アフィリエイトに広告は必須。広告を貼るから収入が発生します。無いとアフィリエイトビジネスは成立しません。
アフィリエイトが生まれたのはアメリカが最初でした。1994年とも1996年とも言われている。
日本には1999年に入ってきました。以降、紆余曲折はあれど発展し続けてきたのがアフィリエイト業界。
なぜアフィリエイトは生まれたのでしょう? そして広がっていったのはなぜ?
インターネットで広告を打とうと考えたのは、企業(広告主)側なのは間違いありません。
では、アフィリエイトという形に持ってきた理由は何なのか?
手数料を個人に払ってでも、広告をインターネットで宣伝しようとするのは、広告主に強いメリットが無いと成立しません。メリットが無いならこの形式にする意味は無い。
つまり、手数料を補って余りあるメリットが広告主にあると断定できます。
では個人や小集団にもメリットはあるのか? これもはっきりあると断言できます。
分かりやすいのは広告収入を得る機会が生まれたことです。しかし、それだけでは無いメリットをアフィリエイト広告はもたらしたと考えられる。
広告主側のメリットと個人側のメリット。どちらも存在しているし、潰し合うものでは無かった。
だから、アフィリエイトというスタイルが生まれて定着したのだと思います。
インターネットの性質がアフィリエイトと大きく関係しているのは確実。インターネットの存在が先にあり、アフィリエイトの登場が成ったと見るのが因果関係としてしっくり来る。
アフィリエイトを通じて得る広告主側のメリットとは何か? 個人がアフィリエイト広告を扱うことで得るメリットって何だろう?
これをはっきりさせてみようと思います。デメリットも同じく掘っていきますね。
アフィリエイト広告がもたらした変化

アフィリエイト広告がもたらした変化。まずここから考えるのが始まりとなるでしょう。
アフィリエイト広告が出たからこそ、個人でもアフィリエイトが出来るようになった。
これだけだとなんてことないけど、よくよく考えるとすごい変化が起きたと見れます。革命的と言っても過言ではないでしょう。
広告の進化がもたらした変化。これを見ていきましょう。
インターネット上に広告を出せる
当たり前といえばそうですが、インターネットに広告を作って掲載出来るようになったのは大きな変化です。
それまで広告を出せるのは、新聞や雑誌などの紙媒体かテレビのCMといった場所に限られていた。
昔はどの家庭も新聞を取っていたし、テレビも普及してからはCMを毎日目にするようになった。
インターネットが登場し、スマフォが普及するとこれがガラリと変化します。
ネットを介し、昼夜問わず広告にアクセス出来るようになりました。反面、新聞を取る世帯は減少し、テレビも見ない層が増えている。
インターネットの登場は皆が見るメディアの変化を生んでいる。全体的にテレビや新聞からネットに移行する傾向を作りだしました。広告を出して効果がある場所も、それに合わせて変化していった。
CMを1本を打つのに、広告主(企業)は高いお金を払わないとならないのがこれまでの常識でした。
それが崩れ、大企業じゃなくても広告を出せる環境がインターネットによって生まれてきたと言えます。
これもすごい変化だと思う。限られた企業や媒体でしか出せなかった広告。これが誰でも出しやすくなったのは革命的と見れます。個人でも自分のサービスを広告として宣伝出来る。これは今まではなかったことです。
インターネットに出せる広告の登場。アフィリエイト広告はインターネット広告と言い換えられる。
アフィリエイト広告は、広告を打つハードル(媒体の種類や金銭的な部分)を大きく下げ、誰もが宣伝出来る環境を作ったと見て間違いありません。
個人でも広告を扱える
アフィリエイターやユーチューバーの登場もこれに合わせての部分が大きい。
広告が特別な誰かだけのものから、誰もが出せて誰もが掲載出来る存在に変わったのも大きな変化です。
CMを載せられるのはテレビメディアだけ。これは今も変わらない。インターネットの登場前、動画広告はCMだけと言える。Youtubeが出て来るとガラリと変わって来ます。
動画再生前や再生中に動画広告を挟む。インターネット上におけるCMみたいな使い方が出て来ました。これはかなり大きい。CMが日本だけじゃなく、世界中に打てるようになったのと同じだからです。
日本のテレビはCMを日本人だけのものとして作って流す。Youtubeは世界で2番目にアクセスされる動画サイトであり、ここに集まる人は世界中の人になる。
英語圏向けに英訳した広告を作れば、アメリカやイギリス人にも宣伝出来ます。逆に海外企業の広告を見ることも出来る。日本人が家に居ながら海外の広告をクリックすることも可能になりました。
また、ブログやサイトを小集団や個人が運営出来るように変わったのも見逃せません。
これにアフィリエイト広告を掲載し、広告収入を得られるようになったのも大きな変化。
ブログアフィリエイトやYoutubeアフィリエイトが可能になったのは、インターネット広告が登場したことと深い関係があります。個人がアフィリエイト広告を出せるし、掲載することも可能な時代が来た。
本当に広告が身近で手を出しやすい存在に変わった。そんな革命的と言える変化をもたらしたのが、インターネットとアフィリエイト広告だと思う。
広告主(会社)から見るメリットとデメリット

広告主から見てメリットがあるからこそ、アフィリエイトは出現したと考えて間違いありません。
宣伝効果がこれまでとどう違うのか? 宣伝費用的にどう変わったのか?
