アフィリエイトでブログやサイトを作ると、人に見てもらえているかは気になる筈。
ブログの閲覧状況を表したのがアクセス数。アクセスされた回数がどれだけあったかを示すものです。
多い程、訪問者が多いことが分かる指標になる。アフィリエイト収益とイコールではないけど、気にすべきポイントなのは間違いありません。
ブログやサイトの運営で辛いと言われるのは、作業に孤独感が強いことも関係します。
仕事でも勉強でも、人に見られているという意識は緊張や張り合いを与えます。ブログ運営という仕事を見てくれるのが、訪問して記事を読んだり、コメントしてくれる人達になります。
誰かから反応があることは、やる気やモチベーションに結びつく。読まれないブログを作るのって苦行です。
良くも悪くもレスポンスがあるのは大事なんだって、運営していく中で気づくケースは多い。無視は本当に辛いものです。
ブログのアクセス数を増やすのは、単に収益をアップさせるだけではありません。運営者の自信やモチベーションの維持と関係している。読まれるよう工夫するのはとても大きいポイントです。
アクセス数を見るにはアクセス解析を使えばいい。今は色々なツールが揃っているので、解析も楽になりました。
自分のブログやサイトがどれだけ見られているか。アフィリエイトしていく上でこれも外せない大事な所。
今回はアクセス数について見ていきましょう。アフィリエイトブログの発展はアクセス数に関係している。
目次
アクセス数はアフィリエイトで重要なパラメータ

アクセス数はアフィリエイトで重要なパラメータ。広告のクリックや成約は、まず開設したブログやサイトに訪問してもらう所が前提にあります。
アクセス数を増やしていくのが、アフィリエイトで収入を得る為に必須な要素。副業でも本業でもこれは変わりません。
アクセス数とそれに関連するPV数やUU。これらについて書きますね。
アクセス数=訪問者数
アクセス数とは一般的に「セッション数」と同義です。Googleアナリティクスではアクセス数という項目は見られません。代わりにセッション数と表記があります。
アクセス数=セッション数=訪問者数と考えておけばOK。要は自分のブログに、何人訪問してくれたかを表す数値だということです。
多い程アクセスを集められる、集客性の高いブログやサイトと言える。集客はビジネスで一番難しい所なので、これを乗り越えないと売り上げは上がりません。
訪問者の数を見るパラメータなので何記事見たとか、1記事見るのに留まってくれた時間などは反映しません。
ある記事を1分程サラッと見ただけと、数分かけて読み込んだ場合でも、カウント数は1つ。じっくり見てもらえているかはまた別の観点が必要になります。
PV数とどう違うの?
PV数とは「ページビュー数」。簡単に言えば「何ページ見られたか」という数を指す。
例えば1人のユーザーがサイトに訪れて3記事読んでくれた場合、アクセス数は1でPV数は3となります。
アクセス数は多くないけどPV数は多い。このパターンだと訪問者がじっくり記事を読んでくれていることが分かります。何記事も見てくれているなら、訪問時間も必然的に長くなる。
UU数についても知っておくといいかもしれません。UUとはユニークユーザーのこと。
その時点でサイトに訪問している人の数になります。1人がサイト内で何ページ見ても1UUと数えます。
アクセスしている人が1人なら、UU数も1人。PV数は1以上といったカウントになります。
ブログへの訪問時間はどう見ればいい?
