SEO対策

アフィリエイトブログSEOの傾向は?

アフィリエイトの為に運営するブログやサイト。そこでよく聞くのがSEOです。

SEOは検索エンジン最適化の略称になります。イメージは図書館の司書になるかな?

ネットという膨大な書籍が収められた図書館。入館者は検索ユーザーです。大人も子供も利用するここは、情報を探すのに苦労する。それだけ雑多で膨大な量があるからです。

そのままでは探し出すのが辛い。そこでGoogle(検索エンジン)は、入館者がすぐに求める情報を探し出せるよう整理する役目を請け負いました。

あなたがお求めの本(情報が載ったブログやサイト)はこれですか?

SEOが働くことで、ユーザーの検索がスムーズに出来る。望みの本を探し出してくれる司書さんのように、ほしい情報を検索で上位に持って来てくれます。

大変ありがたいことです。探すのに時間をかけたくないのは誰もが同じ。これを省いてくれるのがSEOです。

昔なら望みの本を探すのに、人海戦術などで時間も人手もかかっていました。今はネットとSEOの存在が、それを瞬時に済ませてくれます。

一方で本(アフィリエイトブログやサイト)の著者に当たる、アフィリエイターには悩ましいものでもある。

自分が書いた記事やページ。これが検索でヒットしないと広告収入は発生しません。上位表示されるには、SEOを理解する必要があります。

検索ユーザーには図書館に見えるのがネットなら、アフィリエイターにはスポーツ競技場が近いかもしれない。

サッカー選手がサッカーのルールを知らない。そんな選手はいません。ルールを理解しているから、プレイも戦術も繰り出せる。

アフィリエイターも同じではないでしょうか。SEOのルールやアルゴリズム。これを把握すると、上位表示の答えが見えて来る。

ルールは改変されます。今までの在り方では通じない場面も発生する。その変化を追いかけるのもSEO対策に関わって来る。

アフィリエイトブログ運営で必須なSEO。これがどうなって来たかを見ていきます。

アフィリエイトサイトの表示傾向。SEOはこう変わった

アフィリエイトサイトの表示傾向から、SEOはどう変わったかが見えます。

端的に言えば、ユーザー重視が強まったと見れるでしょう。ユーザーの為のブログを評価する姿勢。

SEOがこのような変化をした理由。それも見ないと根本は分からないと思う。

アフィリエイトに必要なSEOの視点。これを見ていきましょう。

2010年代以前と比べて

2021年6月にGoogleのアップデートがあり、サイトやブログの検索順位に変動が起こりました。

2010年代以前と比べ、SEOが変わって来たことを示す特徴がはっきりして来ている。

表にするとこうなります。

検索上位媒体の内容
2010年代以前個人ブログも法人サイトも見られた。質より量を評価していた。
2020年以降法人サイトが優位、個人は下位に。質を最重視、量はその次に。

全てのジャンルや分野の話では無いけど、全体的な傾向はこの通りになります。

質を重視する目線に

ブログやサイトの質とは何か?

私たちが悩みや知りたいことがある時、ネットで検索をかけるのが一般的です。そこに悩みを解消するヒントや答えを探しに行く為に。

例えば外食をしたい時。新型コロナのご時世では、なかなか時間も予約も取れないケースがある。

地元で予約無しで行ける店や、予約が取れる料理屋を知りたい。勿論、コロナ対策込みの所で。

こういった悩みを解決すべく、ネットにアクセスして調べます。そこにユーザーが知りたい情報をまとめているブログがあった。2つ見つけたとします。

一方は料理店に特化した記事が詰まっており、もう一方は雑記ブログの1ページに載った内容だった。

料理屋に特化したブログは、口コミや評判も載っている。運営者も行ったことがあり、レビューも書いていた。

雑記ブログの方は日記のような書き方であり、個人の感想で終わっている。他の話題も取り上げる中でたまたま触れたっぽい感じだった。

あなたはどちらを信じて情報を得ようとしますか?

私なら前者の料理店特化ブログを参考にします。情報がそこに詰まっていそうだし、他の有望な店も探せそうだから。

イタリアンにしようと思っていたけど、和食や中華でも良さげな店があるみたい。この情報も参考に出来そう。

後者の雑記ブログだとこうはならない。そのブログを見て情報があるとは感じない筈です。

質が良いブログとは、前者のタイプが該当します。何かしらの情報がまとまっており、それを見れば検索需要を満たせる中身になっている。

記事数が少なくても、ユーザーに求められる情報が多いブログやサイト。これが質の良いものと見なせます。

記事数が多くてもユーザーの需要に応えられないブログは、質が良くないと見られやすいです。

法人・企業>個人に変わって来た

もう1つの特徴である法人偏重。これはなぜ起きているのか?

