アフィリエイト

アフィリエイトの記事が書けない。なぜ?その理由を考えてみた。

アフィリエイトをブログでやる際、よく見る悩みが記事が書けないことです。

書くことを仕事にしているなら、ブログやサイト運営はハードルが低くなる。書いた文章が読み手に発信され、それを商品の購入や成約に繋げるのがブログアフィリエイト。読んでもらえる文章や記事の作り方は、それまでの経験で身に付いている。

しかし、世の中全てが文章を扱う仕事にはなっていない。文章作成とは無縁の作業や業種も多い。

そもそも書くのが嫌いという人もいます。嫌いだから、その手の仕事を選ばなかった。

記事が書けないのでは、ブログアフィリエイトは成り立ちません。これはこのままにはできない問題だ。

世のアフィリエイターの中にも、書くのが苦手だったという方はおられます。そこを克服したからアフィリエイトの収益化ができた。

ならば、アフィリエイト記事が書けないという悩みは解決できるのではないだろうか。

文章を初めから上手く書けたという人はほぼいないでしょう。書く経験を積む内に、書き方を理解したから言葉が自然と出てくるようになった。上手い人はそれが早く、苦手な人は遅いだけなのかもしれない。

1万時間の法則と呼ばれる法則があります。意味はそれだけやり込めば、どんな人でも一定以上の水準に到達するというもの。記事を書くのも同じで、やり込めれば上手くなるのでしょう。

でもまず書くということで躓いている。まず書けないからその先に進めない。

こんな悩みをお持ちではないでしょうか。

私も同じです。アフィリエイト記事は、これまで書いたことがほとんどない。記事が書けないという問題に直面していた。

書きたいと思うことはあるのに、それが文章として記事として形にならない。書かないとアフィリエイトができないのに、その一歩で転んでいる。

どうしたらいいのか。そもそも書けるってどんな感じなんだろう?

こんな悩みを何とかしようと思い、その原因を考察してみた。記事を書けないから書ける状態にすれば、次のステップは見えてくる。初心者はまず最初に、書く作業に躓かないようにしたらいいだろう。

この記事は、そんな思いで作っています。

記事が書けないのは甘え?

文章を書くのが苦手という人は意外と多いです。

小中学生の夏休み、読書感想文という宿題がありました。本を読んでその感想を原稿用紙に書く。嫌いだったという人は割といるのでは? 私は嫌いではありませんでしたが、面倒くさいとは感じていました。

ブログやサイトでアフィリエイトするなら、どうしても記事を書くことからは逃れられない。

でも書けないものは書けない。これはなんで? 嫌いだから?

嫌いで苦手というのは確かにあるのかも。でもそれだけではただの感情論です。私は書けないのは甘えではないと考えています。書けないことには理由があると。

もう少し掘り下げて考えてみましょう。そうすれば克服のヒントが出てくるかも。

書けない≒自信がない?

文章を書いていると思うのが、「これって正しいのだろうか。間違ってないよね?」と気になることです。

大学時代、卒論や修論に追われた経験がある方は分かりやすいのでは? 論文なので感情論ではなく、結論やそのソース(根拠となるデータや文献)を、逐一挙げていく必要がある。

自分が主張するその論は、ちゃんと裏付けがあるもの。嘘はなく、論拠を固めて作られたものだ。

要は、その文章は正しい。間違っていないと自信を持って言えるレベルまで、作り込んでいるかが問われる。

ブログ記事には、そこまでソースが求められることはありません。ありませんが、記事は自分の主張でもあります。主張が間違っていると感じると、説得力は弱くなってしまう。

自分が疑いながら文章を書けば、書きづらくなる。裏付けとなるものがあれば文章も出てくるし、説得力は強くなる。裏付けとなるのはソースの他に、自分の経験や感覚があります。未経験なものは書きづらい。

自信は裏付けから生まれると考えれば、裏付けとなる何かをまずは集めるのが、書けないという問題には効いてくる。

書けない≒考えながらやっている?

こうして書いていて思うことはまだあります。それは「考えながら書いていない」ことです(個人の感覚です)。

人は同時並行で物事を思考するのが、生来苦手です。特に男性はその傾向が強いと言われます。

パソコンを思い浮かべてみましょう。パソコンは人間でいえば脳に相当する。パソコンはデータを処理するのがメイン。

処理するデータ量が増えたり、同時並行で別々のデータ処理をさせていると、処理スピードは格段に落ちます(マルチタスク。1つのことだけさせるのはシングルタスクといいます)。

文章を書く作業では、書きたいことを文章として出力する工程がある。書きたいことに加えて思考する工程が入ると、パソコンでマルチタスクをさせるようなもの。脳の処理にブレーキがかかる。だから書く作業に支障が出る。

マルチタスクをなるべくシングルタスクに簡易化し、脳の処理を楽にしてしまう。書く前にまず何を書くかを明確化し、思考する工程を先に済ませておくと、書きやすくなるのではないでしょうか。

書ける≒喋る?

喋るのは皆さんできますよね。喋る時に思い浮かべて頂きたいのが、「喋りながら考えているか否か」です。

おそらく大半の人はこう答えるでしょう。考えていないと(統計を取った訳ではないので、割合は分かりませんが)。

先ほどの話と同じで、脳はマルチタスクが苦手。喋る作業と考える作業は同時には行いにくい。喋る前に、口に出すことは既に決めてから口を動かす。

喋るのは「思考」→「口に出す」という工程を瞬時に行っているから。シングルタスクに近づけるようにできているから。

当たっているかは分からない。でもまるっきり外れてはいないと思います。

書くのは苦手でも喋ることはできる。逆に言えば、喋る言葉を文字に起こせば書けるんじゃないか?