滞在時間は、1つのサイトやブログにおけるセッション(訪問)時間で算出されます。
ページごとに読まれるものとそうでないものがある。人気記事は滞在時間も長くなります。滞在時間が長い程、その記事はじっくり読まれていると考えて構いません。
ページ滞在時間は、あるページの閲覧開始時間から次のページを閲覧開始した時間までの差分で見れる。
例えば、ある記事を閲覧開始した時間が21時ちょうどで、別の記事を見始めた時間が21時10分とする。この場合だとページ滞在時間は21時10分から21時を引いた、10分間になります。
ブログへの訪問時間はこのページ滞在時間の総計と考えていい。この滞在時間をセッション時間と言います。1人の訪問者がブログやサイトに滞在していた全体時間がセッション時間。
ブログのアクセス数を上げる為に必要なこと

ブログのアクセス数を上げる為に必要なこと。大きく3つあります。
「検索での上位表示」「記事やコンテンツの質の強化」「検索以外からのアクセスルート」です。
多くの人は検索で色んな情報を拾っている。あなたのブログに訪問してもらうには、検索の上位に持ってくるのが重要になります。
検索以外からのルートもあると、そこからのアクセスが見込める。ブログのアクセス数はこうやって増やせばいい。
それについてまとめたのが、下記の無いようになります。
検索で上位表示される
一番はこれです。ユーザーが検索した際に、自分のブログや記事が上位に表示されることは大前提になる。
忙しい人が検索で下のサイトまで確認することはありません。人は元来面倒臭がりな生物。検索順位が下のブログを探そうとするケースは考えにくい。
検索上位になるには、Goggleなどの検索エンジンに評価されること。つまり、SEO対策が必要です。
無料ブログやサイトは、運営会社がサービスとして利用者に貸し出している形になる。FC2ブログならFC2という大きなコンテンツの一部と見なされ、検索エンジンからは独立したコンテンツとは見なされない。
有料でもワードプレスなどを使う理由はこれが大きいです。どんなに優れた内容が入ったブログでも、検索エンジンからは差別化要素無しと見なされて上位表示されません。
上位表示を目指すには、有料で独自ドメインやサーバーを契約し、ワードプレスを使ってブログやサイトを作ることが必須。最近は無料ブログは上位表示されない傾向が強まっています。
記事のタイトルも工夫が要る。タイトルは検索ページで直接ユーザーが目にする部分。検索エンジンもこれを見て検索における表示順位を決めています。
自分が作っているサイトやブログのジャンル。これに沿ったキーワードをタイトルに盛り込むことが必須です。釣りのブログにバットなどの無関係なワードが入るのは、ユーザーにとって探しにくくなる。
記事のURLも重要です。ワードプレスには記事やページのURLを決定する「パーマリンク」という項目がある。この中に「URLスラッグ」というものがあり、実際に表示されるURLを決定する所になる。
例えばタイトルに使うキーワードで「ブログ」を入れたとします。そこでURLにも「ブログ」や「blog」といったワードを盛り込むと、検索エンジンが記事やページを探しやすくなる。
検索エンジンは記事のタイトルとURLである程度、そのページの評価を決定しています。中身も見ますが、やはり探しやすいものをユーザーに有益と見て評価している感はあります。
まとめるとこうです。
- 有料の独自ドメインとサーバーを使った、有料ブログ(ワードプレス)で作る
- 記事タイトルにジャンルと関連性が高いキーワードを入れる
- 記事やページのURLをキーワードと関係させる
記事やコンテンツの中身を濃くする
見た目だけ良くてもユーザーは読んでくれない。読まれないと商品紹介はできないので、物やサービスは売れません。
検索エンジンはペラサイトやコピーサイトなど、独自性や内容の薄いページや記事が多いサイトやブログの評価を下げる方向に進んでいる。記事やコンテンツの質が検索に影響するように変わってきています。
字数が多い程内容が濃くなる訳ではないけど、内容を濃くするならある程度は字数が多くなる傾向はあります。それなりに文章を書かないと、検索エンジンは中身が薄いと見なす可能性が高い。
ユーザーが読みたいのは書き手の考えや思い。商品について語る言葉を聞きたい。
使用感や経験があれば、これから購入しようとする人に安心感を与えたり、決定を促す効果が高まる。
考えや比較を見ることで書き手に対する信用が生まれ、他の商品を紹介しても買ってくれる可能性が出て来ます。