法人サイトと個人ブログ。運営者や運営規模が違うのはそうだけど、見る点はそこではありません。

法人サイトは、ネットに自社や自団体の看板を出しているのと同じです。ネットにおける顔と言っても過言ではありません。

顔である以上、常に人の目が光っているという意識が働く。嘘や不正を出せば、瞬く間に拡散されてしまいます。

つまり、適当なことをそこに書けない。確信や確証を得たものだけを選んで掲載するのが方針となります。

どの企業も程度の差はあれど、似た方針を採っています。嘘や誤魔化しは除外し、正しいと証明された情報だけを載せようと頑張る。

自然と法人サイトは、正しいとか間違ってない情報が集まる傾向になります。Googleがそれを読み取り、検索で上位に表示していく。

個人ブログはどうでしょうか? ブログやサイトの特性は自由なこと。何を書いてもOKな感があります。

極論で言えば、嘘や自論を書いても問題ないことになります。正しいか不明な情報でも、個人ブログには載せられる。社会的な責任を問われる法人とは異なる部分です。

Aさんはaと言い、Bさんはbと主張する。aもbも正しいかの証明はされていません。客観的に正しいか不明な情報が出回る形になる。

こうなると変な情報の氾濫が起きます。本当に的を射た考えや知識が見つけられなくなる。

検索エンジンとしては不味い事態です。自由な発信を許したのは良いけど、それでユーザーの悩み解決が遠のくのは良くありません。対策を講じる必要が出て来る。

ならばと出て来たのが、「個人より法人サイトを上位表示させればいい」になります。

検索上位の内で調べられるのは10位前後までが多い。10位以内を法人サイトで埋めれば、ユーザーは正しい情報をゲット出来るようになるだろう。

Googleはユーザー想いなんですね。個人アフィリエイターがその裏で阿鼻叫喚ですが。

決して意地悪をしたいのでは無く、検索の利便性を考えた上でこうなったと捉えるべき。ユーザー目線になると、いずれは避けられない措置だったと思うしかない。

SEO対策とはGoogleに気に入られること?

SEO対策は、SEOの仕様を理解しないと出て来ない。俗に言えば、Googleのご機嫌取りかもしれません。

Googleが気に入ること。逆に嫌うこと。これらを押さえれば、Googleにもユーザーにも好かれるブログやサイトに変化します。

それは何か。具体的に3点挙げています。掘り下げると分かるものがある筈です。

特定ジャンルに特化しているか?

ジャンル特化は専門家。専門家に聞きたいのが人間心理。

私が雑記ブログはあまり有効じゃないと思うのが、Googleが専門性や特異性を重視する傾向を見せていると感じるからです。

学生時、英語で分からない点があったら誰に聞いていましたか?

英語担当の教師や塾の英語講師、英語で成績の良い生徒が対象だったと思います。

英語の勉強に、数学の問題集や教師を引っ張って来ないのは当たり前。英語に詳しい人や教材を活用します。

数学教師も英語が出来ない訳ではありません。しかし、英語で答えられることは格段に少なくなる。

雑記ブログのイメージに相応しいかは分からないけど、感覚としてはご理解頂けるでしょうか?

英語で悩む生徒や親。彼らが求めるのは受験英語の成績アップや、英会話能力の向上です。そこに英語系特化サイトと、英語にも触れた雑記ブログがヒットした。

どちらを見るかと言えば、前者の英語特化サイトになります。検索エンジンも同じ判断を下す。

検索エンジンが英語特化サイトを上位表示させ、それに準ずるブログも上位に持っていく。

逆に雑記ブログの順位は大きく下げます。ユーザーがほしい情報を得るなら、それが都合が良いからです。

ユーザー重視なら、特化型が雑記型よりも優位に働く場面は多いでしょう。

ユーザー目線がGoogleの傾向にあるので、今からブログを作るなら特化型にするのがいいと思います。

コピペやペラサイトはNo

質>量が近年のトレンド。質を壊す要素が、コピペやペラページの量産になります。

記事やコンテンツをいじるのって楽じゃないです。作業としては単純な面もあるけど、量が多くなることも多い。

コピペしたくなる。ページを量産したい。痛い程分かります。それが出来るなら、作業時間も量も格段に減る。

しかし、Googleはそれを許さない。コピペを増やせば情報の質は下がる。ペラページに広告だけ貼ってあるものが、ユーザーに寄与なんてするでしょうか?