この辺りが広告主のメリットと関わってくるでしょう。メリット>デメリットじゃないとアフィリエイト広告は作らなかったと思います。
広告主から見てどうなのか。デメリットも含めて書いていきますね。
メリット
広告主から見るアフィリエイトの広告のメリットを3つ、ここに挙げています。
ローリスク・ハイリターンな費用対効果
広告主にとってのメリットの1つは費用対効果が高いこと。
例えば新聞やテレビといった媒体を使って大々的に広告を打ったとしても、かけたコストに見合うだけの利益が得られるかは分かりません。回収できないこともある。
アフィリエイト広告は成果分だけ報酬が発生する仕組みなので、かかる費用に無駄が少ないのは強み。
また、最初に成果に対する報酬金額を決めている為、想定外の費用がかかるということもありません。
宣伝にかかる費用の大枠を把握しておけるという点も、広告主に安心感をもたらす。これもメリットと考えられます。
Webマーケティングに関する労力をアフィリエイターに任せられる
広告主がWebマーケティングや宣伝に必要な労力をカット出来る点も長所になる。
わざわざ色々な媒体に広告を依頼しなくても、自分のブログやサイトに広告を貼るアフィリエイターが増えれば、自然と広告の数も増えて宣伝効果が上がっていきます。
例え、広告を出す所が1つでも、そこから無数のアフィリエイターが見つけて広告を紹介するようになる。そうなれば広告を大量にかつ様々な場所で宣伝するのと同じ効果を生みます。
但し、アフィリエイターが紹介したいと思うような魅力的な商品・サービスづくりに力を入れる必要はある。売れそうでかつ自分の利益になる商品を紹介したいのは、アフィリエイターの思考だからです。
アフィリエイターは様々なWebマーケティングの手法を用い、広告がユーザーの目につきやすいように工夫する。そうしないと利益が生まれないからです。
広告主はこれを活用出来るのがメリット。大きな労力を使わずに、幅広いマーケティングが展開出来る。
アフィリエイト広告におけるアフィリエイター数に上限はありません。
広告を掲載してくれるアフィリエイターが増える程、それだけ多くのブログや動画で幅広く宣伝してもらえます。無限のマーケティング効果があると言えるのはアフィリエイト広告の魅力ですね。
初期投資が安く済む
アフィリエイトの広告出稿を受け付け、管理しているのはASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)。ここに広告主は自社の広告を出し、アフィリエイターに宣伝してもらうよう図らってもらえる。
ASPを利用するには初期設定費用や月額費用が必要になる。ですが、初期費用が不要のASPも中には存在します。
ザっと見た所、バリューコマースは初期費用がかからないようです(ライトプランの場合)。もしもアフィリエイトは初期費用に加え、月額費用も無料な模様。
以下にアフィリエイト初心者も使えるASPを載せました。広告主から見るとまた違った側面があると感じます。
ASP | 得意ジャンル | 料金 |
A8.net | 得意不得意はあまりない。 全ジャンルで効果が期待できる | 初期費用5万円+月額費用3.3~4万円 +成果報酬+手数料30% |
バリューコマース | 旅行・ショッピングモールが強い | ライトプラン 初期費用0円+月額費用3.5万円 +成果報酬+手数料35% ベーシックプラン 初期費用5万円+月額費用5万円 +成果報酬+手数料31.5% |
もしもアフィリエイト | 個人ブロガー・個人メディア とマッチする商材 | 初期費用0円+固定費不要 成果報酬+手数料30% |
アフィb | 美容・脱毛、健康食品など女性向け | 初期費用5万円+月額費用4万円 +成果報酬+手数料30% |
アクセストレード | 金融・保険が強いASP | 初期費用5万円+月額費用4万円 +成果報酬+手数料30% |
テレビCMのようなマス広告に出稿するには、なんと数十万円単位の費用がかかる。それを考えると、初期費用を低く抑えられることは強いメリットと見ていいでしょう。
デメリット
メリットもあればデメリットもある。広告主から見てのデメリットはこんな感じです。
媒体への掲載は確約されない点
アフィリエイターはASPに載っている広告の中から、自分のブログやサイトで紹介するサービス・商品を選択します。選ばれない広告は掲載されないので、商品開発はきっちり行わないといけません。