写真や画像データがあればより見やすくなる。商品の写真があれば実物を知れるので、購入後にクレームが出ることも減ります。字と写真を組み合わせ、ユーザーに分かりやすく有益な記事が仕上がってくる。
体験や考えは記事に独自性も与えます。その人しか知らないとか分からないものって価値が高い。それがあるとユーザーも検索エンジンも評価を高めてくれる。
記事やコンテンツを作り込む。これも記事タイトルやURLと並ぶ重要なポイントです。
検索以外からのアクセスを作る
記事やサイトへのアクセスルートを増やすのも効果的。今はスマフォが普及し、どこでもYoutubeや音楽を楽しめる時代になりました。
SNSもアプリで触れるので、スマフォで随時SNSをする人も多い。これを活用してアクセスを増やします。
流れはSNS→ブログやサイトの記事というもの。検索と併用して出来るし無料なのも良い。記事を書いたらSNSに投稿しましょう。
やり方はTwitterならアカウントを取得し、ツイートに記事の簡単な紹介と記事のURLを貼って投稿する形。FacebookやInstagramも大体同じです。
できれば毎日投稿するのがいい。記事を作ったらSNSにも投稿して宣伝する。この流れを構築すると、SNS経由で見に来てくれる人も出て来ます。
ブログに使えるアクセス数の解析ツール

ワードプレスも普及し、それに関するプラグインやツールが充実しているのが今の時代。
ワードプレスでブログを作ると、プラグインで簡単にアクセス解析も出来るようになっています。ツールも公式が容易しているので、プラグインが使えない場合でも無料で手軽にやれます。
ここではワードプレスを使った想定で書いてます。ブログに使えるアクセス数の解析ツールは、これから選べば問題ない。
ワードプレスで一番楽なのは「Slimstat Analytics」
Slimstat Analyticsは、アクセス解析として一通りの機能を備えています。どのサイトからのアクセスか、サイト内でのアクセスユーザーの移動ページなども解析できる。
無料のワードプレスのプラグインで、導入はとても楽です。使うのも苦じゃない。
後述のGoogleアナリティクスほどの高度な分析はできませんが、サイト運営に必要なアクセス解析の項目は網羅しています。具体的にはリアルタイムでのアクセスログや訪問時間などです。
設定もドラッグ&ドロップやON/OFFの切り替えのみ。初心者でも直感的に操作が可能で使いやすい。
外部で新たにページを開く必要がなく、ワードプレス内で完結する為、簡単にアクセス解析をしたい人に向きます。
「Jetpack」もgoogleアナリティクスとの連携は不要
Jetpackは、アクセス解析でほしい基本的な機能が豊富なプラグインです。ワードプレスのレンタルブログを運営しているAutomattic社によって開発されました。無料でダウンロードできる。
一定期間のサイトの表示回数や検索キーワード。表示回数の多い投稿ページや、外部サイトリンクのクリック数などが見られます。
他にもプロテクト機能があり、ホワイトリストに記載以外のIPからのログインをブロックする。
初めてワードプレスのアクセス解析を導入する人に向いているプラグインと言えます。
Googleアナリティクスはアクセス解析で強い
Googleアナリティクスは、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツール。
サイト訪問者の識別やページごとの表示回数の算出。訪問者がどのような行動をしたかなどを見ることができる。より高度な分析も行うことができるので、ブログ運営で大きく役立つツールになります。
アクセス解析を行うことで、どの記事を改善したらいいのかを予測できるようになります。改善した結果を効果測定することも可能です。
上場企業の8割がGoogleアナリティクスを導入しているという調査結果も出ている(DataSign Report 上場企業調査 2018.7)。非常にメジャーなアクセス解析ツールと言えます。
Googleアカウントを作成しないと利用できないので、利用を考えるなら先に作っておきましょう。これと組み合わせて稼働するプラグインもあります。
詳細な分析や他のプラグインとの連携機能を備えるのがGoogleアナリティクス。初心者には少し難しい所もあるけど、慣れてきたらこれを導入するのが良いと思います。
「Googleサーチコンソール」はSEO対策に強い
Googleサーチコンソール(通称サチコ)もアクセス解析で優秀なツール。Googleが提供しているSEO対策に有用なアクセス解析ツールで、無料で利用できる。