ユーザーがほしい情報を提供する。この姿勢を強化している今、質や多様性を重要視するのがトレンドになっています。

なので、コピペやペラサイト量産は出来る限り避けましょう。全く内容を被らせないのは難しいが、なるべくコピペから離れるようには出来ます。

言い換えや解釈を変える。これを加えれば、質も量も担保されたブログが出来ます。

また、ブログ記事を書くことに慣れておくのも、コピペやペラページ量産を防ぐのに役立つ。

やはりキツいのは一番最初になる。書くのに慣れてないし、感覚も掴めません。慣れるのに1~3ヵ月はかかります。そこまでは周りを気にせず、ひたすら書きまくる。

周りを気にするのはその後で構いません。まずは自分のスタイルを明確に掴むのが大事になります。

構成や広告配置も見ている

質には劣るけど、これも大事なポイントです。見やすく、使いやすい構成かは気になる所だから。

といっても飾る必要は無いと思う。実にシンプルな外観になればOKと言えます。

看板が綺麗だからといって、品物が特別な保証はありません。地図が分かりにくいと店の場所は分からないので、それは改善する必要がありますが。

ユーザーが見やすい位置に広告を置く。装飾は最低限にし、読みやすい文章や構成を意識する。

これを徹底すればいいと思います。華美では無いけど見やすい。文章は読みやすくて広告も自然。

ベタベタ広告を貼るのは逆効果になります。広告は主張が強いので、配置を考えないと全体の調和が崩れやすい。

ユーザーに発信をしつつ、さりげなく広告を設置する。平易な表現で誰でも読める。

これでクリックも購入もされやすい記事になるでしょう。Googleも構成を整えたサイトを高評価します。

アフィリエイトブログのSEOはこう見ればいい

SEOと書くと機械的・無機物的な感がしますが、要は機械の体をした司書が見回りをしていると考えればOKです。

SEOという名の司書。彼はアフィリエイトブログやサイトの掲載順を常に考えている。条件を満たし、評価出来るものを上位に持っていこうとします。

アフィリエイトブログが上位に表示される。それはSEOを理解した結果とも言えるでしょう。

ジャンルに関するキーワードを集める

飛行機を知りたいなら、「飛行機」やそれに関する言葉が集まっているブログが相応しい。

速度はこれ位で、航路はこんな所を通る。会社ごとの機内サービスはこんな違いがある。緊急時はこんな設備や対処をしている。パイロットの1週間はこんな生活などなど。

こういった、飛行機に関係の強い言葉が必ずくっついている筈です。飛行機への興味の持ち方も人それぞれ。

機内サービスを気にするのはビジネスマンが多いでしょう。パイロットやキャビンアテンダントを目指す人は、年収や生活スタイルに関心が高い。子供に見せる時にも役立つ本みたいにもなります。

こういった関連する言葉。関連キーワードを集めて記事を1つずつ作る。記事数が50や100にもなれば、必ずGoogleは注意を向けるようになります。

パイロットを夢見るユーザーは「パイロット」に関するキーワードで探す。

出張の多いビジネスマンは「航空会社名」や「機内サービス」などで検索をかけます。

それらに引っ掛かるように記事を詰めていく。パイロットを知りたい人にも、飛行機のサービス全般を把握したい人にも刺さるようなブログになれば、そこに関心のあるユーザーは自然と集まって来ます。

自分が選んだジャンル。そこに関係が強いキーワード。それを集めて記事を書いていくのが、SEO対策の基本になります。

ブラックSEOは厳禁!

ブラック(ブラックハット)SEOとは、検索順位を不正な方法によって上昇させるテクニックのこと。

検索エンジンは基本的に、質の高いページを上位表示させます。

質の高い=実力の高い。これを上位に出すのは理に適っています。

質の高いサイトやブログが上位に来ているなら、真っ当にSEOが働いている。これをホワイト(ホワイトハット)SEOと呼び、一般的なSEOを指しています。

検索エンジンのアルゴリズム(検索順位を決定する計算式)の穴を突き、本来の質(実力)に見合わない順位を獲得するのがブラックSEO。

テストやスポーツで言うなら、替え玉受験やドーピングに該当します。卑怯なやり方ですね。

ブラックSEOには以下のようなテクニックが存在する。

・被リンクの大量設置やコピーコンテンツ(コピペや外部頼り。虎の威を借りる狐タイプ)