報酬が少ない・成果達成のハードルが高いといった印象だと選ばれにくくなる。成果報酬を上げると利幅が小さくなるなどのジレンマがあり、このバランス調整が難しい所です。
バランスを取りつつ、アフィリエイターにも魅力的な条件を設定することが重要となる。
固定費が発生する。申請に対する承認・不承認の手間がかかる
アフィリエイト広告は初期費用は少なく抑えられることが特徴。しかし、ASPの継続利用には月額利用料を支払う必要があります。
例えアフィリエイターに選ばれないとか、成約に繋がらないといった場合でも支払わなければならない。報酬の条件設定や商品開発を真面目にしておく必要性はここにも通じます。
また、広告を掲載するアフィリエイターのブログやサイトの審査も手間になる。面倒なら自動申請でもいいけど、効果的な宣伝を打ちたいなら優良なアフィリエイターに頼むのが有利に働く。
その為、無数に来る申請のチェックを必要な手間として受け入れることも考えれます。これもデメリットと言えるでしょう。
悪質なアフィリエイターの存在
アフィリエイトではどんなジャンルや文章で広告を掲載するかは、アフィリエイターに委ねられている。
アフィリエイターが商品やサービスのアピールを誇大化する。薬機法・著作権の違反や不適切なコンテンツに混ぜて発信するといった、悪質行為をする可能性も考えられるのは怖い所。
自社のブランドが傷つくだけでなく、広告主側が責任を取らなければならない場合もある為、注意が必要です。
幸いなことに監視システムが生まれてきており、以前のような悪質な宣伝は難しくなっている。
対策をきちんと行ってくれるASPを選ぶなどの自衛をすれば、防ぎやすくなっています。
個人から見るメリットとデメリット

個人から見るメリットは想像しやすい。私たちがアフィリエイトで広告収入を得られることがその証明ですね。
では他のメリットは何でしょうか? デメリットもあるのかな?
メリットばかりじゃないのはあると思う。デメリットも考えて意義が増すことは実に多いです。
アフィリエイト広告がもたらした個人への影響。それを考えたのが以下の内容になります。
メリット
個人が受けたであろうアフィリエイト広告のメリット。それを3つ挙げてみました。
個人でも広告収入が得られる
広告を自分のブログやサイトに貼る。これ自体が大きな変化と言えます。
言わば、マス(大きな)メディアに対する、パーソナル(個人や特定の人)メディアが生まれたということ。
それまでマスメディアであるテレビや新聞しか、広告収入を得ることは出来なかった。これが個人のメディアでも可能になったというのは、個人でも広告収入で生活出来る可能性をもたらしたと言えます。
昼は会社で働き、夜や休日は家でネットを介して働く。こういったライフスタイルも可能になり、副業や主業といった位置付けで自由に取り組めるのはすごいことだと思います。
生活の幅が広がった。個人で得られる広告収入は単に収入アップだけをもたらすに留まらないでしょう。
自分の専門分野で広告宣伝が可能になった
人には好きなものや得意なことがある。食べ歩きが好きな人が、それをネタにブログやサイトを作ることが可能になりました。
食べ歩きが趣味な人が、地元や県内のおすすめの店を紹介する。和食やイタリアンの店、屋台や隠れた名店などなど。自分が好きなことをお金に換えられるなら、趣味と実益を兼ねた副業が成立します。
店が広告を出しているなら、その紹介料を得ることが可能になります。店の側も宣伝してもらえるので、条件次第では積極的に広告を打つことも考えてくれる。
自分の強みがお金になり得る。個人の才能や可能性が社会に反映されるようになっているのは、お金と並んで大きな変化と見れる。これも個人が受けた明確なメリットでしょう。
初期費用と維持費が安い。安くビジネスを始められるようになった
特にアフィリエイトで顕著なメリット。ネットビジネスはリアルビジネスより、初期投資や運営費が安く済むという強みがあります。
自分で店を持ったり、商品を開発する。これは大きな設備投資が必要になる。一般的に、開業資金は300万円以上は必要と言われています。これをポンと個人で出すのはかなり難しい。
お金をかけても成功するかは確約されないので、リアルの起業は大きなリスクを孕んでいる。
その点、アフィリエイトは独自ドメインとサーバーの契約(+電気代)位しか、初期投資はかかりません。商品も広告主が作ったものを紹介すればいいので、開発費も不要です。
