来た感覚を味わうと考えられます。

青くてどこまでも広がる海と空。強い日差しと爽やかな風を受けながら砂浜を歩いたり、ホノルルの街並みを歩くなんてことが出来るかもしれない。

英語が出来なくても困りません。敢えて英語だけにし、疑似的な留学みたいにしても面白いと思います。手軽に活用出来る感が人気を呼びそうですね。

五感まで再現出来るなら、現地のグルメに舌鼓を打つことも可能でしょう。ハワイ好きで集まってVRハワイとかやれるかもしれません。

こう書くと、あたかもハワイ旅行をした気分になる。VRはその可能性を持っています。観光に大きな影響を与えそうな気がしませんか?

悪く見るなら観光に行く人が減ります。VRが全てでは無いけど、それで疑似体験で楽しめるという人も出て来ると考えられるからです。

良い点は映像以上に宣伝効果が見込めることです。映像からは視覚的な情報や感覚は得られますが、嗅覚や触感、味覚などの感覚は得られません。

VRがその課題を解決してくれる可能性はあります。海外に普及したら、日本の味や雰囲気をVRで宣伝出来る可能性もあるでしょう。

日本料理の出汁や素材を活かす味わい。森や海の香りやイベントで触れる感覚など、映像や写真だけでは伝えきれないものまで発信出来ると思います。

個人的にはゲームや学習に役立てられそうな分野ですが、観光でも使える余地は大きいと考えられます。上手く使えば集客効果は抜群となる筈です。

治安や国情の良い国に集中する

人間が最後に求めるものは何だと思いますか? 私は安心や安寧だと考えています。お金や人間関係はその為にある位置づけです。

なぜお金がほしいのか? お金があると出来ることは圧倒的に多くなります。安心がお金で買える訳ですね。

家族や友人を作るのも、心の平穏や楽しさを求めてのことです。義務で家族を作る人は現代では少ないと思います。人間関係は安寧に繋がります。

観光でもビジネスでも、人は滞在先で安心を求める筈です。お金を奪われるだけならまだマシで、尊厳や命が失われる地域は世界中に存在しています。

行った先で命を落とす。こんなことは許容出来ません。治安や国情次第ではこれが日常になり得るのが現実世界です。日本のような例は稀有に近い。

となれば、多少物価や滞在費が高くても、治安や政情が落ち着いている国や地域に人は集まると考えられます。

新型コロナの蔓延でその傾向は強まっているように感じられる。安心して行ける場所や国の人気は、今後も高いまま推移するでしょう。

日本はその中でもトップを争える位置にあります。水や食物が安全で美味しく、治安が良くて観光地も多い。庶民が夜も出歩ける国は意外に少ないのが世界の常識です。

ゲーテッドコミュニティというのが欧米でもあります。この外では治安が悪く、移動や生活で犯罪に巻き込まれやすい。これが無い国は多くありません。

日本は国そのものがゲーテッドコミュニティのようなもので、余程危ない場所以外は出歩いても大丈夫な国です。外国人はこの点で日本に驚きを覚えるのだとか。

故に、治安の良さや犯罪の少なさは武器になり得ます。日本の強みであるこの点を今後も守ることが、ビジネスでも観光でも人を集める要素になると言えます。

本記事もお読み頂きましてありがとうございます。お役に立てれば嬉しいです。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA