アクセス数とPV数

アフィリエイトブログのアクセス数と収入との関係は?目安は気にしないで

アフィリエイトでブログやサイトを作る。その目的はアフィリエイトの収入。

ブログの訪問者数を表したのがアクセス数。これが多い程、注目されているブログなのは間違いない。

しかし、アクセス数が多いと収入が多いかと言えば、一概にそうは言えないのが難しい所です。

アクセス数が集まっているのに収入が低いサイトもあれば、さほどアクセス数が多くないのに収入が高いブログもある。直接的な関係性を見出しにくいのが、アクセス数の見方を難しくしている。

全く見られないブログだとまず話になりません。なので、検索で上位表示出来るように記事を増やしていくことから始めます。上位表示はなかなか大変ですが、この壁を乗り越えないと次が見えて来ません。

アクセス数が出て来るのは初期ではなく、ある程度記事が貯まってブログの体裁が整ってきてからになる。

最初はアクセス数は気にせず、中身を作っていくことに注力すべきです。

最初は本当にキツい。書くことに慣れていないし、書き方が分からないとか書いた記事に自信を持てない。アクセス数だって集まりません。自分のしていることが何なのかと問いたくなるばかり。

アフィリエイトで脱落するのはこの部分が大きい。この辛い時期をどう乗り越えるかが重要です。アクセス数を気にする前に、記事を書けるようになるのが前提になります。

必要とされる記事数は平均はあるけど、あくまでも目安と思っていた方が無難です。記事の中身やブログジャンルでも変わってくることが多いから。アフィリエイトの収入もそれと関係しています。

ステップとして、ブログの開設→記事の更新→アクセス数の増加といった感じ。ある程度記事が貯まってくれば、検索で上位表示されるなどして人目に触れる機会が出て来ます。

この時にアクセス数を気にするのはいいでしょう。そこから収入が発生してくるまでが、また段階があるけど。

アクセス数を直接、アフィリエイトの収入と関連付けるのは難しいですが、指標となるものもあります。

それについても触れていきます。ブログアフィリエイトをしている方に役立つ内容となっている筈です。

アクセス数と収入の関係性

アクセス数と収入の関係性はあるにはある。しかし、アクセス数が多くても収入が低いといったケースも多い。

アクセス数は集まってくれた人の数なので、買ってくれた人とは重ならない場合も多いです。買ってくれないと収益にはなりません。それを正確に反映しているのは別のパラメータになる。

もう少しアクセス数について掘り下げていきます。

アクセス数が多い=訪問者は多い

1日に100人見てくれるとすれば、月に30000のアクセス数を稼いでいることになります。

アクセスの多さはそのまま訪問者の多さと同じ。自分のブログやサイトがそれだけの人に閲覧されていると考えていい。少なくとも知名度はそれなりにあると見れます。

ユーザーがアクセスして来るルートは決まっている。検索で上位に出て来るページや記事から入ることが多いです。ブログのタイトルがブログのジャンルを反映しないパターンはよく見ます。

このブログもアフィリエイトや関連するものを書いていますが、タイトルは別にアフィリエイトという言葉を含んでいません。

アフィリエイトで検索しても記事は見つかるが、ブログタイトルは引っかからないでしょう。

検索で上位に持ってくるのは結構大変。やってみると分かるけど、自分の記事がヒットする順位は本当に低い。検索エンジンが反映してくれるのもラグがあるし、強豪との競争もそこにある。

アクセス数を稼げるようになれば、それだけ検索で上位表示出来るようになってきたとも見れる。

SNSから入ってくるケースもありますが、まずは検索で上位になれるよう記事の更新を頑張るべきです。

アクセス数は収入額を反映するとは限らない

しかし、アクセスが多くてもブログ収入が発生しないとか少ないというケースも多い。

アクセス数はあくまでも訪問者数。自分のブログやサイトが店とおくなら、訪問者が店先で冷やかしに来ているだけなパターンも数としてカウントしている。

店の中に入って物を買ってくれないと店側は収益が出ません。冷やかすだけの人はお客さんとは数えられない。

アクセス数が多くても収入が無いブログは、そこに設置された広告のクリックや商品購入が無いと考えられます。営利目的でなく、あくまでも宣伝用で広告を貼らないブログやサイトもありますが。

アクセス数≠購入者数であり、収入額を反映するものでは無いこと。これは覚えておいて損はありません。

ブログのジャンルやアフィリエイトの種類でも変わる

アクセス数は訪問者数。目安はありますが、あくまでもそれは平均値です。自分に当てはまるかはやってみないと分からないことも多い。

アフィリエイトのスタイルや扱うジャンル・商品でもガラリと変化します。一概にアクセス数が収入と関係しないのは、こういった要素が大きいからです。

それぞれ見ていきます。自分がどういったスタイルなのかで考えると、必要なアクセス数が分かってくるでしょう。

ASPを使った物販アフィリエイト

物販アフィリエイトはASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)に集積された企業や法人の広告を、自分が書いた紹介記事に貼って収入を作るやり方。

成果発生は商品購入まで進んだ時に起きるので、訪問者が多くても収益が出ないケースも多い。

ユーザーからすれば自分の記事を読んで買おうと思ってくれるまでが必要だし、そのハードルが高いからです。

特定ジャンルのアフィリエイト広告を集める形になるので、訪問者もそれに対する関心が高い傾向になります。

つまり、入ってくるユーザーは自分と通じ合う部分が大きい人である可能性が高い。

何かのジャンルに特化するのは後述のGoogleアドセンスでも同じ。ですが物販系は特に、ほしい商品やサービスが決まっている人が対象となります。

その人達に向けて記事を作るのが肝なので、訪問者がそのまま購入者になってくれる確率が高くなる。

但し、購入まで進んでくれるような記事構成や内容に仕上げるのが前提ですが。適当では買ってくれない。

物販アフィリエイトはアクセス数が購入者。つまり、収入を反映する割合が大きい。

アクセス数をある程度集め、成約まで進んでもらう記事を作るのを意識すればいい。

形としては、購入者数≦アクセス数≦PV数といった感じです。

Googleアドセンス

GoogleアドセンスはGoogleに、アドセンス広告を貼る審査を申請して合否をもらう。合格したらアドセンス広告を貼って収入を作る方法です。

成果発生はアドセンス広告がクリックされた時に起きる。物販よりも収入発生のハードルは低いです。

代わりに単価は下がる。収入を増やすにはアクセス数を膨大にしないといけない特徴があります。

物販アフィリエイトより、アクセス数を稼ぐことに主眼を置いているのがGoogleアドセンス。ブログジャンルに関心が薄いユーザーも対象に出来る点は物販とは異なります。

なぜなら、広告をクリックするだけなら別にユーザーの懐は痛まないから。さしてユーザーの興味が無くても、気まぐれで表示されたアドセンス広告をクリックすることはあり得ます。

何かのジャンルに特化するのは物販と似ている。近年はアドセンス審査が厳しくなり、雑記のようなジャンルに特化していないブログやサイトを弾く傾向が出ている。

審査合格には特化型である方が有利に働きます。必然、アドセンスを目的としたブログは特化型になる。

Googleアドセンスは広告が自動挿入されるので、物販よりも広告探しや貼る手間がかからない。設定で自動広告を貼るか否かを決められるし、自分で好きな広告を貼ることも可能です。

Googleアドセンスはアクセス数よりもPV数が収益と関係します。

広告のクリックや成約まで進んでくれるのはやはり、そのジャンルや記事に関心が高い訪問者の場合が多い。そのユーザーはあなたのブログやサイト内を見回って、記事を読んでくれるパターンが多いです。

アクセス数1に対してPV数が10なら、その訪問者はあなたの記事を10個見てくれている計算になります。それだけ関心が高いユーザーなら、広告クリック率も高いことは予想できる。

形としては、アクセス数≦クリック数<PV数といった感じ。物販と比べると必要なアクセス数は大きく増える。PV数はさらに増えます。

ざっくり言うとこんな感じの違いです。

報酬発生の
ハードル
アクセス
PV数広告
クリック数
成約の
必要性
収入の
伸び率
物販
アフィリエイト
高い少なく
てもいい
少なく
てもいい
少なく
てもいい
必要高い
Google
アドセンス
低い多い多い多い不要低い

人気ジャンルとそれ以外のジャンルでも違う

ジャンルや扱う商品でも全く変わってくる。収入とアクセス数の関係性が目安なのは、この点でも左右されるからです。

いくらアクセスを集めても売れない場合も有れば、少ないアクセスでも収益化できるパターンもある。

非常にニッチな商品の紹介サイトは、このケースにがっちり当てはまる。

食品や家電などのメジャーなジャンルではあるけど、世に知られていない商品という特性があります。これを紹介している人も必然的に少なくなるのは予測できる。

ライバルが不在か少ないといった恩恵を受けられるので、少ないアクセスでも収益化できる可能性が高いです。

人気ジャンルかつニッチな商品。これを紹介するサイトやブログを作れば、アクセス数を気にしないアフィリエイト媒体が出来上がることになります。

また、メジャーでないジャンルを扱う場合も、アクセス数が少ないけど収益化できる場合がある。

そもそもマイナーなジャンルなので、知っている人や関心がある人の数も少なくなります。そういった人向けに記事を書くと、その人達がアクセスして読んでくれる可能性が高い。