リアルビジネスの辛い所は初期投資もそうだけど、運営費も大きくかかる点にあります。最初は上手くいっても数年以内に廃業するケースが多いのは、運転資金が枯渇するのが大きな要因。
個人でも安く始められ、運転資金も小さくて済む。アフィリエイト広告で広告収入を得る。このビジネスモデルがもたらした最大のメリットがここにあるでしょう。
デメリット
物事は良い面だけではないのが難しい所。悪い面も3つ思いついたのでここに書きます。
個人間や企業との競争が始まった
アフィリエイトが登場した当初は、まだ宣伝に効果が高い広告の種類や記事の作り方は確立されていなかった。つまり、この時代ならブログを立ち上げて広告を貼るだけでも収益化が出来たことになる。
今はそうはいきません。アフィリエイトも普及し、取り組む人が大幅に増えました。
個人だけでなく企業も参戦して来るようになり、個人間や企業との競争が強くなっていると見れます。
無料ブログでアフィリエイト広告を貼って収入を得る。こういったやり方が通じたのも今は昔。近年は検索エンジンのアップデートで、無料ブログや個人サイトの評価を下げる方向性に進んでいます。
ライバルに勝って上位表示されるブログやサイトを作る。これが求められるようになったのが現在。昔と比べて難しくなった部分があり、個人も学習を続ける必要性が強まっています。
良くも悪くも仕事の個人化が進んだと見なせるかもしれません。昔はオフィスでないと出来なかったことが、個人が家でも可能になった。この変化について来れない人には辛い時代となっていくと考えられる。
仕事の個人化がもたらす弊害
誰もがネット環境を持ち、パソコンとスマフォを持つ時代になりました。今は新型コロナの影響で巣籠りスタイルに変わってきている。家でパソコンをいじって仕事する人はグッと増えてきたと思います。
家に籠るとストレスが溜まるという人は意外と多いです。会社に出て社員と会うのが好きな人には辛いものがある。リアルでの繋がりも制限される為、人との関わりが乏しくなる傾向が見られるでしょう。
また、人と向き合って仕事するメリットは結構ある。人の仕草や言葉に出さないものを汲み取る能力は、リアルで会うからこそ磨かれる部分。会社組織で仕事をするなら、この能力は重宝する場面が多いです。
家で完結する形態だとこれは磨かれない。相手のことを考える能力とも結びつくものなので、長期になると社会的に不適合な人に変わってしまう恐れもあります。
良いことばかりではなく、悪い所もある。仕事が個人化していくのはそういうことだと思います。
Webマーケティングスキルを学ぶ必要性が生まれた
広告主がアフィリエイターに期待するのは、自社の製品を安い広告費で大々的に宣伝してくれること。アフィリエイターは自分のブログやサイトを開設し、広告主の宣伝を手伝う形になります。
適当に広告を貼るだけでは、クリックや成約に行き着かないのが今の時代。アフィリエイターは検索の上位表示と併せ、記事内の広告配置や記事内容を考える必要が強くなっています。
アフィリエイターが自分の強みや専門となるジャンルを選び、そこで記事を書いていく。最初はドメインパワーも弱いので、中々検索で上位表示されません。最初が辛いのがアフィリエイトの大変な所。
ASPはブログを持っているのを前提条件としている場合も多いので、その審査に通ることが前段階としてあります。企業の広告を貼るのにも審査がある。承認されないと広告を貼ることが出来ません。
その為、個人でも企業でもWebマーケティングスキルを身に着けていくことが必要となった。
マーケティングとはお客さんが求める商品やサービスを作成したり、選ぶ。需要を見つけ出して戦略を立てる。その情報を届ける一連の流れを指す。これを実現する能力がマーケティングスキルです。
Webサイトやブログでこれをやるのに必要なのがWebマーケティングスキル。ネット上でお客さんとなり得るユーザーを呼び込み、商品広告のクリックや成約に繋げる為の能力と考えていいでしょう。
これを身に着けていくことが必須となった。アフィリエイト広告の登場がもたらしたデメリットはこれも含むと思います。
アフィリエイト広告は全体的にメリットが大きい

メリットもデメリットもあるのがアフィリエイト広告。
しかし、総合的に見るとアフィリエイト広告が与えた影響はメリットが大きいと考えられます。
今まで分からなかった可能性や未知の分野。これが誰でも明らかに出来るようになったのは大きな進歩だと思う。