・隠しテキストや隠しリンク(文字数を露骨に稼ごうとする行為)

・キーワードを不自然に大量に詰め込んだ文章。ワードサラダと言う

・検索エンジン対策の特別なページを表示する行為。これをクローキングと呼ぶ

最も代表的なのが、被リンクの大量設置でしょう。これは「多くのリンクを貼られているページを検索上位に表示する」というアルゴリズムを悪用した方法になります。

これが蔓延すると、真っ当に情報を届けるブログやサイトが検索でヒットしなくなる。

リアルで言うなら、犯罪者が野放しになって治安が崩壊しているイメージです。これでは商売も通学もままなりません。治安回復で健全な社会活動を取り戻す必要がある。

ブラックSEOを厳しく処罰する。この姿勢をGoogleは打ち出して来ました。警察が取り締まりを超強化した感じです。

ブラックSEOをしたサイトの順位を大幅に落としたり、評価対象から除外する。こういった断固たる措置をGoogleは行うようになっています。

あなたがブログやサイトで稼ぐなら、上位表示は必須の条件となる。それを壊しかねないリスクをブラックSEOは孕んでいます。

ブラックSEOは絶対ダメ! この意識は常に持たないと致命的なミスを犯します。

ブログ運営は会社経営に通じるものがある

ブログやサイトに限りませんが、ビジネス自体が会社経営的な要素で構成されているような気がします。

詳しく言えばPDCAを回している。計画して試験をし、反省や改善を加えて事業を進めていくやり方です。

ブログやビジネスは自分が従業員であり、社長でもある。計画立案から実行まで自分が動くのがビジネスです。

会社は社長や経営陣が事業計画を立てます。それを実行可能な形(戦略→戦術への落とし込み)に変え、下に渡すのが中間管理職。そこから一番下に業務としてさせる。

人を使うので、人を動かす為のステップをかませる違いはあれど、原理は同じと思います。

計画したことが上手くいかない。それは計画自体にミスがあったから? 条件がおかしいから結果もダメなの? 人を代えたら出来るのはどこに原因がある?

自分が立案や提案したもの。これが失敗するのはよくある話です。その見直しを行い、問題点をピックアップする。

問題を的確に見つけて叩く。これを重ねると正解に近づいていきます。問題を解決すれば結果は自然とついてくる。

・売れ行きが芳しくない→どうやら宣伝が足りてないようだ→もっと大々的に広告を打つか。

・ミスが多い→マニュアルや手順書が未整備だった→それらを揃えて事前学習も義務付けよう。

・辞める人が多い→長時間残業やパワハラがある⁉→早急に改善行動を会社を挙げて行うぞ。

この真ん中の部分。これがPDCAのC(Check)になります。Cが一番重要で難しい所です。私も得意ではありません。

・検索順位が低い→キーワードの使い方でミスがあった→記事のリライトをします。

・検索だけだと流入が少ない→他にルートを作ればいい?→SNSへの投稿や相互フォローを試そう。

・広告クリック率が悪い→ユーザーがクリックしやすい配置になっていない→広告配置を見直します。

似ていると感じませんか? リアルとネットの違いはあるけど、手順やすることは同じだと。

問題点やミスを洗い出し、計画に修正を加えて正解に近づけていく。ブログも会社も、この点では全く変わらないと思います。

アフィリエイトブログで稼げないという声の背景

他の記事でも触れていますが、アフィリエイトブログはもう稼げない、オワコンと言う意見があります。

結論を言うとオワコンでは無く、ルール変更で浮き沈みが出た。沈んだ人が稼げないと叫んでいるになります。

なぜ稼げなくなったのか? これを考えないと、この声に潰されてしまいます。

本当は可能性があるのに、それに気づけなくなる。

アフィリエイトブログで稼げない理由。これを最後に考えていきますね。

PDCAを回せない

創業者とサラリーマン社長。どちらも企業のトップなのに、その性質や在り方は全く異なります。

サラリーマン社長に代わってから経営が悪化したり、倒産の憂き目を見るのは結構起こる話。

創業者の時は無かった問題。これが立て続けに起こって会社経営を圧迫するから、業績悪化が起きます。

なんでこれが起きるのか?