Goggleアドセンスの方がこの傾向は強いです。物販は紹介する商品や広告があるのが前提なので、そうでないジャンルではアフィリエイトが出来ない場合もある。アドセンスだとこの点は解消出来ます。

集まってくるのは興味関心が高い人達。そのユーザーがアドセンス広告をクリックしたり、広告の商品を購入してくれると見なせるので、アクセスが少なくても収入が生まれる状況が構築しやすい。

あくまでもアクセス数が反映するのは訪問者数であり、収益化の目安はブログジャンルやアフィリエイトのタイプ、サイト構築でも全く変わってくると考えましょう。

ブログアフィリエイトの収入≠アクセス数

結論はブログアフィリエイトの収入は、アクセス数で表すのは難しいということ。

収入に関係してくるのはPV数や滞在時間。訪問者をそのまま購入者と見なせるかが、ブログアフィリエイトの収入額で大きく関わってきます。

ブログに来てくれた人の数であるアクセス数。これを収入額に反映させるには、PV数や滞在時間を意識する必要があります。

訪問者が購入者になるかは表さないから

訪問したユーザーが購入者になってくれるパターンは2つあります。

1つは訪問前から関心が高いユーザーであるパターン。もう1つが冷やかしに来たユーザーを購入者に教育するパターン。

前者は購入してもらうまでのハードルは低め。元々買いたい、買いたいものがあるユーザーであり、商品を見せるだけで買ってくれる可能性が高い為です。

後者はハードルが高い。相手に話をして買う気を起こさせる必要があるから。収入を伸ばすならこの教育も外せないので、いかに相手に見てもらえる記事にしていくかが重要になります。

アフィリエイトにおける集客が、ブログやサイトを作っての上位表示やSNSからの流入に当たる。教育は読者が求める知識や情報を提供すること。商品紹介で商品の情報や他の商品の比較を出すのもこれに入る。

訪問したユーザーに商品をただ見せるのは教育ではありません。商品の紹介や関連する知識などを付けて見せるのが教育になります。売れている人や物はこれが必ずある。

アクセスが多くても収益化が出来ていない場合、この商品における教育が足りていないケースが多い。訪問者が購入者になってくれていない。

アクセス数が表すのは訪問したユーザーの数。購入者を反映する部分は別にあるので、直接の関係はありません。

訪問者が買ってくれるかはPV数や滞在時間で分かる

Googleアドセンスの項でも言いましたが、ユーザーが買ってくれるのはそのブログやサイトに滞在していることが前提になっています。PV数や滞在時間が多い程、関心が高くて買ってくれる可能性が高い。

PV数は自分のブログ記事をどれだけ読んでくれているかを表す。滞在時間は言わずもがな。

コロナで家に籠る機会増えたので、エアコンをよく使うようになったけど電気代が嵩む。新しいエアコンがほしいとユーザーが考えたとします。あなたはエアコンを紹介する記事を書くとする。

そのエアコンを宣伝するだけの場合と、関連する記事やコンテンツで、優良なエアコンや使い方をまとめたものやエアコンと併用して使える何かも付けた場合を考える。

ただ宣伝するだけより、教育の部分を内部リンクでくっ付けている方がユーザーには情報が多くなる。親切な感も出て来るでしょう。

PV数も滞在時間も、後者の方がずっと大きくなる。大きい程、ユーザーの購入率やクリック率は高まります。

アクセス数が多くても稼げていないケースと、少なくても稼げている差。これの1つはPV数や滞在時間の大小が関係している。アクセス数<PV数なら、来てくれたユーザーは興味を持ってくれていると分かります。

PV数を増やす方がアクセス数を単に増やすより効果的

たくさんの人を集めることはビジネスでは大事。しかし、集めた人が購入者になってくれないと収益化はできません。

集客を反映するのががアクセス数。教育に関してはPV数や滞在時間が反映していると見ていい。

集客も大変だけど、教育も馬鹿に出来ない。集客だけでなく教育まで織り込んだサイトやブログを作る意識が、PV数や滞在時間を増やします。

集客→教育まで進めたら最後の販売は難しくありません。教育が済んだ段階は、訪問者の意識は購入に大きく傾いている為です。集客と教育に力を入れて取り組めばいけます。

アクセス数より気にするべきは、PV数や滞在時間時間。これの増加が収益アップに繋がる。

アフィリエイトの収入は、ブログの中身に関係する傾向が強い

アフィリエイトの収入は、ブログの中身に関係する傾向が強い。結局、来てくれたユーザーが広告をクリックしたり、買ってくれるかがポイントになる。

アクセス数を稼ぐばかりではPV数や滞在時間は増やせません。

増やすにはブログやサイトの内容の充実。即ち、中身に注力していく必要があります。

大きなポイントは「記事やコンテンツの作り込み」「内部リンクや広告配置」「お問い合わせなど相談できる環境」の3つ。アフィリエイトの収入アップにはこれらが不可欠です。