昔なら会社や大集団でないと出来なかったこと。これを個人でもやれるようになったのは枚挙に暇がありません。そんなアフィリエイトの可能性を後押ししたのが、アフィリエイト広告だと思う。
もう少し詳しく見ていきます。今までとこれからの変化に強く関わって来ると思う。
これまで埋もれていた分野と才能の開拓効果
弊害もあるけど、全体的にメリットが勝るのがアフィリエイト広告の登場だと思います。
その理由は「これまで日の目を見なかった才能や分野。これを掘り起こせる機会が大幅に増えたから」
分かりやすい例と言えば、オタク文化が該当するでしょうか。登場時はメタくそに叩かれた経緯がある。
今から見ると本当におかしくて酷いと思うけど、当時はオタク文化への理解は無くて、マスコミが半ば犯罪者のようにこき下ろしていた。アニメ好きを公言するとハブられることも普通にあった。
たまたまオタク文化が好きな人が重犯罪を犯したのも、これに拍車をかけていました。悪いのはその人なのに、オタク文化そのものが犯罪の温床と言わんばかり言い草。ツッコミどころしかない話に思える。
アニメや漫画が好きだから犯罪を犯す。これって何の因果関係があるのでしょう? 目つきの悪い人は皆ヤクザになるとか、ギャンブラーはアウトローだと言うのと変わらない暴論ではないでしょうか。
今は理解が進み、日本でも漫画やアニメを好むことは公言してOKな時代となった。日本文化の1つとして海外に発信され、世界中で好む人も増え続けている。それ程、可能性に満ちた文化だと認められていきました。
マスコミの功罪はここでは置いておきます。重要なのは、以前は理解が足りなくて叩かれたり、逆に持ち上げられたもの。これの評価が理解の進行と共に変わっていったという点です。
ドラマやバラエティはアニメより高尚? 何の根拠がある話なのか?
でもこんなことが、当時は当たり前のように飛び交っていた。今は完全にアニメや漫画が日本のドラマより、売上を計上するまでになっています。
こういった、今まで埋もれていた才能や分野。これの開拓が進んできているのが今だと思う。アフィリエイトの登場はこれを大いに後押ししていると感じます。アフィリエイト広告はこれと連動していると言える。
マイナージャンルと呼ばれる分野でブログを書いている人もいる。物販で貼れる広告は無いかもしれないけど、Googleアドセンスの広告を貼って収益化しているケースもあります。
そういった活動が新たなジャンルを開拓していく。いつかマイナーだったものが知名度を獲得する日も来るかもしれない。特定個人の強みが、別の可能性を作りだすきっかけを生むことも考えられます。
アフィリエイト広告がもたらす未来。それはこんなものがあるように思えます。
個の時代にマッチしている?
21世紀は個の時代と呼ばれる。良くも悪くも個人がそれぞれ、目立つように変化していると言えるでしょう。
SNSで自分の活動を報告したり、Youtubeに撮影した動画や編集した作品を投稿することも可能になりました。個人をフォローしたり、ファンを得ることの垣根も薄れてきています。
ある意味、1人1人がそれぞれ何かのプロや専門家であり、アイドルやアーティストになって来たのかもしれません。誰かを推してアイドルに見立てる。それが個の時代の特色なのかも。
昼は普通のサラリーマン、夜はリスナーを多数抱えるラジオの主催者。平日は主婦だけど、休日になるとリポーターとして活躍してファンもたくさんいる。こんなことも可能になった。
となると必要なのは確固たる自分。自分をはっきり出せる人が信用や幸せを得られる時代になった。自分を確立するにはアウトプットの積み重ねが必要になります。
アイドルは歌や踊り、ルックスを発信する。アーティストは創作活動をし、作品を発表します。専門家ならデータや論拠を揃え、ロジカルに面白く語るのも発信となるでしょう。
こういったアウトプットを誰もがやるようになる。アウトプットが特別なものでは無くなる時代となる。
何かを発信するならブログやサイトも候補になります。それを自分の表現の場としていくのも面白いと思う。
その活動費として、アフィリエイト広告による広告収入を得る。アクセスが集まってくれば収益も上がります。これを副業としたり、別の仕事の為のステップとしてもいい。
こういった、個の時代への変化にマッチングさせる後押しをするもの。アフィリエイト広告はそのポジションを獲得しつつあるように感じます。
本記事もお読み頂きましてありがとうございます。それではまた!