理由は多々あるでしょうが、1つだけ挙げるなら「PDCA」を回せるか否かが関わると思います。

PDCAは別に特別なものでは無い。人は生きていれば必ず失敗をするし、反省をします。そこで言動を修正・改善して人生を進んでいく。PDCAはあり触れたものです。

しかし、会社や事業では規模や難易度が大きく上がる。会社は多くの人を抱え込んでいます。事業で動くお金は大きい場合がほとんどです。

創業者には何も無い。人財もお金も人望もゼロから始めます。国や政府の創設者もこれに近いものがある。

ミスはすぐに首を絞めて来ます。ミスを防ぎ、結果を掴むにはどうすればいいか? 頭を捻りまくり、苦しみと戦いながら事業を興して会社を大きくしていく。

会社を興してやっていく時点で、PDCAを回せています。PDCAが回るから事業で成功を掴み、発展が見られる。

サラリーマン社長だとどうでしょう? こんな経験やスキルを持たない人が大半だと思う。会社で出世するのと会社を大きくするのは、必要な才能や意識が全く違います。

自分で会社や何かを切り回すこと。これを経験したか否かが、創業者との大きな違いになります。無い人がトップに立っても、計画立案が難しいでしょう。

P(Plan)が無いなら、D(Do)以降も出て来ません。経営はここでストップしてしまう。だから業績悪化も起きると考えられる。

PDCAを回せるか。これがブログやサイト運営でも大きく関わると言えるでしょう。

論理的な思考も要る

ブログもサイトもYoutubeも、感覚的な要素と論理的な思考が混ざっている。

PDCAにも通じますが、人に訴えかけるには論理的な素養も必要になります。ド素人とプロ。あなたならどちらの話を聞きたいですか?

また、実験や試験の話とも被るのが再現性の有無。100回やって、100人で試して上手くいくかということです。

あなたがやれたこと。これが他の人にも出来るかの保証はありません。今回は出来たけど、次回も上手くいくかは分からない。

出来るならいいですが、大抵はそうはいかないのが難しい所。出来たからいいでは、あなたの感覚だけで止まってしまいます。これを理論的に変える工程も重要になる。

これがあったから、この条件でやれば、誰でもいつでも可能です。

ここまで持って来れば、例え転んでも再起は難しくない。失敗の原因がすぐに分かるようになっているから。

アフィリエイトで稼げなくなった人の大半は、このパターンに落ち込んでいるのではないだろうか

感覚や感性は勿論大事です。人と通じる際、感性は滅茶苦茶作用する部分だから。

しかし、感性は遷ろうものである。固定化は出来ません。固定化しないと他にも流用したり、安定化させるのは難しい。固定化に寄与するのが、論理的な部分です。

たまたま上手くいったことに気を緩めるか。それすらも一例と考え、原因やポイントを見つけ出すか。

前者が感覚だけの人で、後者は論理的思考を組み合わせている人。継続的な成功を掴むのは、果たしてどちらになるか?

稼ぎ続ける人とそうでない人。その差を分けるのは、論理的思考の有無が関わると思います。

外注やツールに依存するのは危険

上記の話から、外注やツールを頼る上でも考えられるものはあります。

外注やツールは便利。料理や家事を代行するように、自分が書く手間をグッと減らせます。外注に5万円払っても、30万円の売り上げが出れば25万円を楽に稼げる。

しかし、それに依存するのはとても危ない。稼げる時はいいけど、稼げなくなったらどうするかが厳しいからです。

Googleは数カ月から1年ごとにアップデートし続けています。Googleの機微で検索順位は大きく変化する。

もし外注化サイトが検索順位を大きく落とした場合、あなたはどうしますか?

外注やツールに文句を言いたくなるか? クレームを付けて対応させるか?

これで良くなればいいけど、多分それは不可能に近いです。外注さんは検索順位が下がった理由は分からないし、下がったとしても興味は薄い。ツールは言わずもがなです。

自分で運営していれば、原因の追究は難しくありません。上位表示されているサイトやブログも参照し、対応策を練れます。外注化するとこれが難しくなる。

原因が分からないので、上位表示を復活させられない。順位を落としたブログの収益はガタ落ちになります。

結果、稼げないと判断してアフィリエイトを止めてしまう。アフィリエイトは稼げなくなったと思いこむ。

これが巷に溢れる「アフィリエイトは稼げない」の根本にある気がします。

対策は何か。実にシンプルな話ですね。これの逆を進めばOKです。

「自分で記事もコンテンツもデザインもやる」。会社で言うなら、少数精鋭型で経営するイメージです。

PDCAを回す上でも役立つ視点だと思う。原因を突き止められるから、最後のA(Action)まで辿り着けます。

外注やツールを使うのは悪ではないけど、頼りすぎるのは危険。こう考えるのが正解に近いでしょう。

本記事もお読み頂きましてありがとうございます。それでは!

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