それぞれ見ていきます。

記事やコンテンツを作り込む

近年の検索エンジンはペラサイトやコピーサイトなどを嫌がる傾向がある。今後もこの流れは強くなるでしょう。

独自性や内容の薄いページや記事が多いサイトやブログ。これはユーザーに役立たないと判断して評価しなくなっています。記事数の多さが単純に評価に繋がらない時代に変わってきた。

記事やコンテンツの質が検索に影響する変化が強くなっている。量より質にシフトして来ています。

ユーザーが読みたいのは書き手の考えや思い。商品について語る言葉になる。

使用感や経験があれば、これから購入しようとする人にインパクトを与えたり、決定を促すでしょう。

考えや比較を見ると書き手に対する信用が生まれる。他の商品を紹介で買ってくれる目も出て来ます。

体験や考えは記事に独自性も与える。書き手しか知らないとか分からないものは価値が高い。

隠れたスポットがありますが、一般に知られていない所を名所として紹介するのがこれです。知る人ぞ知るみたいなものなので、自然と内容は独自性を帯びてきます。

ここに行ったとか体験談を集めると、より記事内容が独自色を強める。こうなると、ユーザーも検索エンジンも評価を高めてくれます。

記事やコンテンツを作り込む。これはPV数や滞在時間を増やす「教育」にも通じています。

内部リンクや広告配置を意識する

PV数は回遊率と強く関係している。回遊率アップに役立つのは内部リンクです。

内部リンクは自分が作った記事やコンテンツに、関連する記事やページのリンクを貼ることで作れる。

現在のSEO的に、記事単体で上位表示するのは難しい状況。関連性の高いコンテンツを作成し、互いに内部リンクを貼ることで、ブログ全体の上位表示を狙うのが普遍化している。

商品紹介記事を作り、それに関連する記事やコンテンツを付け合わせる。

こうすると訪問者がその記事を読むついでに、リンクを貼った記事も読んでくれる可能性が高まります。

記事を色々読んでくれれば、PV数も滞在時間も増える。PV数の増加は回遊率のアップと見れます。

記事内に貼る広告も大事なポイント。文章と文章の合間に挟んだり、記事の最後に貼ったりするのが一般的です。基本は記事の構成を壊さないように貼る所です。

広告は人目に付く必要性から、ちょっと主張が強い傾向にある。勿論目立つのは悪くないけど、記事内容より目立つこともあるのは良くない。

文章の合間に挿入されると、テンポや見栄えは悪くなることもあります。広告のせいで印象が悪くなるなんて本末転倒。広告をどこに配置するかは結構悩ましい部分でもある。

記事のラストに貼るようにすれば、記事の最後まで読んでくれたことで「教育」が出来ている可能性が出て来る。記事構成も壊さないように貼れます。記事の最後に広告があるのは、こういった背景があるからです。

内部リンクや広告配置。これもPV数や滞在時間を増やすと共に、広告のクリック数や購入を左右する所です。

コメント欄やお問い合わせフォームを用意する

コメント欄やお問い合わせフォームがあるといいのは、運営者に相談したいというユーザーの要望を拾えるからです。

やはりお金を出す以上、聞けることは聞いておきたいのが人。お問い合わせが出来ればその点を解消しやすくなる。これも間接的にPV数や滞在時間を増す効果があります。

上2つほどの効果はありませんが、高額の商品やサービスを売るならこれも大事な要素になってきます。

金額が大きい程、払う側は不安になる。猶更相談したい思いは強くなります。

コメント欄はワードプレスには標準装備されている。お問い合わせは固定ページで作ったり、プラグインをダウンロードして作成できます。簡単なのでご安心を。

お問い合わせは自分が持っているメール(フリーアドレスでOK)と紐付けられる。

ここに訪問者から問い合わせがあった際、自分のメールにその内容が送信されるように設定できます。

こうして相談されたことに回答する。それをすれば、高額商品でも購入に動いてくれる可能性が高まる。

コメント欄やお問い合わせフォームの設置。これは時間もかからないし、無料で揃えられます。なので、記事作成の合間にやっておくといいでしょう。

本記事もお読み頂きましてありがとうございます。お役に立てれば嬉しいです。

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