喋るように文章を起こしてみると、記事ができてくるのかも。

アフィリエイトは宣伝。記事に言葉でそれを為す。

書けない悩みは脳の処理と関係がある。前段ではこう主張しました。

科学的(?)に言われているなら、具体的な対処法があると思える。すぐには無理でも、少しずつ解決に近づけられるかもしれない。

アフィリエイトはネットを介し、商品をユーザーに見せる宣伝。ブログやサイトなら記事やページでそれを行う。文章は必須です。言葉を紡ぎ出し、宣伝をやるのが仕事であり課題となる。

書けないを書けるに持っていく。記事に言葉を入れ、命を吹き込む。記事から購入に進んでもらうことで、アフィリエイトはその役割を果たせる。

一筋縄ではいかないと思います。私もまだまだできていないから。

そこを仮にゴールとするなら、どんなことをすればいいのだろうか?

書くこと≒特定のワードを決めて膨らませる

この記事で言えば、「書けない」という言葉を特に掘り下げています。

書けないという言葉から、なぜ書けないのか。嫌いとか甘えという感情論や精神論ではない。書けないのは脳の処理にヒントがあるのでは。喋れるなら、それも書けることに繋げられるんじゃ?

こんな感じで文章を膨らましている。

経験ができてくれば、考えながら書くことは可能になるのかもしれません。仕事でも最初は、たった1つ2つのことをこなすのに一生懸命だった。慣れることで、いくつもの案件を同時に処理できるようになる。

まだそこまでは行き着けていない。ならば、書くという作業の工程をバラして1つ1つやればいけるのでは?

まずはワードを決める(特定のワードの選定)。そのワードを記事に盛り込み、文章を膨らませていく。文章が思い浮かばないなら、その前に書きたいことを考えて決める。

ワード決め→書きたいこと決め→記事作成といった感じで、書く作業を進めていく。

こんな感じなら記事は作りやすくなると思います。

結論や主張を先に決めておく

文理問わず、分かりやすい文章とは何でしょう? 私は「結論や主張が明確」というのが要素としてあると思います。理系の論文や発表は特に、最初に主張をはっきりさせることが求められる。

いわゆる「何が言いたいのか分からない」文章は、書き手も読み手も苦痛に感じやすい。

授業を思い出しましょう。授業は眠かったり退屈という思い出がある。でも大半の人は、授業中に退出せずに最後まで座って参加できていたはず。これはなぜでしょう。

それは何時までとか範囲はどこまでなど、ゴールが明確であったからではないでしょうか。

ゴールが明確なら、例え苦しくても頑張れるのが人間の特性の1つ。スポーツは練習がキツい。キツいけどこなせるのは、ここまでやればOKというゴールが設定されているから。

仕事も長時間かつどこまでやればOKか分からないと、その仕事が好きでも辛くてたまらなくなる。ゴールが設定されれば、そこに向けて素早く効率的にこなそうと動きやすくなる。文章も同じではないか。

法関係でよく目にする文章が、私は苦手です。全部読めば言わんとしていることは掴める。でもそこに辿り着くまでが辛い。何が言いたいのかを掴み辛いので、読もうという気が無くなる。最初に主張が欲しくなる。

結論や首長をまず決める。最初に言っておくようにすれば、グッと記事は書きやすくなるでしょう。

説明ではなく主張する。説明は難しい。

何かを紹介するのによく見るのが、その何かの説明文です。

説明は、その対象について色々と知識を身に付ける必要がある。ある意味、それの勉強がくっついてくる。

頭でっかちと言われるタイプは知識が豊富です。それ自体は素晴らしいと思います。ただ多いのが、蘊蓄語りになりやすくて聞き手を置いてけぼりにしやすいことです。

聞き手は語り手の知識が聞きたいのかもしれません。でも多くの場合、その知識から導き出されるアドバイスや主張が聞きたいのではないでしょうか。

聞き手はちょっとアドバイスが欲しいだけかもしれない。ある程度詳しいから、背中を押してほしいと思って聞きに来ているのかも。あるいは何も知らない初心者が、分かる範囲で教えてほしくて訪問しているというパターンもある。

語り手は説明したくても、聞き手は説明を求めているのではない。こういったズレはあるような気がします。

初心者や経験が浅い人が発信者なら、なおさら説明は難しくなる。説明は知識がどうしても要るから。

その場合は特に、説明ではなく主張を意識して作るようにすればいいのではないかと。

これならやりやすくないですか?

ある物やテーマがあり、それについて自分はこう思う。そしてその理由はこうだから。と繋げていけば、自分が何について伝えたいかが明確になる。主張があってそれがはっきりすれば、文章は作りやすくなるし、読み手も読みやすいものになります。

読んでもらえないなら、アフィリエイトは成果には繋がらない。繋がるまでには道筋が存在している。その道筋を意識し、その道の邪魔になるものをどかして道を作る。

こんなイメージを持つと、記事が書けないという悩みは薄れていくと思います。

それではお読み頂き、ありがとうございました。

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