キーワード検索の頻度やクリック率、記事掲載順位の評価を見れるのがこれ。
自分のサイトやブログが、正しく検索エンジンにインデックス(索引)されているか。どのページがクリックされ、どのような検索キーワードで流入しているのか。
このように、SEO対策に特化した機能を持つのがGoogleサーチコンソールです。
アフィリエイトでアクセス数を増やすポイント

アフィリエイトでアクセス数を増やすポイントは、ツール頼みではなくて基本的な設定や構成にあります。
ユーザーが見やすくて探しやすい。有益な情報や影響を発信している。これを主眼に置いた記事構成や中身に仕上げていくのが、アクセス数アップに効果をもたらす。
そのポイントについてまとめたのがこちらです。アフィリエイトで役立つことだと思います。
キーワード選定と見出し階層の統一
SEOに使えるキーワードの選定を行うのが、記事を書く最初の一歩です。記事の見出しにサジェストキーワードを入れると検索に引っ掛かりやすくなります。
サジェストキーワードとは検索窓にキーワードを入力した際、Googleが提案してくれる補助的なキーワードを指す。
サジェストキーワードを簡単に抽出してくれるツールに、ラッコキーワードがある。無料で便利なので私も使っています。左上の「○○のサジェストとそのサジェスト」と出て来るので、そこから記事タイトルを作れます。
ブログ記事の構成を決める、見出し階層も意識して統一感を作る方がいい。
ワードプレスでブログを書く場合、H2, H3が見出しと考えて構いません。H2が大見出しで、H3が小見出しになる。構成として、大見出しの下に小見出しが複数ある形が良いです。
記事の上部に目次が設置されていると、ユーザーに親切な印象を与えます。訪問者が読みたい場所や、書き手が伝えたいことのある所に瞬時に飛べるのは印象が良い。
目次はワードプレスのプラグイン「Table of contents」を使えばすぐに作れる。Easy版とPlus版がありますが、Easyでも十分な目次が作成できます。Plusを導入しなくても大丈夫。
当ブログも1つ目の見出し「アクセス数はアフィリエイトで重要なパラメータ」の前に、目次を設定していることはすぐに分かるかと思います。
まとめるとこうなります。
- キーワードはGoogleのサジェストキーワードを利用する
- 記事タイトルに(サジェスト)キーワードを入れ、検索でヒットするよう作る
- 見出し階層を統一する。目次を入れて記事内を見やすくする
ブログやサイトの回遊率を上げる
ユーザーが自分のブログに長く留まってくれないと、覗いただけで閲覧されないといった問題が起きます。
ユーザーの滞在率は、ブログ内を見て回る回遊率とも見れる。回遊率とは1訪問あたりのページビュー数のことです。
回遊率が高い程、あなたのブログやサイトは読まれていると考えていい。アクセス数だけでは単純に見れない所です。PV数がこの回遊率と強く関係しています。
回遊率アップに役立つのは内部リンク。内部リンクは自分が作った記事やコンテンツに、関連する記事やページのリンクを貼ることで作れます。
リアルで言うなら部屋ごとに区切られている所に、抜け穴を作って移動しやすくしたイメージ。建築的にやっちゃ不味いのが現実ですが、ネット上なら逆に親切な設計として評価されます。
現在のSEO的に、記事単体で上位表示するのは難しい状況。関連性の高いコンテンツを作成し、互いに内部リンクを貼ることで、ブログ全体の上位表示を狙うのが主流になってきています。
ある資格について記事を書くとします。その資格の概要や受験期間・勉強時間といった情報を記事にまとめる。
この時に詰められなかった「受験者の合格体験記」や「勉強・受験時の感想」。「どこで求められる資格か」などについては別の記事で書く。関連性があるので、これを関連記事や関連コンテンツと呼びます。
この関連コンテンツのURLを、特に読んでもらいたい記事にリンクとして貼る。こうすると訪問者がその記事を読むついでに、リンクを貼った記事も読んでくれる可能性が高まります。
記事を色々読んでくれるなら、PV数も上がるのはイメージが湧く。PV数の増加は回遊率のアップと見てOK。
まとめるならこうなります。
- 特に読んでほしい記事の作成。その記事に関連する記事やコンテンツも別に作る
- 記事内に内部リンクとして、関連コンテンツを貼る
この他にも過去記事のリライトやタイトルクリック率の意識など、アクセス数を増やすポイントがあります。それらについては別記事で触れることとします。
本記事もお読み頂きましてありがとうございます。それでは!